週足でレンジ継続、ドル円は日足レンジ下降中 – トレード準備と独り言

こんにちは。喜平です。

日曜日は今週の相場見通しのため、週足チャート、日足チャート、4時間足チャートを見て流れをつかんでおきます。

<ドル円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↑
<ユーロ円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:→
<ポンド円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↓
<オーストラリアドル円>
週足:↓ 日足:↑ 4時間足:→
<ユーロドル>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↓
となっています。
※5本足移動平均線の傾きが、
上昇:↑ 下降:↓ レンジ(水平に近い):→

週足ではほぼレンジが継続しています。ドル円は日足レンジ内下降中25MA付近です。ユーロ円は日足レンジ下限付近ですが、4時間足で強めの陰線となっているため反発できるかどうか注目です。ポンド円は日足レンジ内下降中25MA付近です。オーストラリアドル円は日足でレンジ上限に近づいています。ユーロドルは日足と4時間足で25MAとレンジ下限の間で下降中です。

先週のドル円は、アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)が2018年の政策金利で年3回の利上げ見通しが継続されましたが、2名のメンバーが利上げに反対したことなどにより、利上げペースが鈍化する可能性の思惑から、ドル売りが強くなったようです。
ただ、税制改革法案の年内成立の可能性高くなってきたことなどにより、その後はドルの買い戻される展開となりました。

今週のドル円は、税制改革法案が今週中に両院で可決されるかどうかの影響がありそうです。また、今週発表される経済指標で予想より弱い結果となった場合、利上げペース鈍化の思惑が強くなり、ドルが売られる可能性を指摘するニュースがありました。流れとしてはレンジ内下降中です。

先週のユーロ円は、ドイツの政権連立協議の先行き不透明感があり、ECBの経済成長見通し上方修正を受けて上昇するも、金融緩和策が継続することからの売りが強くなりました。

今週のユーロ円は、ECBの経済成長見通し上方修正したことから、ユーロ圏経済の緩やかな回復が期待されますが、チャート的には日足のもみ合いから上に抜けられるかどうかに注目したいと思います。

先週のポンド円は、金利据え置き、今後の利上げについては慎重な見解によりポンド売りが優勢となりました。

今週のポンド円は、EU離脱交渉の進展期待は持続していますが、チャート的には日足レンジ内下降中、4時間足は下限付近のため、もみ合いか、もう少し下降する可能性があると思います。

先週の豪ドル円は、11月雇用統計結果がよかったこともあり、堅調に推移しました。

今週の豪ドル円は、雇用統計の好結果より買いが継続する可能性がありますが、上昇の勢いは衰えているため、一旦下がることも想定したいと思います。

先週のユーロドルは、FOMCの2018年利上げ観測に弱気な思惑浮上により、一時的には上昇しましたが、ユーロの金融緩和策が継続すること、アメリカ税制改革法案の年内成立への期待が高まったことからもユーロ売り、ドル買いとなりました。

今週のユーロドルは、先週に引き続き、ユーロの金融緩和策が継続すること、アメリカ税制改革法案の年内成立期待によるドル買いが強いこと、チャートでもレンジ内下値余地があることから売り優勢になる可能性が高いと思います。

今週の注目すべき経済指標発表、イベントは12/19 18:00 (独)IFO企業景況感指数、12/21 (日)日銀政策金利発表 15:30 (日)黒田日銀総裁定例記者会見、 22:30 (米)四半期実質国内総生産(GDP、確定値)です。

その他指標でもポジティブ、ネガティブサプライズがあれば、大きな変動も起こりますので、毎日必ず指標発表、要人の発言予定を確認してから、エントリーするようにしたいと思います。

明日12/18の夜は、

19:00 (欧)消費者物価指数(HICP、改定値) 前年同月比 11月

が予定されています。


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