こんにちは。喜平です。
4月に入り、初々しい新入社員や新入生を見るようになりましたね。ン十年前の自分のことはよく思い出せんが、これからいろいろなことを経験して一人前になっていくんだろうなと思うと応援したくなりました。
先週足はドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円が陰線、ユーロドルが陽線でした。
先週は、ドル円、ユーロ円、ポンド円はもみ合いでやや下降となりました。豪ドル円はあいかわらず弱さが目立ちましたね。
もみ合いの動きから次のトレンド方向をしっかりと見極めて相場についていきたいと思います。
ユーロ円、ポンド円は日足レンジ高値圏なのでレンジ内下降の流れを期待したいです。
月曜日はイースターマンデーで多くの国と地域が休場なので、実質火曜日以降の動きを確認です。
相場見通し
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。MAは21EMAを使用しています。
<今週のドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
1時間足チャート型:下降戻り
先週は、4時間足もみ合いから高値切り下げとなり押しの発生となりましたが、安値は切り上げとなり、三角持ち合い収束の形となっています。注目の雇用統計でもサプライズはなく、一旦132円台のどこかで落ち着いてから次のトレンド待ちでしょうか。
4時間足でMAを上抜けており、MAの上をキープしている間は、注目水平ライン132.75円を目指して上昇し、その後は、132.00~132.50円あたりで収束しそうな感じです。
収束までは良いエントリーポイントをつかみにくいと思いますので、次のトレンドが確認できるまでは待ちで良いと思います。
日足の目線を分けるラインは134.50円、注目水平ラインは132.75円、130.62円です。
4時間足目線:売り
15分足目線:双方向
<今週のユーロ円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
1時間足チャート型:下降戻り
先週は、日足直近高値付近を試しに行きましたが、ブレイクすることはなく、日足目線ライン142.83円付近まで押し戻されました。その後は144.00円付近までの戻りとなっています。
直近の4時間足上昇勢いが衰え、再度、4時間足MAを下抜けてのN字下降が確認できた場合は、142.83円付近までの下降流れに乗る売りエントリーポイントを探りたいと思います。
上昇勢いが続いて注目水平ライン145.40円付近に来た場合、ややリスクは高いですが、売りチャンスになる可能性もありますね。
直近4時間足では高値安値の切り下げとなっているため、買いを狙うのはリスクが高く、待ちたいと思います。
日足の目線を分けるラインは143.83円、注目水平ラインは145.40円、144.20円です。
4時間足目線:双方向
15分足目線:双方向
<今週のポンド円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
1時間足チャート型:大きなもみ合い
先週は、4時間足直近高値を更新してきたものの、ブレイクは失敗に終わり、4時間足MA下まで押し込まれました。4時間足で戻りが発生していますが、やや勢いは衰えています。
もう少し4時間足で上昇する可能性もありますが、再度、4時間足MAを下抜けてのN字下降で163.00円付近までの売りエントリーポイントを探りたいと思います。
急上昇のスパイクが発生して165.00円を上抜けてきた場合は、ややリスクが高いですが、短期足の動きを確認しつつ、戻り売りのタイミングを見極めたいです。
現状で日足チャネルの上限に近いため、1時間足以上の買いはリスクが高く、買いは注目水平ライン164.25円上抜けでの短期足N字上昇に限定したいと思います。
日足の目線を分けるラインは162.15円、注目水平ラインは164.25円です。
4時間足目線:買い
15分足目線:双方向
<今週の豪ドル円>
週足:↓ 日足:→ 4時間足:→
1時間足チャート型:下降もみ合い
先週は、直近日足下降トレンドの戻りが日足目線ライン90.20円付近まで反発しましたが、上抜けることはできず、戻り売りが優勢となりました。いったん下げ止まっているのですが、ユーロ円、ポンド円が明らかに上昇したに対してほぼ横ばいとなっています。
4時間足MAにレジスタンスされているようにも感じられますが、1時間足MAでは上に来ているので、もう少し様子を見たいところです。
注目水平ライン87.77円を下抜けて、先週4/6の安値87.58円を更新後、N字下降が確認できた場合は、売りエントリーポイントを見極めたいと思います。
その場合、下降チャネルの形成を確認してから、売りエントリータイミングを見極めたいと思います。
4時間足MAを上抜けてきた場合、注目水平ライン88.62円、日足下降トレンドラインなどの強いラインでレジスタンスされての戻り売り待ちとなります。
日足の目線を分けるラインは90.20円、注目水平ラインは88.62円、87.77円です。
