まだ日足下降トレンド内の動きとなっています。
先週足は、ドル円、ユーロ円、ポンド円、ユーロドルが陽線、豪ドル円が陰線でした。
先週は、4時間足安値確認からの反発上昇が見られましたが
それほど悪くはなかった金曜の米雇用統計結果で
売りが強くなったことから
売り方さんの強さが感じられます。
金曜終値は少し戻していますが、
勢いは弱く、このまま4時間足MAから下に行くと、
次の売り仕掛けが来るかもしれません。
しかし、週足でも意識されるラインあたりに来ているので
大きな戻りの可能性は想定が必要です。
このところ損切の溜まっているラインを超えての
踏み上げを狙う急激な変動がよく見られます。
エントリーした時間足の波で損切り逆指値が必要で
15分足でエントリーしたのに、
1時間足、4時間足の波で損切りは
大負けにつながるので注意しましょう。
相場狙い処
チャート型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
MAは21EMAを使用しています。
狙い目となるN字上昇は、きっかけとなった時間足ラインを上抜けた後、
ダブルボトムまたは安値切り上げでN字の形で上昇するところです。
狙い目となるN字下降は、きっかけとなった時間足ラインを下抜けた後、
ダブルトップまたは高値切り下げでN字の形で下降するところです。
エントリー後、きっかけとなったラインを
反対側に5pips抜け、ローソク足実体抜け確定で損切が前提です。
損切は利益を得るための許容しなければならないコストですよ。
<今週のドル円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:→
先週1時間足チャート型:大きなもみ合い
先週は、
前半が1時間足で逆三角持ち合い発散という形で
直近高値ブレイク失敗の後、直近安値ブレイクの失敗、
次は直近高値のブレイク失敗と、
レンジが広がっていく、わかりにくい波となりました。
少し難しい相場でしたが、
戻り売りのMA下抜けN字エントリーで、
直近安値での利確ができていたら
まずまずの結果につながったのではないかと思います。
今週も同じようなレンジか、
4時間足MAを上抜けられない場合は、
下に向かう可能性が高くなると思います。
今週は、
買い:4時間足ライン151.94円をしっかり上抜けN字上昇
売り:1時間足ライン149.35円しっかり下抜けN字下降
売り:1時間足ライン150.69円のレジスタンス確認後、1時間足MA、4時間足MA下抜けN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:151.27円
注目水平ライン:151.94円、150.69円、149.35円、148.64円
となります。
<今週のユーロ円>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:→
先週1時間足チャート型:大きなもみ合い
先週は、
4時間足安値からの反転でMAを上抜けてきました。
1時間足では急上昇と急落を繰り返す
不安定な動きとなっています。
1時間足ダブルトップからネックラインを下抜けましたが
再反発上昇しています。
4時間足MA付近の攻防ですが、
日足はまだ下降トレンドですので
振れやすく、慎重な判断が必要です。
今週は、
買い:日足目線ライン161.86円をしっかり上抜けN字上昇
売り:1時間足ライン158.07円をしっかり下抜けN字下降
売り:4時間足ライン160.32円のレジスタンス確認後、4時間足MA、1時間足MAを下抜けN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:161.86円
注目水平ライン:160.32円、159.38円、158.07円
となります。
<今週のポンド円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:→
先週1時間足チャート型:大きなもみ合い
先週は、
ユーロ円同様、4時間足安値からの反発上昇が
MAを上抜けてきましたが、
1時間足では安値切下げの動きもあり、
不安定な大波となっています。
急落からの反発上昇の局面では
チャートで見る以上に値動きが大きいので
エントリーはロットサイズを小さくするのがよいですよ。
今週は、
買い:日足目線ライン192.45円をしっかり上抜けN字上昇
売り:1時間足ライン190.33円をしっかり下抜けN字下降
売り:4時間足ライン192.20円のレジスタンス確認後、4時間足MA、1時間足MAを下抜けN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:192.45円
注目水平ライン:192.20円、190.71円、190.33円
となります。
<今週の豪ドル円>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:↓
先週1時間足チャート型:下降基調
先週は、
ユーロ円、ポンド円などのクロス円と異なる動きで
明確な反発上昇は見られず
下降基調となっています。
下降起点の101.50円からは600pipsも下がって
週足の波を形成していますので
売り狙いではあるものの
1時間足95.50円は週足でも意識されており
急な反発には警戒が必要です。
今週は、
買い:日足目線ライン99.10円をしっかり上抜けN字上昇
