こんにちは。喜平です。
いやあ、暑いです。写真のような雪深いゲレンデに埋もれてみたいです。
日曜日は、今週の相場見通しのため、先週のチャート分析をしておきます。
週足チャート、日足チャート、4時間足チャートにおけるトレンド、レンジ判断、取引レンジ、終値、4時間足チャートの型を確認します。
(取引レンジ、終値は10pips未満四捨五入の概数)
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
<ドル円>
週足:→ 日足:↑ 4時間足:→
先週取引:110.7~112.1円
先週終値:111.3円
4時間足チャート型:逆V下降
<ユーロ円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
先週取引:128.6~131.1円
先週終値:128.7円
4時間足チャート型:しっかり下降
<ポンド円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
先週取引:144.5~147.1円
先週終値:144.7円
4時間足チャート型:しっかり下降
<豪ドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
先週取引:82.0~83.3円
先週終値:82.3円
4時間足チャート型:もみ合い
<ユーロドル>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:→
先週取引:1.156~1.175ドル
先週終値:1.156ドル
4時間足チャート型:弱含み
となっています。
各通貨ペアともに、週足、日足といった長い時間足ではレンジ傾向が続いています。5分足、15分足メインでエントリーするにも、長い時間足のレンジでどの辺りに来ているかを確認しておくことは重要です。短い時間足で下降傾向であっても、長い時間足のレンジ下限で反転する可能性は考慮しておきたいですね。
今週のドル円は、底堅い動きになる可能性があると思われます。先週のFOMC声明では米国経済の力強さが強調され、米連邦準備制度理事会(FRB)は、あと2回、9月と12月に利上げを決定すると見ている市場関係者が多いようです。トランプ大統領のドル高、金利高けん制の影響も無く、主要通貨との金利差拡大により、ドルが上昇する環境は整っています。
しかしながら、追加関税の応酬により米中貿易摩擦激化への懸念がドルの上値を重くする可能性もあると思います。
チャート的には、日足の25MAがサポートとして働いているように見えます。先週末は下降して終了していますが、反発上昇がみられることを期待したいところです。
今週のユーロ円は、弱含みになる可能性があると思われます。先週は日本銀行が金融緩和策を当面維持する方針により円が売られる場面もありましたが、FOMC声明によるユーロ売りは、対円にも影響し、しっかり下げる結果となりました。今週もその流れは継続すると思われ、米中貿易摩擦激化への懸念も継続していることから、もみ合いから下降基調になりやすいのではないでしょうか。
チャート的には、4時間足で直近安値を更新し、まだ下げ止まり感はありません。もう少し下げそうな感じですが、日足、4時間足ではレンジ下限付近まで来ていることもあり、大きな下げがあれば反発上昇する可能性もあると思います。
今週のポンド円は、カーニーBOE総裁が先週、「英国には金融政策の緩やかな引き締めが必要」、「限定的かつ緩やかな利上げが必要」た発言したことにより、年内追加利上げの可能性は低下しており、政策金利は上昇したものの、欧州連合(EU)離脱問題への懸念もあり、上値は重いと思われます。また、米中貿易摩擦激化への懸念によるリスクオフ円買いの可能性は考慮しておきたいと思います。
チャート的には、4時間足で直近安値を更新し、まだ下げ止まり感はありません。日足レンジ下限付近の144.0円付近までの調整は想定したいと思いますが、その後は、レンジ内反発上昇の可能性は考慮しておきたいと思います。
今週の豪ドル円は、もみ合いの可能性が高いと思われます。豪準備銀行(RBA)理事会がありますが、政策金利は据え置きの予想で、利上げを急がない方針は継続されると思われます。米中貿易摩擦激化が更に進んだ場合は、中国経済への影響懸念から下落する可能性は考慮しておきたいと思います。
チャート的には、日足ではレンジ半ば25MAよりやや下側となっており、レンジ内のもみ合いで81.0円付近までの調整は想定しておきたいと思います。
今週のユーロドルは、FOMC声明で米国経済の力強さが強調され、今年中にあと2回の利上げが予想されることから、ユーロ売り、ドル買いの流れはまだ継続する可能性があると思われます。
チャート的には、日足で直近安値付近のサポートが効いているように感じますが、1.150ドルを下抜けると、下げを加速させて再び下降トレンドに突入する可能性が考えられます。
今週発表の経済指標、イベントでは、
8/7
13:30 (豪)豪準備銀行(RBA)政策金利発表
8/10
08:50 (日)四半期実質国内総生産(GDP、速報値) 前期比 4-6月期
17:30 (英)四半期国内総生産(GDP、速報値) 前期比 4-6月期
21:30 (米)消費者物価指数(CPI) 前月比 7月
に注目したいと思います。
その他指標でもポジティブ、ネガティブサプライズがあれば、大きな変動も起こりますので、毎日必ず指標発表、要人の発言予定を確認してから、エントリーするようにしたいと思います。
8/6(月)の夜、
8/7(火)の夜は、
の特に経済指標発表、イベントが予定されていません。