戻り高値からの切り下げ波 – ベストトレード根拠

こんにちは。喜平です。

土曜日は今週のベストトレード根拠として、普通のサラリーマンである喜平が仕事を終えて帰宅後に、FX取引した時のチャート分析方法、エントリーと決済の根拠について公開します。

今週の週足はドル円が陰線、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルがともに陽線でした。ユーロ円、ユーロドルはECBドラギ総裁が景気に楽観的な発言をしたこともあり、長めの陽線となりました。豪ドル円も7週連続の陰線が途切れました。

ドル円は年初の暴落近辺以来、5ヶ月ぶりに一時108.0円を割り込みました。雇用統計がADPも含めて予想より下振れした影響が大きかったと思います。

ユーロ円は4時間足100MAを上抜けてきました。まだ4時間足上昇トレンドとは言えませんが、安値を切り上げる動きが見られました。

ポンド円は売り勢いは収まったもののユーロ円のような上昇感はありません。

豪ドル円は4時間足で連続して安値を切り上げる動きが見られましたが、ひとつ前のもみ合いレンジに戻っただけの印象です。

ユーロドルはドルの弱さもあり、4月、5月の高値を上抜けてきていました。

ファンダメンタル面では、年内複数回の米利下げ観測、ECBドラギ総裁の景気に楽観的な発言などが気になるニュースでした。

今週は、各通貨ペアともに戻り売り狙いを考えていましたので、会社員時間帯の20~24時では売りエントリーできる波をつかみきれず、ベストトレードといえるエントリーはできませんでした。

そこで、会社員時間帯以外でチャートを振り返ってみると、根拠のわかりやすい部分が、6/5ポンド円で確認できましたのでご紹介したいと思います。少し広い時間帯の動きを確認するためにいつもの5分足とは違い、15分足チャートで説明いたします。


 


赤実線:5MA 黄緑実線:25EMA 青実線:100MA
ピンク実線:200MA
サインツール:直近高値&安値更新インジケーター
MT4サインツールのサンプルプログラム参照

先週末から続いた136.5~137.0円付近のもみ合いから、反発上昇が見られましたが、6/4 23:30頃に戻り高値をつけた後、高値、安値を切り下げて一旦調整する動きとなりました。

そんな中、ポンド円15分足チャートにおいて、6/5 9:45頃、100MAを下抜けた25MAさらにローソク足が下抜ける状況になりましたので、売りエントリーチャンスといえます。(チャート内、○の部分)

この場合、損切りは直近高値の少し上、137.6円で逆指値にすると思います。

さらに落ち着いてチャートを確認すると、13:00からのもみ合いレンジが再び25MAに近づき、直近安値と、もみ合いレンジを下抜けるタイミングで、追撃売りができるとベストです。(チャート内、△の部分)

その後は急落していますので、.00節目の137.0円付近で決済するの私にとって理想的なトレードです。(チャート内、□の部分)

このような妄想トレードは収益にはなりませんが、落ち着いてチャートを見て、エントリー根拠を確認する力を鍛えるという点では有効だと思います。

損切りルールに引っかかった時は迷うことなく決済してください。
常に勝つことではなく、ルールを守ってトータルで勝つことが大事ですよ。

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