こんにちは。喜平です。
先週足は、ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円が陽線、ユーロドルが陰線でした。
クロス円は長い上ヒゲが発生しています。
直近急上昇の初押しですので、再度上昇に転ずる動きになると考えますが、短期筋の売り仕掛けなどにより、少し難しい動きになる可能性もあると思われます。
トレンド方向は思い込みにならないよう、常に4時間足~15分足の流れを確認していきたいですね。
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
<ドル円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑
始値:130.9円 終値:134.3円
高値:134.6円 安値:130.4円
1時間足チャート型:上昇基調
<ユーロ円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑
始値:140.2円 終値:141.2円
高値:144.2円 安値:139.8円
1時間足チャート型:上昇押し
<ポンド円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑
始値:163.5円 終値:165.4円
高値:168.7円 安値:162.9円
1時間足チャート型:上昇押し
<豪ドル円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑
始値:94.4円 終値:94.6円
高値:96.9円 安値:93.8円
1時間足チャート型:上昇押し
<ユーロドル>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:→
始値:1.071ドル 終値:1.051ドル
高値:1.077ドル 安値:1.051ドル
1時間足チャート型:弱含み
となっています。
通貨強弱(CCFpインジケータ)は
日足
豪ドル>ユーロ>ドル>ポンド>円
4時間足
ドル>ユーロ>ポンド>豪ドル>円
です。
相場見通し
<今週のドル円>
先々週からの勢いは衰えず、日足直近高値を一気に上抜けるとポンド円のようなアグレッシブさで134円台に到達しています。
次の年足レベルの抵抗は1990年の144円台ですが、このまま上がり続けることは難しく、近いうちにクロス円のような調整となる可能性が高いと思います。
直近の1時間足レンジとなっている注目水平ライン133.38~134.47円のどちらに抜けるのかに注目なんですが、このレンジも200pipsの幅がありますので、レンジ内の反転の動きを見極めたいと思います。
レンジを勢いよく下抜けた場合、注目水平ライン131.25円くらいまでは十分に調整する可能性があるのではないでしょか。
レンジ上抜けはダマシに注意ですね。(しっかりN字確認しましょう!)
日足の目線を分けるラインは129.50円、注目水平ラインは134.47円、133.38円、131.25円です。
<今週のユーロ円>
先週水曜日までは勢いよく上昇したものの、木曜日、金曜日は大きな調整となったため、週足は長い上ヒゲとなっています。
4時間足で直近の急上昇における1回目の明確な調整(押し)なので、安値確認後、安値・高値切り上げとなれば、直近の高値または近いレベルまで再上昇してくる可能性が高いと思います。
まずは確信できる安値を待ちたいですね。
日足の目線を分けるラインは138.17円、注目水平ラインは142.66円、139.97円です。
<今週のポンド円>
ユーロ円同様、先週水曜日までは勢いよく上昇したものの、木曜日、金曜日は大きな調整となったため、週足は長い上ヒゲとなっています。
ユーロ円との違いとしては、4/20の直近日足高値を少しだけ上抜けてから下落していることで、より下げ圧力が高いと思われるところです。
状況によっては日足目線ライン162.88円あたりまで調整する可能性もあると思われ、安値の見極めはユーロ円よりも難しく、慎重に判断していきたいと思います。
日足の目線を分けるラインは162.88円、注目水平ラインは165.25円、164.06円です。
<今週の豪ドル円>
クロス円はほぼ同じ動きで、豪ドル円も大きな調整となっています。
4時間足で安値がしっかり固まれば、再び上昇の流れが再開になると考えますが、どこが安値かまだ見えない状況です。
サポートライン、安値・高値の切り上げなど反転の形を確認して、エントリーポイントを見極めたいと思います。
日足の目線を分けるラインは92.37円、注目水平ラインは94.25円、93.50円です。
<今週のユーロドル>
日足目線ライン1.0786ドル下側のもみ合いから上にブレイクすることはできず、4時間足で意識されていた1.0626ドルを下抜けると下降勢いが加速しました。
今週は戻り売りを狙える可能性があると考えますが、注目水平ライン1.0492~1.0626ドルのレンジでもみ合いになった時は、少し様子見にしたいと思います。
日足の目線を分けるラインは1.0786ドル、注目水平ラインは1.0626ドル、1.0492ドルです。
<今週の買いと売り>
今週の5分足、15分足のトレードは、
1時間足のトレンド方向のみエントリー!
1時間足レンジの上限、下限は様子見!
抵抗、サポートとなる水平線で反転するセットアップ足をチェック、
高値または安値を更新するシグナル足を確認、
さらにN字形成で伸びてくるところを、
ドル円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ユーロ円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ポンド円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
豪ドル円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ユーロドル・・・ショート(売り)
で直近高値、安値までの動きを狙いたいと思います。
両方向に可能性があるのでしっかりと見極めていきましょう。
1時間足、4時間足のトレードは、
上記日足のトレンド矢印方向のみのエントリーとなります。
今週の経済指標とイベント
今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
6/13
オーストラリア休場(女王誕生日)
15:00 (英)月次国内総生産(GDP)4月 ★
6/14
15:00 (英)失業率 5月
18:00 (独)ZEW景況感調査 6月
18:00 (欧)ZEW景況感調査 6月
21:30 (米)卸売物価指数(PPI)5月
6/15
18:00 (欧)鉱工業生産 4月
18:00 (欧)貿易収支(季調前・季調済)4月
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
21:30 (米)小売売上高 5月
21:30 (米)ニューヨーク連銀製造業景気指数 6月
21:30 (米)輸入物価指数 5月
21:30 (米)輸出物価指数 5月
23:00 (米)企業在庫 4月
23:00 (米)NAHB住宅市場指数 6月
27:00 (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後政策金利発表 ★★
27:30 (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 定例記者会見 ★★
6/16
07:45 (NZ)四半期国内総生産(GDP)1-3月期
10:30 (豪)失業率 5月
20:00 (英)イングランド銀行(BOE)金利発表 ★★
20:00 (英)英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨 ★
21:30 (米)住宅着工件数 5月
21:30 (米)建設許可件数 5月
21:30 (米)新規失業保険申請件数
21:30 (米)失業保険継続受給者数
21:30 (米)フィラデルフィア連銀製造業景気指数 6月
6/17
未定 (日)日銀金融政策決定会合 終了後政策金利発表
15:30 (日)黒田東彦日銀総裁 定例記者会見 ★
18:00 (欧)建設支出 4月
18:00 (欧)消費者物価指数(HICP、改定値)5月 ★
22:15 (米)鉱工業生産 5月
22:15 (米)設備稼働率 5月
23:00 (米)景気先行指標総合指数 5月
です。
水曜日深夜はFOMCの政策金利発表があります。
ポジションの持ち越しにはご注意ください。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、6/7取引終了後の建て玉枚数および前週比の増減です。
元データはこちら
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、AUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)
円/ドル(ドル円の反対です)
買い 18,466 (+3,265)
売り 110,112 (+472)
ユーロ/ドル
買い 230,248 (-6,305)
売り 179,705 (-4,576)
ポンド/ドル
買い 34,618 (+3,830)
売り 105,428 (+535)
豪ドル/ドル
買い 31,720 (-1,177)
売り 79,616 (-1,963)
( )内は先週比
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