こんにちは。喜平です。
週足は、ドル円、ポンド円が陽線、ユーロ円、豪ドル円、ユーロドルが陰線でした。
ロシアのウクライナ侵攻懸念が継続しており、ユーロ円、豪ドル円が弱い中、ドル円は日足レンジ上限付近まで上昇してきました。
引き続きリスクの高い相場となりますので、小さいポジションでキープは短めに利益を確保していきたいと思います。
長いヒゲなどレンジ内反転の動きには注意しましょう。
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
<ドル円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:↑
始値:113.6円 終値:115.2円
高値:115.7円 安値:113.5円
1時間足チャート型:上昇もみ合い
<ユーロ円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↓
始値:128.9円 終値:128.4円
高値:129.2円 安値:128.2円
1時間足チャート型:もみ合い
<ポンド円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:→
始値:154.3円 終値:154.3円
高値:154.4円 安値:154.1円
1時間足チャート型:上昇もみ合い
<豪ドル円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↓
始値:81.5円 終値:80.5円
高値:82.1円 安値:80.4円
1時間足チャート型:弱含み
<ユーロドル>
週足:↓ 日足:→ 4時間足:→
始値:1.134ドル 終値:1.115ドル
高値:1.134ドル 安値:1.112ドル
1時間足チャート型:下降もみ合い
となっています。
通貨強弱(CCFpインジケータ)は
日足
ポンド>ドル>円>ユーロ>豪ドル
4時間足
円>ドル>ポンド>ユーロ>豪ドル
です。
相場見通し
<今週のドル円>
先週は4時間足ダブルボトムからFOMCをきっかけに急上昇となりましたが、昨年11/24の高値となる注目水平ライン115.50円がレジスタンスとして効いています。
週末には雇用統計を控えているため、高値追いは難しいと思われます。
まずは4時間足でのしっかりとした押しを確認して、サポートを確認後の上昇チャネルを狙っていきたいと思います。
日足目線ライン114.45円まで押してからの反発だとわかりやすいと思います。
日足の目線を分けるラインは114.45円、注目水平ラインは115.50円、113.47円です。
<今週のユーロ円>
地政学的リスクの上昇もあり、注目水平ライン128.40円のサポートも感じられますが、高値を切り下げてきています。
ロシアのウクライナ侵攻懸念はもうしばらく水面下での交渉が続くのではと考えますので、下げ圧力は収まらないように思います。
昨年12/3の週足安値を目指すと想定し、128.40円をしっかり抜けてから下降チャネルでの下げの動きを狙ってみたいと思います。
日足の目線を分けるラインは129.64円、注目水平ラインは128.40円です。
<今週のポンド円>
週足でも意識されていた153.0円のサポートをきっかけとして上昇となり、4時間足下降トレンドラインをやや上にブレイクしてきました。
2/3政策金利発表を控えて154円台でのもみ合いを想定したいと思います。
ポジティブサプライズがあれば、注目水平ライン154.95円を上抜けてくる動きを狙ってみたいと思います。
日足の目線を分けるラインは154.00円、注目水平ラインは154.95円です。
<今週の豪ドル円>
下降勢いがついて売りのクライマックスになってきている印象です。
下値がどこでサポートされるかに注目したいと考えます。80.0円付近でサポートされ、安値の切り上げの動きを待ちたいと思います。
日足の目線を分けるラインは81.50円、注目水平ラインは79.90円です。
<今週のユーロドル>
日足もみ合いレンジを下抜けて安値を更新してきました。
注目水平ライン1.1258ドル、1.1186ドルあたりまで戻ってからの売り再開が確認できれば、売ってみたいと思います。
日足の目線を分けるラインは1.1373ドル、注目水平ラインは1.1258ドル、1.1186ドルです。
<今週の買いと売り>
今週の5分足、15分足のトレードは、
1時間足のトレンド方向のみエントリー!
1時間足レンジの上限、下限は様子見!
抵抗、サポートとなる水平線で反転するセットアップ足をチェック、
高値または安値を更新するシグナル足を確認、
さらにN字形成で伸びてくるところを、
ドル円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ユーロ円・・・ショート(売り)
ポンド円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
豪ドル円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ユーロドル・・・ショート(売り)
で直近高値、安値までの動きを狙いたいと思います。
1時間足、4時間足のトレードは、
上記日足のトレンド矢印方向のみのエントリーとなります。
日足の直近高値、安値付近は様子見です。
今週の経済指標とイベント
今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
1/31
19:00 (欧)四半期域内総生産(GDP、速報値)10-12月期
22:00 (独)消費者物価指数(CPI、速報値)1月
23:45 (米)シカゴ購買部協会景気指数 1月
2/1
12:30 (豪)豪準備銀行(RBA)政策金利発表 ★
17:55 (独)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)1月
17:55 (独)失業率 1月
18:00 (欧)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)1月
18:30 (英)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)1月
18:30 (英)消費者信用残高 12月
18:30 (英)マネーサプライM4 12月
19:00 (欧)失業率 12月
22:30 (加)月次国内総生産(GDP)11月 ★
23:45 (米)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)1月
24:00 (米)ISM製造業景況指数 1月 ★
24:00 (米)建設支出 12月
2/2
19:00 (欧)消費者物価指数(HICP、速報値)1月
21:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
22:15 (米)ADP雇用統計 1月 ★
2/3
17:55 (独)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)1月
18:00 (欧)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)1月
18:30 (英)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)1月
19:00 (欧)卸売物価指数(PPI)12月
21:00 (英)イングランド銀行(BOE)金利発表 ★★
21:00 (英)英中銀資産買取プログラム規模
21:00 (英)英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨 ★
21:30 (米)チャレンジャー人員削減数 1月
21:30 (英)ベイリー英中銀(BOE)総裁 発言 ★
21:45 (欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利 ★★
22:30 (欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁 定例記者会見 ★
22:30 (米)四半期非農業部門労働生産性・速報値 10-12月期
22:30 (米)四半期単位労働コスト・速報値 10-12月期
22:30 (米)新規失業保険申請件数
22:30 (米)失業保険継続受給者数
23:45 (米)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)1月
23:45 (米)総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)1月
24:00 (米)ISM非製造業景況指数(総合)1月 ★
24:00 (米)製造業新規受注 12月
2/4
18:30 (英)建設業購買担当者景気指数(PMI)1月
19:00 (欧)小売売上高 12月
22:30 (加)失業率 1月
22:30 (米)雇用統計 1月 ★★
です。
2/4金曜日は大注目のアメリカ雇用統計の発表があります。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、1/18取引終了後の建て玉枚数および前週比の増減です。
先週は落ち着いた動きでした。
元データはこちら
(下にスクロールしたNon-Commercial分が投機筋のポジションです)
円/ドル(ドル円の反対です)
買い 15,866 (+7,864)
売り 84,139 (-4,742)
ユーロ/ドル
買い 213,408 (+1,507)
売り 181,848 (-5,469)
ポンド/ドル
買い 36,666 (-3,094)
売り 44,429 (+4,422)
豪ドル/ドル
買い 15,121 (+6,070)
売り 98,394 (+889)
( )内は先週比
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