重要指標、イベント後の動きに注目 – トレード準備と独り言

こんにちは。喜平です。

日曜日は今週の相場見通しのため、先週のチャート分析をしておきます。

週足チャート、日足チャート、4時間足チャートにおけるトレンド、レンジ判断、先週の取引レンジ、終値、4時間足チャートの型を確認します。
(取引レンジ、終値は10pips未満四捨五入の概数)
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。

<ドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
先週取引:109.1~110.0円
先週終値:109.6円
4時間足チャート型:もみ合い

<ユーロ円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
先週取引:123.8~125.3円
先週終値:124.9円
4時間足チャート型:もみ合い

<ポンド円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↑
週取引:140.6~144.8円
先週終値:144.6円
4時間足チャート型:上昇基調

<豪ドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
先週取引:77.5~78.8円
先週終値:78.7円
4時間足チャート型:下降戻り

<ユーロドル>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
先週取引:1.129~1.142ドル
先週終値:1.140ドル
4時間足チャート型:もみ合い

となっています。


先週は全体的にもみ合いレンジが続く中、週後半にはユーロ円、豪ドル円、ユーロドルでやや大きい波も発生しました。ポンド円だけは強気な動きで4時間足上昇トレンドとなっています。

<今週のドル円>
年初暴落からの戻りが日足移動平均線25M付近でもみ合いとなっています。今週のFOMCおよびパウエルFRB議長の発言、雇用統計などで次の動きになるのかもしれません。それまではレンジ継続でしょうか。

<今週のユーロ円>
4時間足レンジ内の動きです。先週末に大きく振れて、レンジ上限から跳ね返されている様子です。このままレンジ内を下降する動きが継続するのかに注目したいと思います。ドラギECB総裁が先週の理事会後記者会見でユーロ圏の成長見通しを巡るリスクは下向きに傾いたとの見解を示したこともあり、ユーロは弱含みになる可能性があると思われます。

<今週のポンド円>
イギリスのEU離脱期限が延期されるとの思惑が広がったことなどから、4時間足上昇トレンドとなっていますが、EU離脱合意の代替案議会採決は1/29に予定されており、その結果によっては急変動が発生する可能性は留意しておきたいと思います。

<今週の豪ドル円>
先週末は他のクロス円同様、リスクオンの上昇となりましたが、4時間足レンジ上限付近に来ています。中国GDPが低下し、中国経済減速の思惑がある中、米中通商協議の進展がカギを握っていると思われます。摩擦解消に向けた動きがあれば、レンジ上抜けの可能性もありますが、なければレンジ内で下降となるかもしれません。

<今週のユーロドル>
先週末は大きく上昇しましたが、勢いは衰えています。4時間足200MAが抵抗となっているようにも感じられ、ここをしっかり上抜けることができるのか、下に押し戻されるのかに注目したいと思います。週足、日足の25MAの下側にあるので、大局的には下げ目線でしょうか。

今週の5分足、15分足のトレードは、4時間足、1時間足の動きも確認して、レンジ、トレンドライン下限反転からのロング(買い)、上限反転からのショート(売り)でエントリー根拠を探りたい思います。今週は重要指標、イベントも多いので急変動には気をつけたいと思います。
4時間足、日足では、チャンスがあれば、ポンド円、ユーロドルのショートを狙ってみたいと思います。

今週発表の経済指標、イベントでは、

1/30
22:15 (米)ADP雇用統計 1月
22:30 (米)四半期実質国内総生産(GDP、速報値)10-12月期

1/31
04:00 (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後政策金利発表
04:30 (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 定例記者会見
17:55 (独)雇用統計 1月
19:00 (欧)雇用統計 12月
19:00 (欧)四半期域内総生産(GDP、速報値)10-12月期

2/1
22:30 (米)雇用統計 1月

に注目したいと思います。

その他指標でもポジティブ、ネガティブサプライズがあれば、大きな変動も起こりますので、毎日必ず指標発表、要人の発言予定を確認してから、エントリーするようにしたいと思います。

1/28(月)の夜は、

18:00 (欧)マネーサプライM3 12月
23:00 (欧)ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁 発言
23:30 (英)カーニー英中銀(BOE)総裁 発言

1/29(火)の夜は、

23:00 (米)ケース・シラー米住宅価格指数 11月
24:00 (米)消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)1月

の経済指標発表、イベントが予定されています。


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