FOMC利下げで売り勢力拡大か【2024年9月】

FOMC利下げ予想となっていますが、売り方さんがさらに売り攻勢に出るかドキドキです。

先週足は、ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルがすべて陰線でした。

先週は4時間足MA上抜けの試しが失敗に終わりましたが、

粘りも感じられたため、買い勢力も少し出てきたか

という感じです。

とはいえ、まだ下降トレンド強い状況ですので、

今週も売り中心でエントリーポイントを探りたいと思います。

が、下目線で固まると反発上昇についていけないので柔軟に。

ユーロドルも4時間足では下降チャネルですね。

今週は、FOMC、BOE、日銀の政策金利発表がありますので、

引き続き、大きな変動には気をつけて取り組みたいと思います。

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来週は遠出のため、ブログ更新はお休みします。

相場狙い処

チャート型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。MAは21EMAを使用しています。

＜今週のドル円＞

週足：↓　日足：↓　4時間足：↓

先週1時間足チャート型：下降基調

先週は8/5の日足下ヒゲ安値を下抜けての下降基調となりました。

昨年末につけた直近週足安値の水準に達しましたので、

今週は一旦、上昇反発が見られるのか、

安値更新となるかに注目したいと思います。

今週はFOMC政策金利、日銀政策金利の発表もあり、

大注目の1週間となりそうです。

今週は

買い：日足ライン141.68円をしっかり上抜けてのN字上昇（リスク高いためスキャルピングのみ）

売り：日足ライン141.68円のレジスタンス確認後、1時間足MA、4時間足下抜けN字下降

売り：週足ライン140.24円をしっかり下抜けてのN字下降（週足ラインのため50pips以上の下抜けは確認したいです）

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：147.20円

注目水平ライン：143.70円、142.95円、141.68円、140.24円

となります。

外為どっとコム/ドル円4時間足チャート

＜今週のユーロ円＞

週足：↓　日足：↓　4時間足：↓

先週1時間足チャート型：下降基調

先週は引き続きの下降基調で8/5の日足下ヒゲ安値に近づいてきています。

ECB政策金利は予想範囲内となりましたが、

今週のFOMC、日銀の政策金利の影響も受けると想定されます。

このところレジスタンスとして効いている4時間足MAを上抜けてくる場面があるのか、

再びレジスタンスされて安値を探るのかに注目です。

154円台に突入した場合、週足レベルの大きな反発は想定しておきます。

今週は

買い：1時間足ライン157.75円をしっかり上抜けN字上昇（リスク高いためスキャルピングのみ）

売り：1時間足ライン157.75円のレジスタンス確認後、1時間足MA、4時間足MAを下抜けN字下降

売り：1時間足ライン155.45円をしっかり下抜けN字下降（狙い下限154.50円まで）

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：164.00円

注目水平ライン：162.89円、157.50円、155.45円、154.37円

となります。

外為どっとコム/ユーロ円4時間足チャート

＜今週のポンド円＞

週足：↓　日足：↓　4時間足：↓

先週1時間足チャート型：下降基調

先週は4時間足MAがレジスタンスとして効いて

先々週からの下降基調継続となりました。

ドル円、ユーロ円と比較すとると8/5の下ヒゲ安値までは少し余裕があります。

やや強気と言えますが、

今週のBOE政策金利は利下げ観測が後退しているものの、

BOEの今後の見通しも含めての反応には注意が必要です。

今週は

買い：1時間足ライン186.72円をしっかり上抜けN字上昇（リスク高いためスキャルピングのみ）

売り：1時間足ライン186.72円のレジスタンス確認後、１時間足MA、4時間足MAを下抜けてのN字下降

売り：1時間足ライン183.70円をしっかり下抜けN字下降（下抜けが182.98円付近に到達した場合は強い反発の様子見）

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：193.50円

注目水平ライン：188.25円、186.72円、183.70円、182.98円

となります。

外為どっとコム/ポンド円4時間足チャート

＜今週の豪ドル円＞

週足：↓　日足：↓　4時間足：↓

先週1時間足チャート型：大きなもみ合い

先週は4時間足下降トレンドが日足でも意識された93.62円でサポートされ、

1時間足ライン95.60円まで戻りましたが、その後は売りに押されています。

いったん下げ止まり、あるいは踊り場的な相場ですが、

改めて95.60円の上抜けを試しにくるか、63.62円を下抜けて安値を探るのかに注目です。

今週は

