FXで勝てないのはなぜ?<第3回>確率で勝つという理解

これまでの復習

今回は確率で勝つという理解についてです。

第2回はおまけの「キングボンビー」も含めて理解いただけたでしょうか。

復習しておきましょう。

①人の本能からくる行動はFXトレードにとって厄介

②損をするのがイヤで損切を先延ばしにする行動は本能からくる

③利益がでると早く利確したくなるのも本能からくる

④本能に従ってトレードすると損大利小になりトータルで勝てない

⑤自信過剰による思い込みとロットを上げたトレードはキングボンビーを呼び起す

でしたね。

何度思い返してもよいくらい大事なことです。

よく覚えていないという方はしっかりと復習しておくことをお勧めします。

宿題はできたでしょうか。

実際に行動して体験するということも大事ですよね。

経験により新たな発見もできます。

実体験は本に書いてあることを読むよりはるかに大きな知識資産となりますよ。

成功、失敗、気づきはノートに記録しておくことは勝ち組トレーダーになるためにきっと役立つでしょう。

確率で勝つとは

ということで今回は確率で勝つということをお話していきたいと思います。

第2回でも少しお話ししましたが、確率で勝つということの理解はとても、とても重要なのです。

勝ちやすいパターンというものはありますが、必ず勝てるパターンというものはありません。

みなさんがFXトレードする時も、勝てる可能性が高いと考えた場合のみ、エントリーすると思います。

それでも負けることがありますよね。

勝てると思ったトレードで損失が出て、それを放置した結果、ドカンと負けたことありますよね。

だれもが経験していると思います。

上がりやすい相場、下がりやすい相場はありますが、

基本的に相場は何事も起こりうると理解しておかなければならないのです。

どんな相場でも買う人と売る人がいる

少し具体的に考えてみましょう。

例えば、上昇相場において、1時間足、15分足で直近高値をブレイクして上昇後、

押しにより移動平均線まで下落したとします。

その後、もみ合いとなるも移動平均線がサポートとなり、再上昇し始めました。

このような相場では多くの人が上昇すると考えて、買う人が多くなると思います。

しかし、実際には売る人もいます。

安値で買いポジションを仕込んでいた人が、週足、日足の天井に来ているとの判断から、

ここぞ売り時と考えて大口の買いポジションを手仕舞ったらどうなるでしょうか。

相場は急落します。

自分が上がると思っている相場でも必ず売る人がいます。

相場は買い玉と売り玉の数の多数決で上がるか、下がるかが決まるのです。

自身が上昇すると考えて買ったとしても、他の人が買うのか、売るのか、様子見なのかはわかりません。

たった一人の大口が売ることによって、自分のポジションと反対方向に動く可能性があることを理解しておかなければなりません。

もう一度言いますが、相場は何事も起こりうるということです。

上昇しやすいパターンでも実際に上昇する確率は、高い場合でも70~80%です。

確率で勝つ相場は一期一会

過去の検証と同じパターンが現れたとしても、それぞれの相場で参加者も違えば、判断も異なり、同じ結果にはならないのです。

1回のトレードで必ず勝てるということはありません。

1回のトレードにこだわるのではなく、少なくとも10回のトレードのトータルで勝つという認識が重要です。

ここに10回のトレードで7回勝って3回負ける確率のルール(トレード方法)があったとします。

そのルールを一貫して守り、トレードをしても、1回1回は勝つか、負けるかはわかりません。

しかし、10回トレードをすれば7回くらい、100回トレードをすれば70回くらい勝てるはずです。

コインを投げて表が出るのか、裏が出るのか、1回1回ではわかりませんが、

10回投げれば5回くらい、100回投げれば50回くらいの確率で表が出るということと同じです。

同じエントリーロット数、1回あたりの利確pipsと損切pipsが同じくらいで、

勝てる優位性の高いルールを一貫して守れば、トータルで勝てるトレードができるということなります。

1回あたりの利確pipsが損切pipsの2倍といったルールであれば、勝率が50%であっても、トータルで勝てるトレードができます。

このように優位性のあるルールを一貫して守り、トレードをすることが、確率で勝つということになります。

確率で勝つ手順

それでは、もう少し掘り下げて、その手順を考えてみましょう。

まずはエントリールールと決済ルールを明確に決めることです。

あまり多くのルールを1度に設定すると、どのルールに優位性があるのか分からなくなりますので、せいぜい3つ以内のルールがよいと思います。

オールマイティなルールは見つけにくいので、上昇トレンドで有効、下降トレンドで有効、レンジ相場で有効など、相場に合わせたルールを設定することも重要です。

同じルールで少なくとも10回はトレード行い、結果を評価します。

明らかに結果の出ないルールは排除していきます。

場合によっては、ルールを微調整することもあるでしょう。

確率で勝つルールの決め方と評価

ルール設定の具体例です。

例えば、

相場環境:下位足の移動平均線が上位足の移動平均線を下から上に抜けてきた上昇トレンド

エントリー:直近高値を更新後、下位足の移動平均線にサポートされてのN字上昇確認

利確決済:直近高値の3pips安値

損切決済:サポートなった下位足移動平均線をローソク足実体で下抜けたことが確定

などです。

そして決めたルールで少なくとも10回はトレードし、結果を評価します。

勝てるルールと判断できた場合は、継続して採用します。

トータルで勝てなかった場合は、不採用とするか、少しルールを変更して、再評価しても良いと思います。

優位性のあるパターンの探し方については、別の講義でお話していきたいと思います。

確率で勝つためには、そのルールを一貫して守るということが大切です。

次回は「FXで負けないためにどうするか?」です。

FXで勝つためにはテクニカルの知識を学び、経験も多く積んだ方がよいのですが、その前に資金管理とメンタル管理で具体的にどうするのがよいか、少し詳しくお話していきたいと思います。

FXで勝つスタートポイントにつくための大事なお話です。お楽しみに。

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