【今週の相場見通し】クロス円戻り売りの形ができるのを待ちたい

こんにちは。喜平です。

先週の週足は、ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルはすべて陽線でした。

今週は上下どちらにも動く可能性はありますが、クロス円の戻り売りの形ができれば、素直に売ってきたいです。

チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。

<ドル円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:→
始値:109.7円 終値:109.8円
高値:110.3円 安値:109.4円
1時間足チャート型:もみ合い

<ユーロ円>
週足:↑ 日足:↓ 4時間足:↑
始値:128.2円 終値:129.5円
高値:129.8円 安値:128.2円
1時間足チャート型:上昇もみ合い

<ポンド円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:↑
始値:149.4円 終値:151.1円
高値:151.6円 安値:149.3円
1時間足チャート型:しっかり下降

<豪ドル円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↑
始値:78.0円 終値:80.2円
高値:80.9円 安値:78.0円
1時間足チャート型:上昇基調

<ユーロドル>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↑
始値:1.169ドル 終値:1.179ドル
高値:1.180ドル 安値:1.169ドル
1時間足チャート型:強含み

となっています。

通貨強弱(CCFpインジケータ)は

日足
円>ドル>ユーロ>ポンド>豪ドル

4時間足
豪ドル>ユーロ>ポンド>ドル>円

です。

豪ドルが弱くなっています。


<今週のドル円>

先々週に引き続き、4時間足で注目水平ライン108.98~110.79円のレンジ内となっています。

もみ合いの動きが小さくなってきていますので、次の方向性が見えてからエントリー根拠を探りたいと思います。

基本的にレンジブレイク待ちですね。

日足の目線を分けるラインは109.75円、注目水平ラインは110.79円、108.98円です。

<今週のユーロ円>

日足で強い戻りとなりましたが、日足目線ライン129.60円でレジスタンスされている感じです。

1時間足ではダブルトップを形成しつつありますので、ネックラインとなる注目水平ライン129.15円を下抜けた場合は、N字下降を狙いたいです。

日足目線ライン129.60円を強く上抜け、レジサポ転換の動きがあれば、短期で買いエントリーポイントを見極めたいと思います。

日足の目線を分けるラインは129.60円、注目水平ラインは129.15円です。

<今週のポンド円>

ユーロ円と同様、日足の強い戻りが日足目線ライン151.30円でレジスタンスされている感じです。

日足目線ラインのレジスタンスをもう少し見極め、1時間足以上で高値、安値の切り下げが確認できたら、波を確認して売っていきたいところです。

日足目線ラインを上抜けてきた場合は、様子を見たいと思います。

日足の目線を分けるラインは151.30円、注目水平ラインは150.30円です。

<今週の豪ドル円>

週足ラインからの強い上昇が継続しています。

日足目線ライン80.63円や日足の下降トレンドラインが近づいているため、勢いが衰えるのを確認し、その次の方向感を見極めたいと思います。

レジスタンスされての注目水平ライン79.77円下抜けが確認できたら、N字の形成を待って売りたいですね。

日足の目線を分けるラインは80.63円、注目水平ラインは79.77円です。

<今週のユーロドル>

週足レンジ下限付近からの反発上昇となっていますが、日足でも意識される注目水平ライン1.180ドルで少しレジスタンスされています。

買い狙いは日足目線ライン1.183ドルをしっかり上抜けて、サポートが確認できてから、売り狙いは、注目水平ライン1.175ドルを下抜けてからですが、週足のサポートが想定されるため、細かくきざんでいきたいところです。

日足の目線を分けるラインは1.183ドル、注目水平ラインは1.180ドル、1.175ドルです。

今週の5分足、15分足のトレードは、抵抗、サポートとなる水平線を確認して、

ドル円・・・ロング(買い)、ショート(売り)

ユーロ円・・・ロング(買い)、ショート(売り)

ポンド円・・・ロング(買い)、ショート(売り)

豪ドル円・・・ショート(売り)

ユーロドル・・・ロング(買い)、ショート(売り)

で直近高値、安値までのN字エントリー根拠を探りたい思います。


今週の経済指標、イベントで、注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、

8/30
18:00 (欧)消費者信頼感(確定値)8月
18:00 (欧)経済信頼感 8月
21:00 (独)消費者物価指数(CPI、速報値)8月
23:00 (米)住宅販売保留指数 7月

8/31
16:55 (独)失業率 8月
17:30 (英)消費者信用残高 7月
17:30 (英)マネーサプライM4 7月
18:00 (欧)消費者物価指数(HICP、速報値)8月 ★
21:30 (加)月次国内総生産(GDP)6月 ★
21:30 (加)四半期国内総生産(GDP)4-6月期 ★
22:00 (米)住宅価格指数 6月
22:00 (米)四半期住宅価格指数 4-6月期
22:00 (米)ケース・シラー米住宅価格指数 6月
22:45 (米)シカゴ購買部協会景気指数 8月
23:00 (米)消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)8月

9/1
10:30 (豪)四半期国内総生産(GDP)4-6月期 ★
16:55 (独)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)8月
17:00 (欧)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)8月
17:30 (英)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)8月
18:00 (欧)失業率 7月
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
21:15 (米)ADP雇用統計 8月 ★
22:45 (米)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)8月
23:00 (米)ISM製造業景況指数 8月 ★
23:00 (米)建設支出 7月

9/2
18:00 (欧)卸売物価指数(PPI)7月
20:30 (米)チャレンジャー人員削減数 8月
21:30 (米)四半期非農業部門労働生産性・改定値 4-6月期
21:30 (米)新規失業保険申請件数 前週分
21:30 (米)失業保険継続受給者数 前週分
21:30 (米)貿易収支 7月
23:00 (米)製造業新規受注 7月

9/3
16:55 (独)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)8月
17:00 (欧)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)8月
17:30 (英)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)8月
18:00 (欧)小売売上高 7月
21:30 (米)雇用統計 8月 ★★
22:45 (米)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)8月
22:45 (米)総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)8月
23:00 (米)ISM非製造業景況指数 8月 ★

です。

金曜日のアメリカ雇用統計は大注目です。

CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、8/24取引終了後の建て玉枚数および前週比の増減です。

先週はユーロの買いポジションが一気に解消され、2週連続で大きめだった買い以上に売り越しとなり、月レベルのユーロ売りが継続していることを確認しました。

ポンドも2019年5月以来の売り越し2万以上となっています。

元データはこちら
(下にスクロールしたNon-Commercial分が投機筋のポジションです)

CFTC Commitments of Traders Long Report - CME (Futures Only)
This is the viewable version of the most recent release of the CME long form futures only commitments report.

円/ドル(ドル円の反対です)
買い 26,763 (-769)
売り 93,434 (+2,694)

ユーロ/ドル
買い 194,169 (-39,360)
売り 169,539 (-6,350)

ポンド/ドル
買い 39,489 (-2,409)
売り 56,234 (+18,987)

豪ドル/ドル
買い 60,964 (-3,205)
売り 117,564 (+3,028)

( )内は先週比

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