4時間足目線:売り
15分足目線:双方向
<今週のユーロドル>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↑
1時間足チャート型:上昇もみ合い
先週は、日足で意識された1.0787ドルから反発は強いレジスタンスと考えていた1.0925ドルを上抜けてきましたが、勢いは続かず、1.090ドル付近まで押し戻されています。
直近4時間足の上昇トレンドラインをキープして、再度、注目水平ライン1.0925ドルをしっかり超えてくるようであれば、ウエッジ型チャネル(基礎用語参照)でトレンドラインからチャネルラインへの動きを狙ってみたいです。
直近4時間足の上昇トレンドラインを下にブレイクした場合は、明確な4時間足下降チャネルが確認できるまでは、安値切り上げの買いエントリーポイントを探りたいと思います。
日足の目線を分けるラインは1.0787ドル、注目水平ラインは1.0925ドルです。
4時間足目線:買い
15分足目線:双方向
今週の経済指標とイベント
今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
4/10
イギリス、欧州、オーストラリアはイースターマンデーで休場
23:00 (米)卸売売上高 2月
4/11
18:00 (欧)小売売上高 2月
4/12
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
21:30 (米)消費者物価指数(CPI/コア指数)3月 ★
22:00 (英)ベイリー英中銀(BOE)総裁 発言 ★
23:00 (加)カナダ銀行 政策金利 ★
27:00 (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨 ★
4/13
10:30 (豪)失業率 3月
15:00 (独)消費者物価指数(CPI、改定値)3月 ★
15:00 (英)月次国内総生産(GDP)2月 ★
18:00 (欧)鉱工業生産 2月
21:30 (米)新規失業保険申請件数
21:30 (米)失業保険継続受給者数
21:30 (米)卸売物価指数(PPI/コア指数)3月
4/14
21:30 (米)小売売上高 3月 ★
21:30 (米)輸入物価指数 3月
21:30 (米)輸出物価指数 3月
22:15 (米)鉱工業生産 3月
22:15 (米)設備稼働率 3月
23:00 (米)ミシガン大学消費者態度指数・速報値 4月
23:00 (米)企業在庫 2月
です。
水曜深夜のFOMC議事録は大注目です。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。
ポンドの買い玉が大幅に増えましたが、それ以外は特に大きな変化は見られません。
円/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
3月14日 | 11,048 | 85,842 | -74,794 |
3月21日 | 7,255 | 73,600 | -66,345 |
3月28日 | 9,717 | 63,692 | -53,975 |
4月4日 | 11,523 | 68,559 | -57,036 |
ユーロ/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
3月14日 | 222,313 | 82,357 | 139,956 |
3月21日 | 215,825 | 70,983 | 144,842 |
3月28日 | 222,918 | 77,893 | 145,025 |
4月4日 | 225,416 | 82,023 | 143,393 |
ポンド/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
3月14日 | 32,334 | 49,648 | -17,314 |
3月21日 | 28,652 | 49,150 | -20,498 |
3月28日 | 28,355 | 52,439 | -24,084 |
4月4日 | 46,415 | 61,208 | -14,793 |
豪ドル/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
3月14日 | 41,685 | 81,776 | -40,091 |
3月21日 | 41,183 | 79,642 | -38,459 |
3月28日 | 43,813 | 79,166 | -35,353 |
4月4日 | 46,687 | 73,920 | -27,233 |
元データはこちら
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れて下の方AUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)
投資本専門店 トレーダーズショップ
– オーディオブックも充実しています
– 送料無料 !