先週の週足上ヒゲの長さが気になりますね。
先週は、日銀のマイナス金利解除ニュースで急上昇となりましたが、クロス円は日足高値更新後に急落となりました。
先週足は、ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円が陽線、ユーロドルが陰線でした。
マイナス金利解除といっても0~0.1%、長期国債の買い入れは継続で状況は大して変わらないとみられているようです。
欧米の利下げが見えてくるまでは高値圏のもみ合いが続く予感です。
難しい、わからないと感じたらトレードしないのがリスク回避です。
わかりやすい相場で優位性ルールのみトレードしましょうね。
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第3回まで4回分を公開済みです。
相場狙い目
チャート型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。MAは21EMAを使用しています。
<今週のドル円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑
先週1時間足チャート型:上昇もみ合い
先週は、日銀マイナス金利解除報道で急上昇すると直近日足高値を上抜けて、2023年11月12日の直近週足高値まで到達しました。
その後は急落して150円台前半まで押すも、再度上昇となり、4時間足MA上でややもみ合いとなってりました。
今週は
買い:1時間足ライン151.80円をしっかり上抜けてのN字上昇(急激な円安は為替介入に警戒し、直近高値の少し下まで)
買い:1時間足ライン150.99円または4時間足MAのサポート確認後、1時間足MA上抜けN字上昇(151.80円まで)
売り:1時間足ライン150.33円をしっかり下抜けN字下降(4時間足MA、1時間足MA下抜けていることが前提。それでもリスクは高いため短期足のスキャルピングのみ)
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:148.80円
注目水平ライン:151.80円、150.99円、150.77円、150.33円
となります。
<今週のユーロ円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑
先週1時間足チャート型:上昇押し
先週は、日銀のマイナス金利解除ニュースで急上昇となり、一時は165円台に乗せました。
日足では実体で高値更新のとなりましたが、週足上ヒゲが長く、押しが続く可能性もありそうです。
現在、4時間足の押しがMAを下抜けてきましたので、まずはどこでサポートされるのかに注目です。
今週は
買い:1時間足ライン163.46円のサポート確認後、4時間足MA上抜けN字上昇
買い:4時間足ライン162.64円のサポートから4時間足での安値切り上げ確認後、4時間足MA上抜けN字上昇
売り:4時間足ライン161.95円をしっかり下抜けてのN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:160.25円
注目水平ライン:163.70円、163.46円、162.64円、161.95円
となります。
<今週のポンド円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:→
先週1時間足チャート型:上昇押し
先週は、日銀のマイナス金利解除ニュースで急上昇となり、一時は193円台に乗せました。
しかし1時間足のダブルトップから急落となり、深い押しとなっています。
ユーロ円同様に4時間足の押しからいつ反転上昇となるのかに注目です。
週足上ヒゲが長いため、さらに安値を探るまたは、反転上昇からの戻り売りに警戒が必要です。
今週は
買い:4時間足ライン190.36円のサポート確認後、4時間足MAを上抜けてのN字上昇
買い:日足ライン189.03円のサポート確認後、4時間足MA、1時間足MAを上抜けてのN字上昇
売り:日足目線ライン191.13円および4時間足MAにレジスタンスされてのN字下降(リスク高めなのでスキャルピング狙い)
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:187.95円
注目水平ライン:192.21円、191.13円、190.36円、189.65円、189.03円
となります。
<今週の豪ドル円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:→
先週1時間足チャート型:上昇押し
先週は、日銀のマイナス金利解除ニュースで急上昇となり、一時は100円台に乗せました。
しかし、100円台の達成感からか急落となり、98円台半ばまで押し込まれています。
反転上昇を狙うには4時間足MA上抜けを待ちたいですが、週足上ヒゲが長いので戻り売り調整も想定しておきます。
今週は
買い:日足ライン99.00円をしっかり上抜けてのN字上昇(4時間足上抜け前提)
買い:週足ライン98.50円でのサポートおよび1時間足での安値切り上げ確認後、 4時間足MAおよび1時間足MAを上抜けてのN字上昇
売り:日足目線ライン96.91円をしっかり下抜けてのN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:96.91円
注目水平ライン:99.00円、98.50円、98.13円、97.95円
となります。
<今週のユーロドル>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↓
先週1時間足チャート型:弱含み
先週は、日足レンジ内の戻り売りが強くなり、日足目線ライン1.0838ドルを下抜けて弱含みになっています。
現在の日足レンジは1年以上続いていますが、週足では三角持ち合いが収束してきているので、大枠としては次のトレンドを待つ感じです。
今週は
買い:日足目線ライン1.0838ドルをしっかり上抜けてのN字上昇(4時間足MA上抜けていない場合は待ち)
売り:1時間足ライン1.0866ドルまたは日足目線ライン1.0838ドルにレジスタンスされてのN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:1.0838ドル
注目水平ライン:1.0965ドル、1.0935ドル、1.0866ドル、1.0794ドル
となります。
今週の経済指標とイベント
今週で注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
3/25
08:50 (日)日銀・金融政策決定会合議事要旨 ★
23:00 (米)新築住宅販売件数 2月 ★
3/26
21:30 (米)耐久財受注 2月
22:00 (米)住宅価格指数 1月
22:00 (米)ケース・シラー米住宅価格指数 1月
23:00 (米)リッチモンド連銀製造業指数 3月
23:00 (米)消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)3月
3/27
19:00 (欧)消費者信頼感(確定値)3月
19:00 (欧)経済信頼感 3月
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
3/28
16:00 (英)四半期国内総生産(GDP、改定値)10-12月期 ★
17:55 (独)失業率 3月
21:30 (米)四半期実質国内総生産(GDP、確定値)10-12月期 ★
21:30 (米)四半期GDP個人消費・確定値 10-12月期
21:30 (米)四半期コアPCE・確定値 10-12月期
21:30 (米)新規失業保険申請件数
21:30 (米)失業保険継続受給者数
22:45 (米)シカゴ購買部協会景気指数 3月
23:00 (米)ミシガン大学消費者態度指数・確報値 3月
23:00 (米)住宅販売保留指数 2月
3/29
米・英・豪は聖金曜日の休日です
19:00 (日)外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:30 (米)個人所得 2月
21:30 (米)個人消費支出(PCE/コア・デフレーター)2月 ★
21:30 (米)卸売在庫 2月
今週は注目イベント、指標発表は少なめです。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。
4つの通貨ともに売り越しでドルが強くなっています。
円/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
2月27日 | 51,261 | 183,966 | -132,705 |
3月5日 | 54,671 | 173,514 | -118,843 |
3月12日 | 54,923 | 157,245 | -102,322 |
3月19日 | 66,274 | 182,286 | -116,012 |
ユーロ/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
2月27日 | 205,234 | 142,380 | 62,854 |
3月5日 | 200,025 | 133,714 | 66,311 |
3月12日 | 193,998 | 119,591 | 74,407 |
3月19日 | 182,382 | 134,040 | 48,342 |
ポンド/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
2月27日 | 91,970 | 45,612 | 46,358 |
3月5日 | 102,279 | 43,894 | 58,385 |
3月12日 | 123,285 | 52,834 | 70,451 |
3月19日 | 102,605 | 49,405 | 53,200 |
豪ドル/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
2月27日 | 49,640 | 128,816 | -79,176 |
3月5日 | 53,966 | 138,709 | -84,743 |
3月12日 | 41,591 | 132,431 | -90,840 |
3月19日 | 38,207 | 145,745 | -107,538 |
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れて下の方AUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)