売り:1時間足ライン95.50円をしっかり下抜けN字下降(急反発上昇に警戒)
売り:4時間足ライン98.00円のレジスタンス確認後、4時間足MA、1時間足MAを下抜けN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:99.10円
注目水平ライン:98.00円、97.00円、95.50円
となります。
<今週のユーロドル>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:→
先週1時間足チャート型:大きなもみ合い
先週は、
日足レンジ安値付近の大きなもみ合いでした。
一時的に日足MAを上抜ける場面もありましたが、
まだ日足実体では明確に抜けていないので
トレンドの見極めには注意が必要です。
今週は、
買い:日足目線ライン1.0686ドルをしっかり上抜けN字上昇
売り:1時間足ライン1.0532ドルをしっかり下抜けN字下降(下限1.0460ドル)
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:1.0686ドル
注目水平ライン:1.0609ドル、1.0532ドル、1.0460ドル
となります。
今週の経済指標とイベント
今週で注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
12/9
08:50 (日) 7-9月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値)★
10:30 (中) 11月 消費者物価指数(CPI)
24:00 (米) 10月 卸売売上高
12/10
12:30 (豪) 豪準備銀行(RBA)政策金利発表 ★
16:00 (独) 11月 消費者物価指数(CPI、改定値)
22:30 (米) 7-9月期 四半期非農業部門労働生産性・改定値
12/11
22:30 (米) 11月 消費者物価指数(CPI/コア指数)★
23:45 (加) カナダ銀行政策金利 ★
12/12
09:30 (豪) 11月 失業率
22:15 (欧) 欧州中央銀行(ECB)政策金利 ★★
22:30 (加) 10月 住宅建設許可件数
22:30 (米) 11月 卸売物価指数(PPI/コア指数)
22:30 (米) 新規失業保険申請件数
22:30 (米) 失業保険継続受給者数
22:45 (欧) ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁定例記者会見 ★
12/13
08:50 (日) 10-12月期 日銀短観・四半期大企業製造業業況判断 ★
19:00 (欧) 10月 鉱工業生産
22:30 (加) 10月 製造業出荷
22:30 (加) 10月 卸売売上高
22:30 (加) 7-9月期 四半期設備稼働率
22:30 (米) 11月 輸入物価指数
22:30 (米) 11月 輸出物価指数
今週は、水曜の米CPI、木曜の欧州ECB政策金利に大注目です。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。
円の買い越し傾向が続いています。
円/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月12日 | 64,038 | 128,940 | -64,902 |
11月19日 | 78,973 | 125,841 | -46,868 |
11月26日 | 87,597 | 110,230 | -22,633 |
12月3日 | 93,622 | 91,288 | 2,334 |
ユーロ/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月12日 | 160,003 | 167,440 | -7,437 |
11月19日 | 154,305 | 196,862 | -42,557 |
11月26日 | 156,334 | 212,343 | -56,009 |
12月3日 | 167,693 | 225,182 | -57,489 |
ポンド/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月12日 | 119,992 | 63,942 | 56,050 |
11月19日 | 101,713 | 61,398 | 40,315 |
11月26日 | 98,459 | 76,825 | 21,634 |
12月3日 | 98,056 | 78,730 | 19,326 |
豪ドル/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月12日 | 83,555 | 53,760 | 29,795 |
11月19日 | 86,703 | 55,105 | 31,598 |
11月26日 | 88,694 | 56,918 | 31,776 |
12月3日 | 86,699 | 65,298 | 21,401 |
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れて下の方AUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)