こんにちは。喜平です。
土曜日は今週のベストトレード根拠として、普通のサラリーマンである喜平が仕事を終えて帰宅後に、FX取引した時のチャート分析方法、エントリーと決済の根拠について公開します。
今週の週足はドル円、ユーロ円が陽線、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルが陰線でした。
ドル円は、4時間足レンジ内の動きながら上昇基調となり、特にECBドラギ総裁会見後は、リスクオンで力強い上昇となりました。注目された四半期GDPでは前期よりは鈍化したものの予想を上回ったことで、大きな動きにはなりませんでした。
ユーロ円は、ECB政策金利発表で下げたものの、ドラギ総裁会見では「利下げの規模や資産買い入れについて議論しなかった」などと発言したことで、売り込んできたポジションのショートカバーで大幅反発となったようです。
ポンド円は、一時的に英債利回り上昇などを背景に上昇する場面も見られましたが、金曜日は弱含み、週足でみるとで、始値、終値がほとんど差が無い、ほぼ十字線でした。
豪ドル円は、もみ合い下降となり、日足で意識されるレンジの下限付近まで下落しています。
ユーロドルは、日足レンジ内の下降基調でした。ECB発表での乱高下は発生したものの、何事も無かったのごとく収束したのがちょっとおもしろかったです。
ファンダメンタル面では、ECBドラギ総裁の会見などが気になるニュースでした。
今週のベストトレード根拠は7/25ドル円で、もみ合いレンジ状況からECBドラギ総裁の会見後に、15分足、5分足の200MAを上抜けてきたことを確認して、買いエントリーするトレードとなります。
ECBイベントに関しては、ユーロ円、ユーロドルの方を気にして見ていたのですが、激しい動きで入るタイミングがなさそうでした。何気にドル円を見ると、移動平均線25MA、75MA、200MAが絡み合うレンジからローソク足が上抜けてきていることをがわかり、注目していました。
赤実線:5MA 黄緑実線:25EMA 青実線:75MA
ピンク実線:200MA 今回からPNG画像にしてみました
サインツール:直近高値&安値更新インジケーター
MT4サインツールのサンプルプログラム参照
そんな中、ドル円5分足チャートにおいて、一旦レンジを上限を上抜けたローソク足が陰線となり、その陰線と次の足の下ヒゲがどちらも、レンジ上限付近で止められたことを確認し、22:15頃、その次の陽線で5MAから上に伸び始めたタイミングで、買いエントリーしました。(チャート内、○の部分)
損切りはもみ合いレンジ上限の少し下、108.12円で逆指値です。
エントリー後は5MAに沿って勢いよく伸びてくれましたが、4時間足でも意識される水平ラインが108.52円付近にあり、108.5円手前で勢いが衰えたことが確認できたところで、決済としました。(チャート内、□の部分)
ユーロをあきらめたところで、ドル円の良い動きに気づくことができてよかったと思います。
損切りルールに引っかかった時は迷うことなく決済してください。
常に勝つことではなく、ルールを守ってトータルで勝つことが大事ですよ。