トランプ大統領の柔軟性による落としどころはまだ見えず、やや様子見の相場です。
先週足は、ドル円、ユーロ円、豪ドル円が陰線、ポンド円、ユーロドルが陽線でした。
クロス円の下げ止まりから、反転上昇も想定しましたが、フォロースルーは無く、様子見の状況です。
トランプ大統領は柔軟性の落としどころはどこなんでしょうかね。
といっても、相場は相場。
トレンドが出たらついていくだけです。
4時間足と日足のチャネル形成には要注目です。
分かりにくいところで攻めても、骨折り損のくたびれ儲けになるのが落ちですよ。
相場狙い処
チャート型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
狙い目の見方については「狙い目の見方」のページを参照してください。
<今週のドル円>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:↓
先週1時間足チャート型:下降基調
先週は、
先々週の強い下げからの反発力が弱く、
ジリ下げという展開でした。
トランプ大統領の柔軟性発言から
貿易戦争が緩和する方向性がでれば
週足レンジ下限域から急反発も想定されますので
売り方さんも慎重な感じです。
いつまでこんな感じが続くんでしょうかね。
今週は、
買い:1時間足ライン144.05円をしっかり上抜けN字上昇(リスク高いためスキャルピングのみ)
売り:1時間足ライン144.05円のレジスタンス確認後、1時間足MA、4時間足MA下抜けN字下降
売り:1時間足ライン141.60円をしっかり下抜けN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:148.17円
注目水平ライン:144.05円、143.00円、141.60円
となります。
<今週のユーロ円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
先週1時間足チャート型:下降もみ合い
先週は、
約200pipsとそれなりの変動幅ですが、
ドル円同様、様子見的な下降もみ合いです。
チャート的には162円のレジスタンス力が高まり
日足MAを強く下抜けてみたいな形を想定しますが、
今週も難しい動きが継続ですかね。
難しい相場では手を出す必要はありません。
わかりやすい形になったら出動する準備だけです。
今週は、
買い:4時間足ライン163.26円をしっかり上抜けN字上昇
売り:日足目線ライン161.25円をしっかり下抜けN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:161.25円
注目水平ライン:163.26円、162.13円、160.75円
となります。
<今週のポンド円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:→
先週1時間足チャート型:大きなもみ合い
先週は、
日足レンジ下限域からの上昇につながる
チャート形成を期待していましたが、
先々週の高値を上抜けることはなく
様子見のもみ合いとなりました。
ユーロ円同様、わかりやすい形になるまでは待ちが基本です。
今週は、
買い:4時間足ライン190.00円をしっかり上抜けN字上昇(リスク高いためスキャルピングのみ)
売り:4時間足ライン190.00円のレジスタンス確認後、1時間足MA、4時間足MA下抜けN字下降
売り:1時間足ライン187.43円をしっかり下抜けN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:192.00円
注目水平ライン:190.00円、188.43円、187.00円
となります。
<今週の豪ドル円>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:→
先週1時間足チャート型:もみ合い
先週は、
先々週の大きなもみ合いからの上昇で
フォロースルーを期待していたのですが
先々週の高値をしっかりと超えることできず、
様子見のもみ合いとなっています。
やはり、トレンドがわかりやすくなるまでは待ちです。
今週は、先週と同じく
買い:日足ライン91.80円をしっかり上抜けN字上昇(リスク高いためスキャルピングのみ)
売り:1時間足ライン91.80円のレジスタンス確認後、1時間足MA、4時間足MA下抜けN字下降
売り:日足目線ライン93.12円のレジスタンス確認後、1時間足MA、4時間足MA下抜けN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:93.12円
注目水平ライン:91.80円、88.25円
となります。
<今週のユーロドル>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑
先週1時間足チャート型:もみ合い
先週は、
トランプ大統領の発言の警戒から
期待していた1.1100ドルまでの押しは見られず、
4時間足MAのサポート後、もみ合いとなりました。
現状で、急上昇に対する明確な押しがないため、
この上昇が崩れた時の押しは深くなることの想定は必要です。
今週は、
買い:4時間足ライン1.1473ドルをしっかり上抜けN字上昇
買い:1時間足ライン1.1100ドルのサポート確認後、1時間足MA、4時間足MA上抜けN字上昇
売り:日足目線ライン1.0732ドルをしっかり下抜けN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:1.0732ドル
注目水平ライン:1.1473ドル、1.1100ドル
となります。
今週の経済指標とイベント
今週で注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
4/21
欧州、イギリス、オーストラリアはイースターマンデー休場
23:00 (米) 3月 景気先行指標総合指数
4/22
23:00 (欧) 4月 消費者信頼感(速報値)
23:00 (米) 4月 リッチモンド連銀製造業指数
4/23
16:30 (独) 4月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
16:30 (独) 4月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:00 (欧) 4月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:00 (欧) 4月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:30 (英) 4月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:30 (英) 4月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:00 (欧) 2月 建設支出
18:00 (欧) 2月 貿易収支(季調前・季調済)
20:00 (米) MBA住宅ローン申請指数
22:45 (米) 4月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
22:45 (米) 4月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
22:45 (米) 4月 総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)
23:00 (米) 3月 新築住宅販売件数 ★
26:15 (英) ベイリー英中銀(BOE)総裁発言
4/24
21:30 (米) 3月 耐久財受注
21:30 (米) 新規失業保険申請件数
21:30 (米) 失業保険継続受給者数
23:00 (米) 3月 中古住宅販売件数
4/25
オーストラリアはアンザックデー休場
23:00 (米) 4月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値
今週は、注目指標が少ないですが、引き続きトランプ大統領の発言には要注意です。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。
円は先週も買い越し継続となっています。
円/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
3月25日 | 160,474 | 35,098 | 125,376 |
4月1日 | 161,566 | 39,792 | 121,774 |
4月8日 | 176,555 | 29,488 | 147,067 |
4月15日 | 198,560 | 26,705 | 171,855 |
ユーロ/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
3月25日 | 189,796 | 124,271 | 65,525 |
4月1日 | 183,247 | 131,412 | 51,835 |
4月8日 | 190,296 | 130,316 | 59,980 |
4月15日 | 197,103 | 127,823 | 69,280 |
ポンド/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
3月25日 | 109,016 | 64,733 | 44,283 |
4月1日 | 104,986 | 70,360 | 34,626 |
4月8日 | 91,733 | 74,423 | 17,310 |
4月15日 | 85,708 | 79,199 | 6,509 |
豪ドル/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
3月25日 | 28,124 | 105,570 | -77,446 |
4月1日 | 26,211 | 102,074 | -75,863 |
4月8日 | 28,493 | 91,793 | -63,300 |
4月15日 | 19,740 | 78,588 | -58,848 |
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れて下の方AUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)