こんにちは。喜平です。
日曜日は今週の相場見通しのため、週足チャート、日足チャート、4時間足チャートを見て流れをつかんでおきます。
<ドル円>
週足:↓ 日足:→ 4時間足:→
<ユーロ円>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:↓
<ポンド円>
週足:↓ 日足:→ 4時間足:→
<オーストラリアドル円>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:→
<ユーロドル>
週足:↑ 日足:↓ 4時間足:→
となっています。
※5本足移動平均線の傾きが、
上昇:↑ 下降:↓ レンジ(水平に近い):→
先週は、リスクオフの円買いが落ち着いてきましたが、反転上昇の気配は見られません。ドル円、ユーロドルで4時間足25MAが波打ち状態でもみ合い、ユーロ円、オーストラリアドル円で緩やかな下降、ポンド円はほぼ水平という状況です。下げ一服ですが、更なる下値を模索するのか、反転上昇するのかはファンダメンタルズの影響が大きいと思われます。
今週のドル円は、下げ一服となっていますが、まだまだ反転上昇するような材料は弱く、レンジの動きが継続すると思われます。
アメリカ財政赤字の拡大懸念は残っており、トランプ政権要人の発言には要注意です。2/27にはパウエルFRB新議長が議会証言する予定があり注目されます。パウエル新体制は慎重派との見方が強く、追加利上げに消極的な発言があれば、ドルが売られる可能性がありそうです。
チャート的には4時間足で25MAは上抜けたものの、ボリンジャーバンド上限、75MAで反転下降しており、レンジの様子となっています。
今週のユーロ円は、先週の欧州中央銀行(ECB)の1月理事会議事要旨から、金融緩和策の早期縮小期待が後退しましたが、今後の金利上昇の方向性は維持されているとため、レンジもみ合いになる可能性が高いと思われます。
チャート的には4時間足で下降トレンドとなっていますが、再び25MAを上抜けてレンジに移行するかどうかに注目したいと思います。
今週のポンド円は、レンジの動きが予想されますが、英中央銀行理事会で早期利上げに関して強気な見解が維持されており、経済指標が好調なら期待は更にふくらみ、ポンド買いになる可能性があると思われます。
チャート的には日足200MA付近で下げ止まり調整、4時間足でレンジとなっています。ボリンジャーバンドを意識しつつ、4時間足直近高値を上抜けてくるような動きを期待したいところです。
今週のオーストラリアドル円は、準備銀行理事会議事要旨から、早期利上げの可能性は低いとみられており、特に買い材料は無い状況ですので、弱含みが続く可能性が高いと思われます。
チャート的には、4時間足で下降トレンドが続いていますが、週足でボリンジャーバンド下限、移動平均線100MA付近となっており、下支えになる可能性もあると思います。下抜けてしまうと直近安値の81円台が見えてきます。
今週のユーロドルは、引き続きレンジの可能性が高いと考えますが、2/27に予定されるパウエルFRB新議長が議会証言の影響は要注意です。パウエル新体制は慎重派との見方が強く、追加利上げに消極的な発言があれば、ユーロ買いドル売りで反応する可能性がありそうです。
チャート的には日足で25MAよりやや下に来ていますが、ボリンジャーバンドレンジ幅を意識しておきたいと思います。
チャートをしっかり見極めてからエントリーしたいと思います。
今週発表の経済指標、イベントでは、
2/26
24:00 (米)新築住宅販売件数 前月比 1月
2/27
22:30 (米)耐久財受注 前月比 1月
2/28
16:00 (独)GFK消費者信頼感調査 3月
22:30 (米)四半期実質国内総生産(GDP、改定値)
3/1
19:00 (欧)雇用統計 1月
24:00 (米)ISM製造業景況指数 2月
に注目したいと思います。先週に引き続き、経済指標、イベントの影響は大きいと思います。
その他指標でもポジティブ、ネガティブサプライズがあれば、大きな変動も起こりますので、毎日必ず指標発表、要人の発言予定を確認してから、エントリーするようにしたいと思います。
明日2/26夜は、
24:00 (米)新築住宅販売件数 前月比 1月
の経済済指標発表が予定されています。