戻り継続か、戻り売りか要見極め – トレンドですか?レンジですか?

こんにちは。喜平です。

全体的に上昇が強かった分、押しが入りましたがドル円以外は反発上昇しています。

このような相場で重要なことは、上がるはずとか目線を固めてしまわないことです。

強いラインに対する動きをしっかり見極めて、柔軟な見方をしましょう。

水曜日は4時間足、1時間足、15分足のチャートでトレンド相場か、レンジ相場かを確認して、3日間程度のトレードの参考にできればと考えます。

<ドル円>
4時間足:→
1時間足:→
15分足 :↓

<ユーロ円>
4時間足:↑
1時間足:↑
15分足 :↓

<ポンド円>
4時間足:↑
1時間足:↑
15分足 :↓

<豪ドル円>
4時間足:↑
1時間足:↑
15分足 :↓

<ユーロドル>
4時間足:↑
1時間足:↑
15分足 :→

となっています。

↑:上昇トレンド相場
↓:下降トレンド相場
→:レンジ相場


ドル円は、日足の目線を分けるライン108.0円を下抜けてしまいました。ここから4時間足25MA勢いよく上抜ける動きが出れば、上昇継続ですが、107.0円を割り込むような展開になると下値が見えなくなります。そんな場合は、N字下降を確認して売るだけですけどね。

ユーロ円は、日足で意識されるラインで急反発となりました。すんなり上がればわかりやすいですが、もみ合いを想定しておきたいですね。N字上昇で狙っても直近高値に届かないこともあると思います。

ポンド円は、ユーロ円に似た動きになっています。4時間足25MAに対する反応を確認してから、次の作戦を練りたいと思います。

豪ドル円も、ユーロ円、ポンド円などと同じような感じです。特に個別の材料はなく、相場の流れに任せた動きです。ここからしっかり戻していくのか、戻り売りが発生するか見極めが必要です。

ユーロドルは、ドルの弱さもあり、先週の高値近くまで戻しました。再度落ちてくるとダブルトップを形成しての下降となるので、下げ加速の可能性もあると思います。

思い込みは注意してください。

<今週後半のイベント、経済指標発表情報>

6/10(水)の夜は、

20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数 前週比
21:30 (米)消費者物価指数(CPI/コア指数)5月
27:00 (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後政策金利発表
27:30 (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 定例記者会見

6/11(木)の夜は、

21:30 (米)卸売物価指数(PPI/コア指数)5月
21:30 (米)新規失業保険申請件数 前週分
21:30 (米)失業保険継続受給者数 前週分

6/12(金)の夜は、

18:00 (欧)鉱工業生産 4月
21:30 (米)輸入物価指数 5月
21:30 (米)輸出物価指数 5月
23:00 (米)ミシガン大学消費者態度指数・速報値 6月

が予定されています。

水曜日深夜はFOMC政策金利発表です。ポジションの持ち越しはご注意ください。


CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、6/5の金曜日公表された6/2取引終了後の建て玉枚数および前週比の増減です。久しぶりにポンドで1万枚を超える売り越しとなりました。この動きが継続するのかに注目したいと思います。

円/ドル(ドル円の反対です)
買い 61,958 (+4,085)
売り 29,379 (+6,113)

ユーロ/ドル
買い 174,412 (-622)
売り 93,172 (-6,640)

ポンド/ドル
買い 26,970 (-12,222)
売り 63,014 (+1,565)

豪ドル/ドル
買い 26,571 (+1,041)
売り 67,362 (+1,294)

エントリーに使うチャートの1つ、2つ上位時間足の流れ方向に逆らわないようにトレードしましょう。

常に心がけたい相場格言
– 心構えが勝敗を大きく左右する


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