買い：1時間足ライン95.60円をしっかり上抜けN字上昇（リスク高いためスキャルピングのみ）

売り：日足ライン93.62円をしっかり下抜けN字下降

売り：1時間足ライン95.60円でのレジスタンス確認後、4時間足MA下抜けN字下降

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：99.85円

注目水平ライン：97.00円、95.60円、93.62円

となります。

外為どっとコム/豪ドル円4時間足チャート

＜今週のユーロドル＞

週足：↑　日足：↑　4時間足：→

先週1時間足チャート型：V字上昇

先週は4時間足で広めの下降チャネル形成する形で

下げて上がるというV字上昇となりました。

チャネル上限に達したことで売りが再開となっているように感じます。

今週は、

買い：1時間足ライン1.1100ドルをしっかり上抜けN字上昇

売り：4時間足MA、1時間足MA下抜けN字下降（リスク高いためスキャルピングのみ）

売り：1時間足ライン1.1000ドルをしっかり下抜けN字下降（リスク高いためスキャルピングのみ）

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：1.0902ドル

注目水平ライン：1.1200ドル、1.1100ドル、1.1000ドル、1.0950ドル

となります。

外為どっとコム/ユーロドル4時間足チャート

今週の経済指標とイベント

今週で注目すべきもの（★）、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、

9/16
18:00 (欧) 7月 貿易収支（季調前・季調済）
21:30 (米) 9月 ニューヨーク連銀製造業景気指数

9/17
18:00 (独) 9月 ZEW景況感調査
18:00 (欧) 9月 ZEW景況感調査
21:30 (米) 8月 小売売上高 ★
22:15 (米) 8月 鉱工業生産
22:15 (米) 8月 設備稼働率
23:00 (米) 7月 企業在庫
23:00 (米) 9月 NAHB住宅市場指数

9/18
15:00 (英) 8月 消費者物価指数（CPI/コア指数）★
18:00 (欧) 7月 建設支出
18:00 (欧) 8月 消費者物価指数（HICP/コア指数、改定値）★
20:00 (米) MBA住宅ローン申請指数
21:30 (米) 8月 住宅着工件数
21:30 (米) 8月 建設許可件数
27:00 (米) 米連邦公開市場委員会（FOMC）終了後政策金利発表 ★★
27:30 (米) パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長定例記者会見 ★

9/19
07:45 (NZ) 4-6月期 四半期国内総生産（GDP）★
10:30 (豪) 8月 失業率
17:00 (欧) 7月 経常収支（季調済）
20:00 (英) イングランド銀行（BOE）金利発表 ★★
20:00 (英) 英中銀金融政策委員会（MPC）議事要旨 ★
21:30 (米) 4-6月期 四半期経常収支
21:30 (米) 9月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
21:30 (米) 新規失業保険申請件数
21:30 (米) 失業保険継続受給者数
23:00 (米) 8月 景気先行指標総合指数
23:00 (米) 8月 中古住宅販売件数

9/20
未定 (日) 日銀金融政策決定会合終了後政策金利発表 ★★
08:30 (日) 8月 全国消費者物価指数（CPI）
15:30 (日) 植田和男日銀総裁、定例記者会見 ★★
23:00 (欧) 9月 消費者信頼感（速報値）
24:00 (欧) ラガルド欧州中央銀行（ECB）総裁発言 ★

今週はFOMC(アメリカ）、BOE(イギリス）、日銀の政策金利発表があります。引き続き、大きな変動が予想されますので注意が必要です。

ポジションを持ったままのイベントまたぎはリスクが高いのでご注意ください。

＜シカゴIMMポジション情報＞

CFTC（全米先物取引委員会）集計によるシカゴIMM通貨先物　投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。

ポンドはドルに対して強い買い越しが続いています。

全体的にドルの売り越し傾向です。

（下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れて下の方AUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです）

CFTC Commitments of Traders Long Report - CME (Futures Only)

This is the viewable version of the most recent release of the CME long form futures only commitments report.

www.cftc.gov

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