リスクオフの円買い継続か- トレード準備と独り言


こんにちは。喜平です。

日曜日は今週の相場見通しのため、週足チャート、日足チャート、4時間足チャートを見て流れをつかんでおきます。

<ドル円>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:→
<ユーロ円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↓
<ポンド円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↓
<オーストラリアドル円>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:↓
<ユーロドル>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↓
となっています。
※5本足移動平均線の傾きが、
上昇:↑ 下降:↓ レンジ(水平に近い):→

先週も先々週に引き続き、リスクオフの円買いが収まりません。ドル円は週足の直近安値を更新しました。4時間足ではやや落ち着いているものの100円付近まで明確な抵抗が見当たらないことが気になります。ユーロ円、ポンド円もドル円よりは下降勢いが無いものの、週足の移動平均線25MAを下抜けています。オーストラリアドル円は週足で直近安値を更新しました。4時間足ではやや落ち着いてきているも、まだ下降トレンドです。ユーロドルは週足、日足で上昇トレンドを維持していますが、4時間足では25MA付近まで調整しています。

今週のドル円は、アメリカ株式、長期金利が安定しないこと、財政赤字拡大に対する警戒感があることから、上値は重い展開になると思われます。
2/21発表の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、利上げ継続方針を維持すること内容になると思われますが、それを後押しする経済指標の好結果が欲しいところです。
チャート的には4時間足での反発が25MAを上抜けることができるのか、戻り売りにあってしまうのかに注目したいと思います。

今週のユーロ円は、ユーロ圏経済は目先の不安は少なく回復基調にあることから、リスクオフの円買いが収まれば、ECBの金融緩和策早期縮小への期待により反転上昇する可能性があります。しかし、ドルがさらに売り込まれた場合、引きずられて下落が継続する可能性もあると思います。
チャート的には日足レンジの下限から反発できるかどうかですが、このところレンジの下限と上限では特に動きが大きくなっているので大局をみて判断していきたいです。

今週のポンド円は、リスクオフの円買いが収まれば、英中央銀行による早期利上げへの期待により反転上昇する可能性があります。しかし、ドルがさらに売り込まれた場合、引きずられて下落が継続する可能性もあると思います。
チャート的には4時間足25MAをしっかり上抜けてくることができるかどうかに注目したいと思います。

今週のオーストラリアドル円は、上昇に向けての材料が乏しく、準備銀行による賃金の伸びは当面低水準にとどまるという指摘、1月雇用統計で正規雇用者数の大幅減少などを背景に弱含みになると思われます。米ドル売りが継続した場合、先週のように引きづられて下落する可能性が高いと思われます。
チャート的には週足100MAで踏みとどまれるのか、直近安値の81円台まで調整が進むのかに注目したいと思います。

今週のユーロドルは、2/22のECB理事会議事要旨で、ユーロ圏経済の回復基調は維持されていることが確認できれば、ユーロ買いドル売りは継続する可能性があると思われます。主要通貨に対するドル売りが継続する場合も、ユーロドルは底堅い動きになると思われます。
チャート的には4時間足25MAからの反発上昇を期待したいところです。

チャートをしっかり見極めてからエントリーしたいと思います。

今週発表の経済指標、イベントでは、
2/20 09:30 (豪)準備銀行(RBA)金融政策会合議事要旨公表
19:00 (独)ZEW景況感調査(期待指数) 2月
2/21 18:30 (英)雇用統計 1月
23:15 (英)カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
2/22 04:00 (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
18:00 (独)IFO企業景況感指数 2月
18:30 (英)四半期国内総生産(GDP、改定値) 前期比 10-12月期
21:30 (欧)欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨

に注目したいと思います。先週に引き続き、経済指標、イベントの影響は大きいと思います。

その他指標でもポジティブ、ネガティブサプライズがあれば、大きな変動も起こりますので、毎日必ず指標発表、要人の発言予定を確認してから、エントリーするようにしたいと思います。

明日2/19夜は、

18:00 (欧)経常収支 12月
19:00 (欧)建設支出 前月比 12月

の経済済指標発表が予定されています。


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