ドル円は7ヶ月ぶりの113円台目前 – トレンドですか?レンジですか?


こんにちは。喜平です。

水曜日はトレンドチェックです。この記事では移動平均線の4時間足、1時間足、15分足のチャートが上昇トレンド相場か、下降トレンド相場か、レンジ相場かを分析して、3日間程度のトレードの参考にできればと考えます。

<ドル円>
4時間足:↑ 1時間足:→ 15分足:↑
<ユーロ円>
4時間足:↑ 1時間足:↑ 15分足:↑
<ポンド円>
4時間足:↑ 1時間足:→ 15分足:↓
<豪ドル円>
4時間足:↑ 1時間足:→ 15分足:→
<ユーロドル>
4時間足:→ 1時間足:→ 15分足:↓

となっています。

↑:上昇トレンド相場
↓:下降トレンド相場
→:レンジ相場

長い時間足のチャートも確認すると、短い時間足では見えない流れをつかむことができます。

週明けのドルはもみ合いとなっていましたが、昨日夕刻くらいから、先週のラジオインタビューで経済成長に楽観的な見解を示したパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の議会発言を控えて、上昇となりました。発言では「最近のインフレは心強い」、「経済に対する全体的なリスクは概ねバランスがとれている」などと述べ、ドル円は正月以来7ヶ月ぶりのの113円台目前まで上昇しています。

ユーロ円は先週からの上昇基調が継続しています。ポンド円はカーニー英中銀(BOE)総裁が、潜在的な欧州連合(EU)離脱リスクに言及したことで弱含みとなっています。豪ドル円はもみ合い、ユーロドルはドルの上昇勢いから弱含みとなっています。

米中貿易摩擦への警戒感は続いていますが、追加関税の影響を受けやすいのは、アメリカではなく、中国との見方があるようです。また、7/16に発表された中国の国内総生産(GDP)は前回より0.1%成長が鈍化して、2年ぶり低水準となりました。中国が譲歩する形で、米中協議が再開する可能性はあるのでしょうか。

<今週後半のイベント、経済指標発表情報>

7/18(水)の夜は、

17:30 (英)消費者物価指数(CPI) 前月比 6月
17:30 (英)小売物価指数(RPI) 前月比 6月
17:30 (英)生産者物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI) 前年同月比 6月
18:00 (欧)消費者物価指数(HICP、改定値) 前年同月比
18:00 (欧)建設支出 前月比 5月
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数 前週比
21:30 (米)住宅着工件数 前月比 6月
21:30 (米)建設許可件数 前月比 6月
23:00 (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 発言

7/19(木)の夜は、

17:30 (英)小売売上高指数 前月比 6月
21:30 (米)新規失業保険申請件数 前週分
21:30 (米)フィラデルフィア連銀製造業景気指数 7月
23:00 (欧)消費者信頼感(速報値) 7月
23:00 (米)景気先行指標総合指数 前月比 6月

7/20(金)の夜は、

17:00 (欧)経常収支 5月

が予定されています。

CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報です。

先週の金曜日公表された7/10取引終了後の建て玉枚数および前週比の増減です。
ややマニアックですが、たまに気にしています。

円/ドル
買い 60,563 (+10,573)
売り 100,395 (+11,675)

ユーロ/ドル
買い 179,401 (-9,604)
売り 155,044 (+2,786)

ポンド/ドル
買い 32,043 (-11,732)
売り 72,446 (-110)

豪ドル/ドル
買い 30,112 (-4,949)
売り 71,085 (-3,206)



感情に左右されないメンタルでゾーンの境地へ。

1回のトレードにこだわらず、損切りルールをしっかり守ってトータルで勝つことが大事だと思います。

豊かな悠々自適時間を手に入れて脱普通の会社員を目指します。

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