こんにちは。喜平です。
日曜日は今週の相場見通しのため、先週のチャート分析をしておきます。
週足チャート、日足チャート、4時間足チャートにおけるトレンド、レンジ判断、先週の取引レンジ、終値、4時間足チャートの型を確認します。
(取引レンジ、終値は10pips未満四捨五入の概数)
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
<ドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
先週取引:112.3~113.2円
先週終値:112.9円
4時間足チャート型:もみ合い
<ユーロ円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
先週取引:127.8~129.1円
先週終値:127.9円
4時間足チャート型:もみ合い下降
<ポンド円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
週取引:144.0~145.9円
先週終値:144.5円
4時間足チャート型:もみ合い
<豪ドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
先週取引:81.2~82.6円
先週終値:81.6円
4時間足チャート型:もみ合い
<ユーロドル>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:→
先週取引:1.133~1.147ドル
先週終値:1.133ドル
4時間足チャート型:弱含み
となっています。
各通貨ペアともに方向感が乏しくもみ合いとなっています。ユーロ円、ポンド円、ユーロドルはイギリスEU離脱関連や経済指標発表による大きめの変動があったりで、テクニカル分析がややしづらい状況となりました。
<今週のドル円>
4時間足で水平に近い移動平均線25MAのやや上でもみ合いとなっています。今週は米GDP改定値やFOMC議事要旨が予定されていますが、それまではレンジの動きが継続する可能性が高いと思います。イギリスEU離脱問題、イタリア財政問題など、ユーロ圏のリスクオフ要因による変動にも注意が必要です。
<今週のユーロ円>
4時間足で25MAのやや下でもみ合いとなっていますが、ネガティブ情報に対して大きな下げで反応しやすくなっているように感じます。引き続き、イギリスEU離脱問題、イタリア財政問題には警戒が必要であること、経済指標が予想を下回った場合、ユーロ圏経済成長鈍化の思惑が広がる可能性もあるので、景況感指数、雇用統計といった指標発表時のポジンション持ち越しは注意しておきたいです。
<今週のポンド円>
4時間足で25MA付近となっており、もみ合いとなっています。EUと合意した離脱草案の議会承認は難しいと見られていますが、英中央銀行は合意なしのEU離脱にも対応できるとの見方を示しています。はたして市場は冷静に動けるのか注目したいと思います。
<今週の豪ドル円>
日足レンジ上限付近のもみ合いから4時間足でやや高値を切り下げる動きとなっています。4時間足25MAを上抜けることができないと、下降トレンドが発生する可能性もあると思います。米中対立の緩和期待が後退していること、原油先物価格の下落が下げ圧力の要因となっていると思われます。
<今週のユーロドル>
日足での下降トレンドが継続しています。イギリスEU離脱問題、イタリア財政問題などがリスクオフ要因のため、日足直近1.12ドル付近までの下げは想定しておきたいと思います。
なかなかテクニカル分析だけでは読みにくい相場ですのでファンダメンタルズを含めた内容になってしまいました。
今週の5分足、15分足のトレードは、レンジの上限と下限を確認しつつ、下限反転からのロング(買い)、上限反転からのショート(売り)でエントリー根拠を探りたい思います。まだ保有の長いポジンションは持ちたくない感じなので、勢い重視の短期ポジションで急変動リスクは抑えていきます。
今週発表の経済指標、イベントでは、
11/26
18:00 (独)IFO企業景況感指数 11月
11/28
22:30 (米)四半期実質国内総生産(GDP、改定値)7-9月期
11/29
17:55 (独)雇用統計 11月
11/30
04:00 (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
10:00 (中)製造業購買担当者景気指数(PMI)11月
19:00 (欧)雇用統計 10月
に注目したいと思います。
その他指標でもポジティブ、ネガティブサプライズがあれば、大きな変動も起こりますので、毎日必ず指標発表、要人の発言予定を確認してから、エントリーするようにしたいと思います。
11/26(月)の夜は、
18:00 (独)IFO企業景況感指数 11月
23:00 (欧)ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
11/27(火)の夜は、
23:00 (米)住宅価格指数 9月
23:00 (米)四半期住宅価格指数 7-9月期
23:00 (米)ケース・シラー米住宅価格指数 9月
24:00 (米)消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)11月
の経済指標発表、イベントが予定されています。