先週の上昇が継続できるかに注目 – トレード準備と独り言

こんにちは。喜平です。

日曜日は、今週の相場見通しのため、先週のチャート分析をしておきます。

週足チャート、日足チャート、4時間足チャートにおけるトレンド、レンジ判断、取引レンジ、終値、4時間足チャートの型を確認します。
(取引レンジ、終値は10pips未満四捨五入の概数)
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。

<ドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↑
先週取引:110.9~112.2円
先週終値:111.0円
4時間足チャート型:上昇基調

<ユーロ円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
先週取引:127.9~131.1円
先週終値:130.2円
4時間足チャート型:上昇押し

<ポンド円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↑
週取引:143.1~147.0円
先週終値:146.4円
4時間足チャート型:上昇基調

<豪ドル円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:→
先週取引:78.8~80.8円
先週終値:80.1円
4時間足チャート型:上昇基調

<ユーロドル>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
先週取引:1.152~1.172ドル
先週終値:1.162ドル
4時間足チャート型:上昇押し

となっています。


各通貨ペアともに先々週からは一転してリスクオンの上昇となりました。しかし週末はトランプ大統領の対中関税発動情報でややリスクオフとなり、『来週に続く』みたいな終わり方でした。日足で見るとまだまだレンジ相場の範囲内ですので、上昇するにしてもまだもみ合いが続く可能性が高いと思います。

<今週のドル円>
4時間足では直近高値を上抜けてきました。先週末のトランプ大統領の対中関税発動情報でも下落は少なく、終値で112円台維持しましたので、今週も上昇の動きが見られるかもしれません。次の上昇目標は日足の直近高値113.1円付近と思われます。しかし、111円台に押し戻された場合は、111円台前半までの調整が考えられます。

<今週のユーロ円>
4時間足の直近高値は少しだけ更新したもののレンジ内に押し戻されています。押しが4時間足25MAの129.7円付近より上で踏みとどまれば、上昇を維持できる可能性がありますが、下抜けるとなるとレンジ下限の128円半ばまで戻る可能性もあると思います。

<今週のポンド円>
EUバルニエ離脱主席交渉官のアシストもあり4時間足では力強い伸びとなっています。しかし日足100MAは下降勾配であり、上昇が継続できるかどうかは今週の動きにかかってきます。ポイントとしては146円台をキープして反転上昇の動きが見られるかどうかだと思います。

<今週の豪ドル円>
私がチェックしているクロス円の中では一番上昇する力が弱い感じですね。日足ではまだ25MAもしっかり上抜けることはできていません。アメリカの対中追加関税の発動報道が重石になっていると感じます。月曜日の日足ローソクが金曜日と同等長さ以上の陰線となれば、安値更新の可能性も出てくると思います。

<今週のユーロドル>
日足、4時間足ではもみ合いが継続しています。4時間足レンジ下限1.155ドル付近まで戻ってきたら、反転上昇を狙ってみてもよいかもしれません。引き続き、米中貿易摩擦、新興国通貨安懸念などに関するニュースで、急変動の可能性はあると思いますので、注意したいと思います。

今週の5分足、15分足のトレードは、4時間足25MAとの位置関係を確認しながら、勢いの出た方向の順張りロング(買い)、ショート(売り)を狙っていきたいと思います。4時間足、日足でもチャンスがあればユーロ円、豪ドル円のショートで攻めたいと思います。

今週発表の経済指標、イベントでは、

9/19
09:00頃  (日)日銀金融政策決定会合 終了後政策金利発表
17:30 (英)消費者物価指数(CPI)8月
21:30 (米)住宅着工件数 8月

9/20
21:30 (米)フィラデルフィア連銀製造業景気指数 9月
23:00 (米)中古住宅販売件数 8月

に注目したいと思います。今週は少なめですが、予定外の要人発言は注意しましょう。

その他指標でもポジティブ、ネガティブサプライズがあれば、大きな変動も起こりますので、毎日必ず指標発表、要人の発言予定を確認してから、エントリーするようにしたいと思います。

9/17(月)の夜は、

18:00 (欧)消費者物価指数(HICP、改定値) 8月
21:30 (米)ニューヨーク連銀製造業景気指数 9月

9/18(火)の夜は、

23:00 (米)NAHB住宅市場指数 9月

の経済指標発表が予定されています。


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