FOMC声明、イエレン議長発言に大注目 – トレード準備と独り言

こんにちは。喜平です。

日曜日は今週の相場見通しのため、週足チャート、日足チャート、4時間足チャートを見て流れをつかんでおきます。

<ドル円>
週足:→ 日足:↑ 4時間足:↑
<ユーロ円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↑
<ポンド円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
<オーストラリアドル円>
週足:↓ 日足:→ 4時間足:↑
<ユーロドル>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↓
となっています。
※5本足移動平均線の傾きが、
上昇:↑ 下降:↓ レンジ(水平に近い):→

週足ではほぼレンジが継続しています。ドル円は日足レンジ内上昇中ですが、もうすぐ日足天井に到達しそうです。ユーロ円は日足での動きが読みにくい状況で、4時間足でまもなくレンジ上限付近です。ポンド円はレンジ内上限付近でもみ合いから下落です。オーストラリアドル円は日足、4時間足で弱い下降トレンドとなっており、25MAでの戻り売りの可能性があります。ユーロドルは日足でレンジ内下落中ですが、4時間足では200MAでサポートされる様子もあります。

先週のドル円は、トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定して大使館を移転する方針を表明したことから、リスク回避のドル売り、円買いが一時強まりましたが、税制改革法案の年内成立への期待から米長期金利は下げ渋り、ドルを買い戻す動きが広がりました。

今週のドル円は、連邦準備制度理事会(FRB)が今週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げすることは確実視されていますが、FOMC会合後に発表される声明やイエレン議長の発言で、2018年以降の利上げペース鈍化する可能性を示唆するような内容があった場合、ドルが売られる可能性もあるようです。今週のFOMCは大注目です。
引き続き、北朝鮮問題、中東情勢悪化懸念は消えていませんので、急変動に備えたストップ逆指値は入れていきたいと思います。
12/13まではチャートの流れでもう少し上昇、12/14以降はFOMCの声明次第で、もみ合いから下落になる展開も予想されます。

先週のユーロ円は、トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定して大使館を移転する方針を表明したことから、リスク回避のユーロ売り、円買いが一時強まりましたが、アメリカの税制改革法案の年内成立への期待が高まったことの影響で、再び全体的にリスク選好となりユーロが上昇したように感じました。

今週のユーロ円は、イギリスのEU離脱交渉が進んでいりこと、経済指標も比較的良い結果が改善が続いていること、ドイツの政局も安定化する見込みがあることなどから、4時間足レンジ上限でもみ合いとなるか、ブレイクにつながるのか注目したいと思います。

先週のポンド円は、トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定して大使館を移転する方針を表明したことから、リスク回避のポンド売り、円買いが一時強まりましたが、EU離脱交渉で離脱条件をめぐる協議でEUと基本合意したことが好感され、ポンド買い進んだようです。

今週のポンド円は、ここしばらくの懸念事項となっていたEU離脱交渉が進展していることから、ポンド買いが進む可能性があると思います。12/8の直近高値を超えてくると上昇トレンドが発生するかもしれません。

先週のオーストラリアドル円は、豪準備銀行(中央銀行)の声明でインフレ見通しが変更されなかったことから、買いが一時優勢になりましたが、GDPが予想を下回る結果となったことなどにより弱含みの展開となっています。

今週のオーストラリアドル円は、11月雇用統計が注目されますが、チャートでは売りがやや優勢になりそうです。

先週のユーロドルは、ドイツの与党が連立協議開始で合意して、ユーロ買いが一時優勢となりましたが、アメリカの税制改革法案の年内成立への期待が高まったことの影響が強く、ユーロは弱含みとなりました。

今週のユーロドルは、ドルの展開次第と思われます。ユーロもイギリスのEU離脱交渉が進んでいりこと、経済指標も比較的良い結果が改善が続いていること、ドイツの政局も安定化する見込みがあることなどから、比較的落ち着いてきており、ユーロが強く売られる環境ではなくなってきています。4時間足200MAがサポートとして機能するかどうかに注目です。

今週の注目すべき経済指標発表、イベントは12/13 18:30 (英)雇用統計、12/14 04:00 (米)FOMC政策金利発表、04:30 (米)イエレンFRB議長定例記者会見、21:00 (英)英中銀政策金利発表、21:45 (欧)ECB政策金利発表、22:30 (米)小売売上高です。

その他指標でもポジティブ、ネガティブサプライズがあれば、大きな変動も起こりますので、毎日必ず指標発表、要人の発言予定を確認してから、エントリーするようにしたいと思います。

明日12/11の夜は、

重要経済指標の発表、イベント

は予定されていません。


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