日銀利上げの遠い見通しで円安に勢いがついています。
先週足は、2週連続でドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円が陽線、ユーロドルが陰線でした。
先週は、円安の勢いが弱くなりつつあったところ、
日銀利上げが遠い金融政策の見通しで、一気に吹き上がりました。
やはり大きな波の継続で反応が極端になっています。
今週はクリスマス、来週は新年で市場参加者が減ってくると
さらに不安定な波になる可能性があるのでご注意ください。
来年はトランプ2.0の始動で不安定な相場が続く可能性もあります。
大きな流れに逆らわず、大陽線、大陰線が少ない、形のきれいなチャート形で一貫性のあるエントリーから優位性を利益につなげたいですね。
皆さまとともに精進していきたいと思います。
今年は今回がブログ納めとなります。
来年は1/12をブログ初めとしたいと思います。
よいお年をお迎えください。
相場狙い処
チャート型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
MAは21EMAを使用しています。
狙い目となるN字上昇は、きっかけとなった時間足ラインを上抜けた後、
ダブルボトムまたは安値切り上げでN字の形で上昇するところです。
狙い目となるN字下降は、きっかけとなった時間足ラインを下抜けた後、
ダブルトップまたは高値切り下げでN字の形で下降するところです。
エントリー後、きっかけとなったラインを
反対側に5pips抜け、ローソク足実体抜け確定で損切が前提です。
損切は利益を得るための許容しなければならないコストですよ。
<今週のドル円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑
先週1時間足チャート型:強含み
先週は、
19日の日銀金融政策の見通しから
一段と円安が進み、一時は158円に迫りましたが、
やや落ち着き、156円台半ばとなっています。
上昇勢いは強いので、上昇波が続きそうなのですが、
クリスマスから新年ということで
波が不安定になる可能性を留意して
取り組む必要があると思います。
今週は、
買い:1時間足MAを勢いよく上抜けN字上昇
買い:4時間足ライン154.47円のサポート確認後、1時間足MA、4時間足MA上抜けN字上昇
売り:日足目線ライン151.93円をしっかり下抜けN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:151.93円
注目水平ライン:155.95円、154.47円、153.27円
となります。
<今週のユーロ円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↑
先週1時間足チャート型:しっかり上昇
先週は、
一時160円割れまで押し込まれましたが、
日銀利上げの遠い見通しから、一気に吹き上がり、
163円台まで乗せてきました。
大きな波が続いていますので、
4時間足チャート、特にMAとの位置関係は
しっかりと確認しましょう。
今週は、
買い:1時間足ライン162.46円のサポート確認後、1時間足MA上抜けN字上昇
買い:日足目線ライン161.86円のサポート確認後、4時間足MA、1時間足MA上抜けN字上昇
売り:4時間足ライン161.50円をしっかり下抜けN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:161.86円
注目水平ライン:163.77円、162.46円、161.50円、159.79円
となります。
<今週のポンド円>
週足:→ 日足:↑ 4時間足:↑
先週1時間足チャート型:強含み
先週は、
週前半に1時間足もみ合いが続きましたが、
遠い日銀利上げの見通しから、ユーロ円同様に吹き上がり、
一時199円に迫りましたが、
利確売りで196円割れまで押し込まれました。
その後、4時間足MAのサポートでいい感じの回復となっています。
今週は、
買い:1時間足ライン195.76円のサポート確認後、1時間足MA上抜けN字上昇
買い:日足ライン194.61円のサポート確認後、1時間足MA、4時間足MA上抜けN字上昇
売り:4時間足ライン192.90円をしっかり下抜けN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:192.90円
注目水平ライン:195.76円、194.61円、194.05円
となります。
<今週の豪ドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
先週1時間足チャート型:V字上昇
先週は、
1時間足ライン98.33円のレジスタンスで
戻り売りとなり、95円台までの急落となりました。
その後は日銀利上げの遠い見通しで急上昇となり、
先のレジスタンスを上抜けるも再び押しとなっています。
今週は、
買い:日足目線ライン99.10円をしっかり上抜けN字上昇
売り:1時間足ライン98.33円のレジスタンス確認後、4時間足MA、1時間足MAを下抜けN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:99.10円
注目水平ライン:98.33円、97.32円、95.79円
となります。
<今週のユーロドル>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:↓
