放物線状5MAは下落期待が大きい – ベストトレード根拠

こんにちは。喜平です。

土曜日は今週のベストトレード根拠として、普通のサラリーマンである喜平が仕事を終えて帰宅後に、FX取引した時のチャート分析方法、エントリーと決済の根拠について公開します。

今週はドル円が113.0円を突破し、113.16円付近まで買われましたが、その後はダウ平均安や米10年債利回りの低下で失速しました。

更には、19日深夜にトランプ米大統領がCNBCとのインタビューで「金利の引き上げに必ずしも同意しない」、「高い金利は米国にとり不利になる」、「強いドルは米国に不利」と発言したことを受けて、急激なリスクオフとなり、112.0円付近まで下げました。

また、20日もトランプ米大統領が「中国や欧州連合(EU)が通貨を人為的に操作している」、「より強いドルは米国の競争力を取り除く」との意見を述べたことなどで、ドルは更に売られ、日銀がらみの報道もあり、111円半ばまで下落しました。

クロス円もリスクオフ相場の影響で大きく下げ、ユーロドルは急上昇となりましたね。

いつもながらトランプ大統領発言の威力には感心しますが、急激な動きが多くなると、私のような短時間のデイトレーダーはエントリーのタイミングが見極めにくくてつらいです。

今週のベストトレード根拠は7/17ポンド円となります。

その日のポンド円はレンジもみ合いとなっており、エントリーの可能性は低いと思っていたのですが、カーニー英中銀総裁が潜在的な欧州連合(EU)離脱リスクについて発言したため、ポンドが急落しました。一旦下げ止まったものの、戻りは弱く、少し横ばいとなりましたので注目していました。


 

赤実線:5MA 黄緑実線:25MA 青実線:100MA ピンク実線:200MA
赤破線:15分足5MA 黄緑破線:15分足25MA 青破線:15分足100MA ピンク破線:15分足200MA
黄色破線:ボリンジャーバンド25MA
(上がσ+2.0 下がσ-2.0)
日本時間バー:HTさんが無償提供するインジケーター「HT_Grid」

そんな中、ポンド円5分足チャートにおいて、21:15頃から、移動平均線5MAが下がり始め、放物線状の5MAの下側に、ローソク足が張り付く形となりました。
このように徐々に勾配がきつくなる5MAに沿うと、その後、急落する可能性が高いので、チャートをガン見してしまいます。21:30頃、安値更新となりましたが、若干の戻りが感じられましたので、少しだけ待ち、21:35頃、売りエントリーしてみました。(チャート内○の部分)

エントリー後は、きれいな放物線状の5MAに沿って、さらに下げ勾配となり、期待通り大きく下げてくれました。

そして、21:55頃、強めの陰線が2本続いた後、反発の陽線が直前の陰線の半分まで来たところで、決済としました。(チャート内□の部分)

損切りルールに引っかかった時は迷うことなく決済してください。常に勝つことではなく、ルールを守ってトータルで勝つことが大事だと思います。

自分で決めたルールをしっかり守ってトレードし、悠々自適時間が持てる会社員を目指します。

トレンドとは?レンジとは?
– 違いを理解して勝率アップ

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