こんにちは。喜平です。
ゴールデンウイークは9連休で久しぶりにゆっくりできました。
相場は結構動きましたが張り付きたくはないので、4時間足に絞って軽く取り組んでいました。
お休みで充電もできましたので改めて頑張っていきたいと思います。
先週足はドル円が陽線、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルが陰線でした。
先週は、ドル円、クロス円がGWの急落から大きくもみ合う状況の中で、ドル円は4時間足MAを力強く上抜けてきましたが、クロス円は戻り具合に差が出ている状況です。
ユーロが弱いのでユーロドルは4時間足で強い下降トレンドとなっています。
今週の狙い目は通貨ペアでまちまちです。ドル円、ポンド円は4時間足、1時間足での上昇チャネルの形成、ユーロ円、豪ドル円はもみ合いから抜けた方向へのトレンド、ユーロドルは下げ継続ながら下げ切ると急反発を期待しつつ、柔軟に対応していきたいと思います。
相場見通し
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。MAは21EMAを使用しています。
<今週のドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↑
1時間足チャート型:しっかり上昇
先週は、GWの急落からのもみ合いとなりましたが、日足直近の上昇トレンドラインにサポートされる形で、安値切り上げから金曜日の日足は大きな実体の陽線となっています。
4時間足では小さなチャネル内の上昇でクライマックス的な形になっています。このまま上値を追うのではなく、一旦調整、ブルフラッグなどの形成を待ってから、次の波で日足直近高値付近となる137.50円までのN字上昇を狙ってみたいと思います。
日足の目線を分けるラインは133.86円、注目水平ラインは137.50円、135.00円です。
4時間足目線:買い
15分足目線:買い
<今週のユーロ円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↓
1時間足チャート型:下降もみ合い
先週は、GWの急落からの反発で戻り売りが強くなり、4時間足は安値切り下げとなりました。4時間足直近の下降トレンドラインまだ上抜けることができていません。
日足目線は買いですが、3月の139.0円付近から151円超えの大きな上昇トレンドとなっていましたので、大きめの調整が入っている感じです。
15分足など短期では売り目線なのですが、注目水平ライン146.72円付近でサポートされるイメージもありますので、もう少し反発が強くなるのを待って、注目水平ライン147.75円からのN字上昇を狙いたいところです。
日足の目線を分けるラインは145.40円、注目水平ラインは147.75円、146.72円です。
4時間足目線:買い
15分足目線:双方向
<今週のポンド円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
1時間足チャート型:下降戻り
先週は、GWの急落からの上昇で戻り売りとなり、注目水平ライン167.96円まで振出しの戻っての再上昇開始となっています。
167.96円はダブルボトムの形となっていますので底堅さは感じられますが、169.20円付近に4時間足MAが来ていますので、簡単には上抜けられない可能性も高いと思います。
勢いよく4時間足MAを上抜ける形ができれば、170円台までは比較的に短期で戻る可能性がありそうです。
4時間足の上抜けることができずもみ合いレンジとなった場合、レンジ幅を確認して、レンジ下抜けで、再度167.96円を確認しにいく可能性が高くなるため、短期での売りは狙えそうです。
レンジを上抜けた場合、4時間足MAも上抜けていると思いますので、流れに沿って上昇についていく感じです。
日足の目線を分けるラインは166.00円、注目水平ラインは168.70円、167.96円です。
4時間足目線:買い
15分足目線:双方向
<今週の豪ドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
1時間足チャート型:下降もみ合い
先週は、GWの急落からの反発上昇がレジスタンスされ戻り売りが強くなりましたが、日足目線ライン90.20円付近のもみ合いで安値切り上げの様子も見られます。
4時間足で三角持ち合いを形成しそうな感じです。90.20円をしっかり上抜けてのN字上昇が確認できたら、4時間足MA上抜けのポイントで三角持ち合い上限のレジスタンスラインまでの動きを狙ってみたいと思います。
三角持ち合い下限のサポートラインを下にブレイクしてきた場合、N字下降の形成確認後、注目水平ライン89.40円までの短期下降を狙ってみたいと思います。
日足の目線を分けるラインは90.20円、注目水平ラインは90.50円、89.40円です。
4時間足目線:双方向
15分足目線:双方向
<今週のユーロドル>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:↓
1時間足チャート型:下降基調
