要人発言による相場の急変動に要注意 – トレード準備と独り言


こんにちは。喜平です。

日曜日は今週の相場見通しのため、週足チャート、日足チャート、4時間足チャートを見て流れをつかんでおきます。

<ドル円>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:↓
<ユーロ円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:↓
<ポンド円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:↓
<オーストラリアドル円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:→
<ユーロドル>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:→
となっています。
※5本足移動平均線の傾きが、
上昇:↑ 下降:↓ レンジ(水平に近い):→

ドル円は下落傾向が続いています。25日のトランプ大統領の強いドル発言で一時的に上昇しましたが、黒田日銀総裁の発言で戻り売りとなりました。まだ底の見極めは難しい状況です。ユーロ円とポンド円は似たような傾向になっていますが、ユーロは上昇下降の変動が大きいのに対して、ポンド円のほうが堅実に上昇しているように見えます。オーストラリアドル円は4時間足のレンジが続いている感じです。ユーロドルはドルの弱さから上昇となっています。4時間足では上昇一服のもみ合いレンジになっていますが、今後のドルの状況により上抜けするかもしれません。

今週のドル円は、先週のムニューシン財務長官によるドル安容認発言と、トランプ大統領による強いドル発言と正反対の発言があったことに対して、トランプ政権の次の発言、動きに左右されそうです。1/30のトランプ大統領による一般教書演説、1/30、31に実施される連邦公開市場委員会(FOMC)の声明は注目したいと思います。チャート分析では週足のボリンジャーバンド(25MA,2σ)下限と、直近安値(9/3 107.3円付近)を意識しておきたいと思います。

今週のユーロ円は、1/25欧州中央銀行(ECB)理事会後のドラギ総裁記者会見で、ユーロ高に強い懸念を示さなかったことから、欧州経済回復、金利正常化に向けてのユーロ買いは継続し、堅調な動きになるかもしれません。1/30の四半期GDP速報値は注目したいと思います。チャート分析では4時間足ボリンジャーバンド(25MA,2σ)下限、移動平均線200MAからの反発は注目しておきたいです。

今週のポンド円は、ユーロの金利正常化に向けての動きから、イングランド中央銀行(BOE)による早期利上げ期待が続いているとのことで、引き続き緩やかに上昇する可能性があると思います。チャート分析では4時間足ボリンジャーバンド(25MA,2σ)下限、移動平均線100MA、日足25MAを期待したいです。

今週のオーストラリアドル円は、原油高による資源価格連れ高のにより底堅い動きになる可能性が高いと思われますが、先週のように中国経済に影響が出るアメリカの貿易政策に関するニュースが流れるともみ合いになる可能性も考えられます。チャート分析では4時間足レンジもみ合いの上限、下限を意識しておきたいです。

今週のユーロドルは、1/25欧州中央銀行(ECB)理事会後のドラギ総裁記者会見で、ユーロ高に強い懸念を示さなかったことから、欧州経済回復、金利正常化に向けてのユーロ買いは継続し、堅調な動きになるかもしれません。このところの強い上昇の原因となっているトランプ政権の動きにも注意したいと思います。チャート分析では4時間足移動平均線25MAのサポートに注目したいと思います。

チャートをしっかり見極めてからエントリーしたいと思います。

今週発表の経済指標、イベントでは、
1/30 19:00 (欧)四半期域内総生産(GDP、速報値) 前期比 10-12月期
1/31 11:00頃 (米)トランプ大統領一般教書演説
1/31 22:15 (米)ADP雇用統計 前月比 1月
2/1 22:30 (米)四半期非農業部門労働生産(GDP、速報値)前期比 10-12月期
2/2 22:30 (米)雇用統計 前月比 1月

に注目したいと思います。

その他指標でもポジティブ、ネガティブサプライズがあれば、大きな変動も起こりますので、毎日必ず指標発表、要人の発言予定を確認してから、エントリーするようにしたいと思います。

明日1/29夜は、

22:30 (米)個人消費支出(PCE) 前月比 12月
22:30 (米)個人所得 前月比 12月

の経済指標発表が予定されています。


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