先週1時間足チャート型:弱含み
先週は、
FOMC終了までもみ合いが続きましたが、
FOMC政策金利発表で急落となりました。
急落は11/22の下ヒゲ安値付近でのサポートとなり
4時間足MA付近まで反発しています。
今週は、
買い:日足目線ライン1.0629ドルをしっかり上抜けN字上昇
売り:1時間足ライン1.0532ドルのレジスタンス確認後、1時間足MA、4時間足MA下抜けN字下降(下限1.0342ドル)
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:1.0629ドル
注目水平ライン:1.0609ドル、1.0532ドル、1.0460ドル、1.0342ドル
となります。
今週の経済指標とイベント
今週で注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
12/23
16:00 (英) 7-9月期 四半期国内総生産(GDP、改定値)★
24:00 (米) 12月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
12/24
08:50 (日) 日銀・金融政策決定会合議事要旨 ★
09:30 (豪) 豪準備銀行(RBA)金融政策会合議事要旨公表 ★
22:30 (米) 11月 耐久財受注
24:00 (米) 11月 新築住宅販売件数 ★
24:00 (米) 12月 リッチモンド連銀製造業指数
12/25
米、欧、英、豪 クリスマス 休場
未定 (日) 植田和男日銀総裁発言 ★
12/26
欧、英、豪 ボクシングデー他 休場
22:30 (米) 新規失業保険申請件数
22:30 (米) 失業保険継続受給者数
12/27
22:30 (米) 11月 卸売在庫
12/30
23:45 (米) 12月 シカゴ購買部協会景気指数
24:00 (米) 11月 住宅販売保留指数
12/31
23:00 (米) 10月 住宅価格指数
23:00 (米) 10月 ケース・シラー米住宅価格指数
1/1
各国 新年 休場
1/2
17:55 (独) 12月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
18:00 (欧) 12月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
18:30 (英) 12月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
21:00 (米) MBA住宅ローン申請指数
22:30 (米) 新規失業保険申請件数
22:30 (米) 失業保険継続受給者数
23:45 (米) 12月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
24:00 (米) 11月 建設支出
1/3
17:55 (独) 12月 失業率
18:30 (英) 11月 消費者信用残高
18:30 (英) 11月 マネーサプライM4
24:00 (米) 12月 ISM製造業景況指数 ★
クリスマス、新年ということでイベントも少なめです。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。
円が売りに押されています。
豪ドルは買玉が一気に減って急転の売り越しです。
円/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月26日 | 87,597 | 110,230 | -22,633 |
12月3日 | 93,622 | 91,288 | 2,334 |
12月10日 | 97,938 | 72,186 | 25,752 |
12月17日 | 87,208 | 81,247 | 5,961 |
ユーロ/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月26日 | 156,334 | 212,343 | -56,009 |
12月3日 | 167,693 | 225,182 | -57,489 |
12月10日 | 157,375 | 232,948 | -75,573 |
12月17日 | 152,671 | 218,566 | -65,895 |
ポンド/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月26日 | 98,459 | 76,825 | 21,634 |
12月3日 | 98,056 | 78,730 | 19,326 |
12月10日 | 102,763 | 75,638 | 27,125 |
12月17日 | 88,265 | 66,618 | 21,647 |
豪ドル/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月26日 | 88,694 | 56,918 | 31,776 |
12月3日 | 86,699 | 65,298 | 21,401 |
12月10日 | 88,751 | 80,266 | 8,485 |
12月17日 | 32,929 | 94,460 | -61,531 |
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れて下の方AUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)