【今週の相場見通し】FOMCは要注意 上昇しても反転リスクあり


こんにちは。喜平です。

台風14号は強い勢力で怖いですね。

進路にあたる方は十分に気をつけてお過ごしください。

雷、風の影響で停電の可能性もあるので、ポジションを持つときは指値、逆指値の設定は忘れないようにしましょう。

先週足は、ドル円が陽線、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルのが陰線でした。

ドル円は先週もアグレッシブな動きでしたね。

まあ動けば、稼ぐ機会となりますが、判断を誤ると大きな損失につながります。

損失を限定するために、波が大きくて損切幅も大きいときは、エントリーロットを小さくするなどして、リスクを抑えるましょう。

今週のFOMCは注目度が高いです。

為替介入のリスクもありますが、パウエルFRB議長の発言次第で金利上昇材料出尽くしによる反転下降も想定されます。

勝負をかけるなら売りですが、喜平は小心者なので無難にポジション持ち越しを避けたいと思います。

チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。

相場見通し

<今週のドル円>

週足:↑ 日足:↑ 4時間足:→

1時間足チャート型:もみ合い

先週はCPIサプライズの反応がすさまじかったですね。

その後、日本財務省の為替介入を臭わせる発言で、下降となった後はもみ合いとなっています。

米金利については、虚弱まちまちな経済指標結果で予測が揺れていますが、水曜日深夜のFOMC金利発表まではもみ合いが続くと予想します。

金利上昇サプライズがあっても、145円を超える展開になると日銀による為替介入の可能性も出てくると思いますし、なかなか見極めが難しいです。

エントリー機会があるかどうかわかりませんが、慎重に判断したいと思います。

日足の目線を分けるラインは138.97円、注目水平ラインは145.00円、141.50円です。

4時間足目線:買い(様子見)

15分足目線:双方向

<今週のユーロ円>

週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑

1時間足チャート型:もみ合い

日足直近高値を実体で更新してきましたが、2日連続の長い日足上ヒゲが発生しており、このプチブレイクが成功するのか、失敗するのかを見極める必要があります。

まずは4時間足MAを上抜けてくるのか、このまま抑えられる形が続くのかに注目です。

注目水平ライン144.20円上抜け、142.25円下抜けでN字形成確認後にえんとりーできるかどうか見極めたいと思います。

日足の目線を分けるラインは139.50円、注目水平ラインは144.20円、142.25円です。

4時間足目線:買い

15分足目線:双方向

<今週のポンド円>

週足:↑ 日足:→ 4時間足:↓

1時間足チャート型:しっかり下降

注目水平ライン166.25円を上抜けたものの、日足レンジ上限付近のレジスタンスは強く、レンジ内急落となっています。

レンジ上抜けの試みが失敗したことで、今度は安値を探りに行く可能性があると感じます。

160.0円を目指す展開を想定しますが、安値切り上げでレンジ収束の可能性も考慮して、エントリーポイントを見極めたいと思います。

日足の目線を分けるラインは163.60円、注目水平ラインは166.25円、160.00円です。

4時間足目線:双方向

15分足目線:双方向

<今週の豪ドル円>

週足:↑ 日足:↑ 4時間足:→

1時間足チャート型:しっかり下降

先週は98円半ばまで伸びた後、反転下降となりましたが、日足MA付近でややサポートされています。

日足上昇トレンドは継続していますが、4時間足での調整下げ止まりがまだ確認できていません。

まずは4時間足の安値切り上げを待ち、強いラインからのN字上昇が確認できたら、買いエントリーポイントを見極めたいと思います。

日足の目線を分けるラインは95.25円、注目水平ラインは96.84円です。

4時間足目線:買い

15分足目線:双方向

<今週のユーロドル>

週足:↓ 日足:↓ 4時間足:→

1時間足チャート型:下降もみ合い

先週は米CPIのサプライズで急落したものの、その後は安値を切り上げて3日連続陽線となりました。

日足では下降トレンドから抜けていない状況ですが、4時間足ではレンジになっており、今週もレンジ内の動きを想定します。

注目水平ライン0.9944~1.0121ドルのレンジ内で、注目水平ライン1.0033ドルからのN字上昇を狙ってみたいと思います。

日足の目線を分けるラインは1.037ドル、注目水平ラインは1.0121ドル、1.0033ドル、0.9944ドルです。

4時間足目線:買い

15分足目線:双方向

今週の経済指標とイベント

今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、

9/19
18:00 (欧)建設支出 7月
23:00 (米)NAHB住宅市場指数 9月

9/20
08:30 (日)全国消費者物価指数(CPI)8月 ★
10:30 (豪)豪準備銀行(RBA)金融政策会合議事要旨公表 ★
17:00 (欧)経常収支(季調済)7月
21:30 (加)消費者物価指数(CPI)8月
21:30 (米)住宅着工件数 8月
21:30 (米)建設許可件数 8月

9/21
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
23:00 (米)中古住宅販売件数 8月
27:00 (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後政策金利発表 ★★
27:30 (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 定例記者会見 ★

9/22
(豪) 休場(国民の休日)
未定 (日)日銀金融政策決定会合 終了後政策金利発表 ★
15:30 (日)黒田東彦日銀総裁、定例記者会見 ★
20:00 (英)イングランド銀行(BOE)金利発表 ★★
20:00 (英)英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨 ★
21:30 (米)四半期経常収支 4-6月期
21:30 (米)新規失業保険申請件数
21:30 (米)失業保険継続受給者数
23:00 (米)景気先行指標総合指数 8月
23:00 (欧)消費者信頼感(速報値)9月

9/23
16:30 (独)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)9月
17:00 (欧)製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)9月
17:00 (欧)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)9月
17:30 (英)製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)9月
17:30 (英)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)9月
21:30 (加)小売売上高 7月
22:45 (米)製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)9月
22:45 (米)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)9月
22:45 (米)総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)9月

です。

水曜日深夜はFOMC金利発表です。今回も注目度が高いので、ロットの持ち越しは控えたいと思います。

<シカゴIMMポジション情報>

CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、9/13取引終了後の建て玉枚数および前週比の増減です。

引き続き、円、ポンドの売りポジションが大きくなっていまが、ユーロは逆に買い越しですね。今後の、ユーロ上昇の兆しかもしれません。

元データはこちら
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れてAUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)

CFTC Commitments of Traders Long Report - CME (Futures Only)
This is the viewable version of the most recent release of the CME long form futures only commitments report.

円/ドル(ドル円の反対です)
買い 39,323 (-16,679)
売り 120,015 (+5,824)

ユーロ/ドル
買い 207,778 (+2,501)
売り 219,615 (-22,011)

ポンド/ドル
買い 41,129 (-11,602)
売り 109,215 (+6,052)

豪ドル/ドル
買い 29,218 (-4,087)
売り 87,068 (-2,737)

( )内は先週比

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