先週は、GWを起点とした下降基調の中、4時間足で下げのクライマックスとも感じられる思える急落で、日足目線ライン1.0850ドル付近まで下降してきました。
下げの勢いはかなり強くなっており、短期では下げを狙えそうですが、1.0800ドルの少し下に週足の上昇トレンドラインが来ていますので注意が必要です。
売りの場合、長めの下ヒゲ、小さなダブルボトムが発生すると即逃げなければなりません。
週足の上昇トレンドラインで反発した場合、大きな反発となる可能性があるので、日足目線ライン1.0850ドルで足を固めた上昇が確認できれば短期で買うチャンスはありそうです。
日足の目線を分けるラインは1.0850ドル、注目水平ラインは1.0925ドルです。
4時間足目線:双方向
15分足目線:双方向
今週の経済指標とイベント
今週と来週で注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
5/15
18:00 (欧)鉱工業生産 3月
21:30 (米)ニューヨーク連銀製造業景気指数 5月
5/16
15:00 (英)失業率 4月 ★
18:00 (独)ZEW景況感調査 5月
18:00 (欧)ZEW景況感調査 5月
18:00 (欧)四半期域内総生産(GDP、改定値)1-3月期 ★
18:00 (欧)貿易収支(季調前・季調済)3月
21:30 (加)消費者物価指数(CPI)4月
21:30 (米)小売売上高 4月 ★
22:15 (米)鉱工業生産 4月
22:15 (米)設備稼働率 4月
23:00 (米)企業在庫 3月
23:00 (米)NAHB住宅市場指数 5月
5/17
08:50 (日)四半期実質国内総生産(GDP、速報値)1-3月期 ★
18:00 (欧)消費者物価指数(HICP/コア、改定値)4月 ★
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
21:30 (米)住宅着工件数 4月
21:30 (米)建設許可件数 4月
5/18
10:30 (豪)失業率 4月 ★
21:30 (米)新規失業保険申請件数
21:30 (米)失業保険継続受給者数
21:30 (米)フィラデルフィア連銀製造業景気指数 5月
23:00 (米)中古住宅販売件数 4月
23:00 (米)景気先行指標総合指数 4月
5/19
08:30 (日)全国消費者物価指数(CPI)4月 ★
24:00 (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 発言 ★
です。
今週の指標、イベントは少なめですが、注目されている指標の前後で短期エントリーはさけましょう。。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。
ポンドは買玉、売玉ともに増加傾向です。
円/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
4月18日 | 15,661 | 72,530 | -56,869 |
4月25日 | 13,680 | 82,424 | -68,744 |
5月2日 | 28,088 | 96,412 | -68,324 |
5月9日 | 22,229 | 83,244 | -61,015 |
ユーロ/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
4月18日 | 242,369 | 78,008 | 164,361 |
4月25日 | 243,516 | 74,116 | 169,400 |
5月2日 | 246,832 | 73,343 | 173,489 |
5月9日 | 260,335 | 80,913 | 179,422 |
ポンド/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
4月18日 | 53,834 | 52,532 | 1,302 |
4月25日 | 59,405 | 53,566 | 5,839 |
5月2日 | 58,661 | 57,596 | 1,065 |
5月9日 | 71,561 | 67,033 | 4,528 |
豪ドル/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
4月18日 | 44,610 | 86,966 | -42,356 |
4月25日 | 54,241 | 93,703 | -39,462 |
5月2日 | 52,340 | 97,350 | -45,010 |
5月9日 | 41,225 | 90,418 | -49,193 |
元データはこちら
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れて下の方AUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)
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