
今回はダウ理論の3回目です。
トレンドを把握できるようになれば、
トレンド方向のエントリーポイントは明確になり、
トレンドに逆らったダメなエントリーが減りますよ。
改めてトレンドとは
改めてトレンドとは何かの再確認ですが、
上昇トレンドとは上昇が継続しやすい値動き、
下降トレンドとは下降が継続しやすい値動きということです。
あくまでも継続しやすいということがミソで、
上昇トレンドでも波があり、その中には下がる波もあるということです。
上昇トレンドならいつ買っても勝てるということではなく、
勝ちやすいエントリーポイントで買わないと負ける
ということを覚えておいてください。
そのポイントを把握するために重要なのが、
押し安値、戻り高値ということです。
押し安値とは、直近高値を上抜けてきた波の起点となった安値のことです。
戻り高値とは、直近安値を下抜けてきた波の起点となった高値のことです。
ダウ理論第2回講義で、ダウ理論の
「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する」
ということをお話ししました。
転換シグナルとは
明確な転換シグナルとは、
押し安値を下に抜けること、
戻り高値を上に抜けることです。
もちろん相場はそれほど単純なものではないので、
押し安値を下抜けてから再上昇する、
戻り高値を上抜けてから再下降
といったダマシも発生しますので
絶対に転換するということは言えませんが、
特にローソク足実体で抜けると
転換の確度は高くなることを覚えておきましょう。
転換ということは上昇トレンドが下降トレンドに、
下降トレンドが上昇トレンドになるということなのですが、
相場は多くの場合がレンジであり、
明確に転換がわかるほどの相場になるかどうかは、
トレンド転換に追随する人がどれくらいいるか
ということになるでしょう。
損切がトレンドにつながる
押し安値を少し下抜けたところには買いエントリーの損切注文が、
戻り高値を少し上抜けたところには売りエントリーの損切注文が
溜まりやすく、このことが新規注文を呼び込み、
次のトレンドにつながる可能性があるということの認識が大事です。
第3波の大きな上昇トレンドだと
高値更新、安値切り上げの波が
いくつか発生します。
安値切り上げになると損切価格を切り上げる人も多くいるので、
一番直近の押し安値が重要で、損切注文が多くなりやすいこと
も合わせて覚えておくとよいです。
もう一つ。損切注文が多いかなと思う場所は、
1つ上の上位足チャート(5分足→15分足→1時間足→4時間足)でも確認して、
意識されているラインかどうかも確認することが大事です。
1つ上の上位足チャートでトレンドの方向が異なる場合は、
難しい相場になりやすいので
一旦様子見にするのが良いと思います。
エントリーポイントの見極め
押し安値を下抜けたらすぐにか売りポイントか、
戻り高値を上抜けたらすぐに買いポイントか
というとそうではありません。
大量の損切注文があった場合、
長いローソク足で一気に動いてしまうこともあるのですが、
例えば、下降トレンドから上昇トレンド転換の初期では、
高値、安値の切り上げを繰り返して上昇することが多いです。
そのため、戻り高値上抜けでは、一旦押し下降を待ち、
安値切り上げとなったラインでサポートされ、
N字上昇してきたところが買いポイント
ということになりやすいと思います。
多くの人が損切りするとトレンドは終了となり、
元のトレンドには戻りません。
そんな中で元のトレンド方向のポジションを持っている場合は、
損失が膨らむだけなので、できるだけ早く決済してください。
何回もいいますが、
FXはトータルでの勝ち負けで結果が決まります。
勝ち続けることは不可能です。
1回の勝負にこだわる必要はなく、気持ちを切り替えることが重要です。
ダウ理論でトレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続するということでした。
明確なシグナルがでたらそこでトレンド終了となりますので、
次のトレンドで第3波を待つということになります。
第1波はまだトレンドがはっきりしないカオスな状況で
初心者にとって勝つことの難しい相場でしたね。
第5波も第1波ほど難しくはないにしても、
売り買いが交錯するので、
特にどこがトレンドの上限なのか、
あるいは下限なのかが認識できない場合は、
難しい相場になりやすい。
局所的な部分だけで判断するのではなく、
上位足チャートも見て環境認識して、
方向感が明確になりやすい第3波でエントリーしましょう。
下位足で戻り高値を超えても
上位足ではまだ超えていないこともあります。
その場合は伸びにくいので、
次の高値、安値の切り上げを待ち、
上位足の戻り高値も超えてくると、
3波が移動したようなイメージで大きく伸びやすくなります。
FXは待つのが仕事です。
待てなければ仕事になりません。
つまりトータルで勝つことが難しくなるということです。
今回の課題(ダウ・エリオット波動のカウント)
どの通貨ペア、時間足でもよいので、
ダウの第1波、第3波、第5波を数えてみましょう。
波はローソク足10~40本くらいで形成されるものを数えましょう。
10本以下の波は1つ下の時間足の波、
40本以上の波は1つ上の時間足の波
の可能性もあります。
ローソク足1、2本で形成される小さな戻りを波と考えると
損切注文が溜まる波を見失うので注意が必要です。
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