こんにちは。喜平です。
日曜日は今週の相場見通しのため、週足チャート、日足チャート、4時間足チャートを見て流れをつかんでおきます。
<ドル円>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:↓
<ユーロ円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:↑
<ポンド円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↑
<オーストラリアドル円>
週足:↑ 日足:↓ 4時間足:→
<ユーロドル>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑
となっています。
※5本足移動平均線の傾きが、
上昇:↑ 下降:↓ レンジ(水平に近い):→
週足ではドル円が約2円の強い下げとなりました。週末に消費者物価指数で上げましたが戻り売り状況でまだ底がわかりません。ユーロ円、ポンド円、ユーロドルは4時間足で強いV字上昇となっています。特にユーロドルはドルの弱さもあり、週足でも直近高値更新となりました。オーストラリアドル円は日足でレンジ上限付近から下げましたが、やや回復の気配もあります。
今週のドル円は、欧州中央銀行(ECB)や日本銀行などの他の主要中央銀行による金融緩和策縮小や利上げへの思惑が、連邦準備制度理事会(FRB)による今年3回の利上げより注目されるようになってきているとのことで、下値を探る可能性がありそうです。チャート分析では日足の直近安値である111.0円付近を下げ圧力が突破するか確認したいと思います。
今週のユーロ円は、欧州中央銀行(ECB)の12月理事会議事要旨で金融政策のガイダンス変更に言及があったことが意識されており、堅調な動きになる可能性が高いようです。チャート分析では日足での強い陽線発生、4時間足の移動平均線5MAの勢いが衰えておらず、更なる上昇を期待したいと思います。
今週のポンド円は、引き続き原油高継続や他の主要中央銀行の動きから早期利上げへの思惑などにより、強含みになる可能性があると思われます。チャート分析では週足、日足でも下値を切り上げてきていることから、急な上昇に対する調整は考えられるものの底堅い展開になりそうです。
今週のオーストラリアドル円は、原油高継続による資源価格連れ高への期待から買われやすい状況ですが、1/18に中国四半期GDPの経済指標発表があり影響を受ける可能性があります。チャート分析では4時間足の移動平均線1005MAをしっかり上抜けることができるかどうかに注目したいと思います。
今週のユーロドルは、欧州中央銀行(ECB)の12月理事会議事要旨で金融政策のガイダンス変更に言及があったことが意識されており、堅調な動きになる可能性が高いようです。しかし、ユーロ高が急速に進んだ場合、金融当局が通貨高をけん制する可能性については注意が必要とのニュースも見られました。チャート分析では週足、日足での直近高値更新と4時間足の移動平均線5MAの勢いから、一時的な調整はあるにせよ上昇を期待したいところです。
チャートをしっかり見極めてからエントリーしたいと思います。
今週発表の経済指標では、
1/18 11:00 (中)四半期GDP 前年同期比 10-12月期
1/18 22:30 (米)フィラデルフィア連銀製造業景気指数 1月
1/19 01:00 (米)週間石油在庫統計
1/19 24:00 (米)ミシガン大学消費者態度指数・速報値 1月
に注目したいと思います。
その他指標でもポジティブ、ネガティブサプライズがあれば、大きな変動も起こりますので、毎日必ず指標発表、要人の発言予定を確認してから、エントリーするようにしたいと思います。
明日1/8夜は、
19:00 (欧)貿易収支 11月
の経済指標発表が予定されています。