金利先高感でリスクオンとなるか – トレード準備と独り言


こんにちは。喜平です。

日曜日は今週の相場見通しのため、週足チャート、日足チャート、4時間足チャートを見て流れをつかんでおきます。

<ドル円>
週足:↓ 日足:↑ 4時間足:↑
<ユーロ円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑
<ポンド円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↓
<オーストラリアドル円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↓
<ユーロドル>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:→
となっています。
※5本足移動平均線の傾きが、
上昇:↑ 下降:↓ レンジ(水平に近い):→

ドル円は週足の直近安値付近から反発となり、上昇しています。ユーロ円は上昇トレンドとなっていますが、週足、日足でチャネル上限付近です。ポンド円は4時間足でレンジ上限からの反転が始まっているように見えます。オーストラリアドル円は日足、4時間足で下降トレンドとなっています。週足でも連続陰線でまだ下値余地があるように感じます。ユーロドルは週足、日足で上昇トレンドとなっていますが、4時間足ではややもみ合いになっています。

今週のドル円は、連邦準備制度理事会(FRB)が先週の連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で、金利引き上げを継続しても景気は緩やかな拡大が続き、インフレに関しても上昇の見通しを示したこと、雇用統計が結果が予想よりも良かったこと、長期金利が上昇したこと、日本銀行が国債買い入れオペを増額したことなどにより、上昇が継続する可能性が高いと感じます。チャート的には日足の移動平均線25MAを上抜けられるかどうかに注目したいと思います。

今週のユーロ円は、先週のユーロ圏GDP速報値が予想通りの伸びとなったことによる金融緩和策の早期解除期待、日本銀行が国債買い入れオペを増額したことによる円売りなどにより、上昇が継続する可能性が高いと感じます。チャート的には、週足、日足でチャネル上限付近のため、押し目が発生する可能性は意識しておきたいです。

今週のポンド円は、今週開催の英中銀金融政策委員会(MPC)後の声明発表が注目です。原油高継続、日本銀行の国債買い入れオペ増額を背景に、強気な声明内容だと一段高になるかもしれません。チャート的には4時間足での押しが移動平均線25MAまでに反転できるかに注目したいと思います。

今週のオーストラリアドル円は、先週の売り要因とされる対米ドル相場と欧米の株安の展開に影響されると考えますが、2/6に予定される豪準備銀行理事会の政策金利、声明も注目です。チャート的には週足でまだ下値余地があるように見えます。

今週のユーロドルは、先週のユーロ圏GDP速報値が予想通りの伸びとなったことなどを背景とした金融緩和策の早期解除期待があるものの、米ドルも長期金利が上昇していることもあり、もみ合いとなる可能性があります。チャート的には日足で移動平均線5MAをキープした力強い上昇となっていますが、4時間足ではややもみ合いとなっており、ドルが強含みの様子となった場合、押しが発生する可能性もあると思います。

チャートをしっかり見極めてからエントリーしたいと思います。

今週発表の経済指標、イベントでは、
2/5 24:00 (米)ISM非製造業景況指数(総合) 1月
2/6 12:30 (豪)豪準備銀行 政策金利発表
2/8 21:00 (英)イングランド銀行(BOE)政策金利発表、金融政策委員会(MPC)議事要旨

に注目したいと思います。

その他指標でもポジティブ、ネガティブサプライズがあれば、大きな変動も起こりますので、毎日必ず指標発表、要人の発言予定を確認してから、エントリーするようにしたいと思います。

明日2/5夜は、

17:55 (独)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 1月
18:00 (欧)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 1月
18:30 (英)サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 1月
19:00 (欧)小売売上高 前月比 12月
24:00 (米)ISM非製造業景況指数(総合) 1月

の経済指標発表が予定されています。


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