日足レンジ上限の動きに注目 – トレード準備と独り言

こんにちは。喜平です。

日曜日は、今週の相場見通しのため、先週のチャート分析をしておきます。

週足チャート、日足チャート、4時間足チャートにおけるトレンド、レンジ判断、取引レンジ、終値、4時間足チャートの型を確認します。
(取引レンジ、終値は10pips未満四捨五入の概数)
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。

<ドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↑
先週取引:111.3~112.9円
先週終値:112.6円
4時間足チャート型:上昇基調

<ユーロ円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↑
先週取引:130.1~133.1円
先週終値:132.3円
4時間足チャート型:上昇基調

<ポンド円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↑
週取引:146.3~149.7円
先週終値:147.2円
4時間足チャート型:逆V字下降

<豪ドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↑
先週取引:79.8~82.4円
先週終値:82.0円
4時間足チャート型:上昇基調

<ユーロドル>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↑
先週取引:1.162~1.180ドル
先週終値:1.175ドル
4時間足チャート型:強含み

となっています。


各通貨ペアともに4時間足で直近高値を更新するなどリスクオンの上昇が継続となっています。しかし週末にイギリスの合意なきEU離脱警戒感から、ポンドが大幅に売られ、相場全体のの上昇傾向に水を差した感じです。各通貨ペアともに日足レンジ上限付近に来ていることを考えると、この上昇傾向が続くのか、反転下降に向かうのかは今週相場の見極めが必要だと思います。

<今週のドル円>
先週末は少し下げて終えたものの4時間足ではしっかりとした上昇基調となっており、25MAの上で推移しています。高値を切り下げる動きが見られるまでは上昇が継続する可能性が高いように思われます。反転上昇が感じられたら、素直に上昇トレンドに乗っていきたいと思います。日足の直近高値113.1円付近での抵抗は想定しておきたいです。

<今週のユーロ円>
4時間足では上昇基調となっており、25MAの上で推移しています。ここ最近、ポンドの動きに影響を受けることが大きかったのですが、先週末はポンド爆下げに対して、大きな下げとはならず、4時間足上昇トレンドをキープしました。イギリスのEU離脱に向けて連動が弱まっていくのかもしれません。4時間足は上昇トレンドなのでドル円同様についていきたいところですが、まだ日足レンジを完全には上抜けていないところが気になります。

<今週のポンド円>
先週末のメイ首相の発言により、合意なきEU離脱への警戒感は一気に高まり大きく下げています。4時間足で25MAと直近安値の下抜けは気になるところです。急激な下げで1時間足でも25MAから下にかなり乖離しているため、自律反発上昇が見られる可能性もあると思いますが、上昇すれば戻り売りの可能性が出てきます。ポンドらしい大きなもみ合いには気をつけたいです。

<今週の豪ドル円>
私がチェックしているクロス円の中では一番上昇する力が弱いと感じていましたが、意外にも上昇基調となっています。しかし、日足下降トレンドライン付近に来ており、反転下降も考えられます。現状の米中貿易摩擦状況を考えると、積極的には買いにくく、売りチャンスがあれば狙ってみたい感じです。

<今週のユーロドル>
4時間足では強含みとなっており、25MAの上で推移しています。ユーロ円同様に上昇を期待したいところですが、日足1.175ドル付近の抵抗が気になります。今週のFOMCでのドル利上げは織込み済みと考えますが、想定以上にタカ派の声明となった場合は、反転下降の注意が必要だと思います。

今週の5分足、15分足のトレードは、4時間足25MAとの位置関係を確認しながら、25MAより上の上昇勢いは順張りロング(買い)、25MAより下の下降勢いは順張りショート(売り)を狙っていきたいと思います。日足でもチャンスがあればユーロ円、ポンド円、豪ドル円のショートで攻めたいと思います。

今週発表の経済指標、イベントでは、

9/24
22:00 (欧)ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言

9/26
23:00 (米)新築住宅販売件数 8月

9/27
03:00 (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後政策金利発表
03:30 (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
21:30 (米)四半期実質国内総生産(GDP、確定値) 4-6月期

9/28
17:30 (英)四半期国内総生産(GDP、改定値)4-6月期

に注目したいと思います。

その他指標でもポジティブ、ネガティブサプライズがあれば、大きな変動も起こりますので、毎日必ず指標発表、要人の発言予定を確認してから、エントリーするようにしたいと思います。

9/24(月)の夜は、

17:00 (独)IFO企業景況感指数 9月
22:00 (欧)ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁 発言

9/25(火)の夜は、

22:00 (米)住宅価格指数 7月
22:00 (米)ケース・シラー米住宅価格指数 7月
23:00 (米)リッチモンド連銀製造業指数 9月
23:00 (米)消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)9月

の経済指標発表、イベントが予定されています。


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