4時間足レンジ内の戻り売り待ち【2024年8月】

4時間足レンジが比較的わかりやすくなっています。

先週足は、ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円が陰線、ユーロドルが陽線でした。

ドル円は1日の変動が大きかったですが、４時間足下降チャネルでの戻り売りは狙いやすかったように思います。

ユーロ円、ポンド円、豪ドル円は、日足MAのレジスタンスが強く、引き続き方向性の見極めが必要です。

まだ波が大きいので、もうしばらくは日足、4時間足レンジのチェックが重要だと思います。

短期足だけではエントリータイミングがつかみにくいので、4時間足レンジを見て、変動幅を広めに許容したトレードをしたいですね。

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相場狙い処

チャート型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。MAは21EMAを使用しています。

＜今週のドル円＞

週足：→　日足：↓　4時間足：↓

先週1時間足チャート型：大きなもみ合いで下降基調

先週は1日の変動が大きな日が多く、4時間足、1時間足の波をよく見て、戻り売り狙いの方は調子よく、利確できたのではないでしょうか。

先週のような波が大きな下降トレンドでは、ロットを小さめにして、利確、損切の幅を広くとるとトータルで勝ちやすくなります。

エントリー時点で利確、損切の注文を入れて放置しますが、損切幅が50pips以上でも、いつもの損切と変わらないくらいのロットサイズだと、安心して寝ることができますよ。

先週は、4時間足下降チャネルが下限近くで終わっていますので、上昇の戻りを待ち、4時間足の高値更新とならない限り、戻り売り狙いは継続できそうに思います。

今週は

買い：4時間足ライン149.4円をしっかり上抜けてのN字上昇（リスク高いためスキャルピングのみ）

売り：1時間足ライン146.47円のレジスタンス確認後、1時間足MA下抜けN字下降

売り：4時間足ライン147.33円のレジスタンス確認後、4時間足MA、1時間足MA下抜けN字下降

を狙ってみたいと思います。

日足ライン141.68円の少し手前の142.00円くらいまでの流れになるとベストです。

日足で目線が切り替わるポイント：150.85円

注目水平ライン：149.42円、147.33円、146.47円、141.68円

となります。

外為どっとコム/ドル円4時間足チャート

＜今週のユーロ円＞

週足：→　日足：↓　4時間足：→

先週1時間足チャート型：もみ合い

先週はドル円の下落にやや引っ張られつつも、1時間足もみ合いレンジとなりました。

IMM投機筋ポジションでもドルに対して買いが強くなっていますし、ドル円のような下降基調になるかは微妙ですので、もう少し見極める時間が必要です。

先週の4時間足レンジは170pips程度と広いので、レンジ内で15分足の波を捉えるか、4時間足レンジがどちらかにブレイクするのを待ちたいです。

今週は

買い：4時間足MA、1時間足MAを上抜けての15分足チャネル内N字上昇

売り：4時間足ライン162.89円のレジスタンス確認後、4時間足MA、1時間足MAを下抜けての15分足チャネル内N字下降

売り：1時間足ライン161.18円をしっかり下抜けてのN字下降

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：164.00円

注目水平ライン：162.89円、161.80円、157.65円

となります。

外為どっとコム/ユーロ円4時間足チャート

＜今週のポンド円＞

週足：→　日足：→　4時間足：↑

先週1時間足チャート型：もみ合い

先週は戻り上昇が日足MAにレジスタンスされてのもみ合いとなっています。

4時間足でダブルトップの形となっていますので、4時間足MAを下抜けて、高値切り下げとなると、日足の安値を試しにいく可能性がありそうです。

今週は

買い：1時間足ライン192.00円をしっかり上抜けN字上昇（リスク高いためスキャルピングのみ）

売り：週足ライン188.25円をしっかり下抜けN字下降

売り：4時間足MAを下抜けて、高値を切り下げての下降チャネルでN字下降

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：195.95円

注目水平ライン：192.00円、190.35円、188.25円

となります。

外為どっとコム/ポンド円4時間足チャート

＜今週の豪ドル円＞

週足：→　日足：→　4時間足：→

先週1時間足チャート型：もみ合い

先週は戻り上昇が日足MAにレジスタンスされてのもみ合い継続となっています。

日足MAをブレイクできないとなると、流れとしては日足安値の確認になりやすいので、高値切り下げから、4時間足MAがレジスタンスとして効いてくる動きになれば、売りエントリーポイントを探る感じですね。

今週は

買い：4時間足ライン98.73円および日足MAをしっかり上抜けN字上昇（リスク高いためスキャルピングのみ）

売り：1時間足ライン97.75円をしっかり下抜けN字下降（下降チャネル形成確認後がベター）

売り：4時間足MAをしっかし下抜け後の反転戻りが、4時間足MAでレジスタンスされてのN字下降

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：100.70円

注目水平ライン：98.73円、97.75円、95.80円

となります。

外為どっとコム/豪ドル円4時間足チャート

＜今週のユーロドル＞

週足：↑　日足：↑　4時間足：↑

先週1時間足チャート型：上昇基調

先週はさえないドルを背景に、力強い動きで直近週足高値を上抜けてきました。

日足でも意識されている1時間足ライン1.1097ドルでしっかりとサポートされています。

多少の波はあるものの週足ライン1.127ドルを試しにいく動きになることを想定したいと思います。

今週は、

買い：4時間足MA、1時間足MAの3本以上のローソク足がサポートされての上抜けN字上昇（エントリータイミングは15分足）

買い：1時間足ライン1.1097ドルのサポート確認後、１時間足MA、4時間足MA上抜けN字上昇

売り：4時間足ライン1.0950ドルをしっかり下抜けN字下降（リスク高いためスキャルピングのみ）

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：1.0902ドル

注目水平ライン：1.1270ドル、1.1097ドル、1.0950ドル

となります。

外為どっとコム/ユーロドル4時間足チャート

今週の経済指標とイベント

今週で注目すべきもの（★）、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、

8/26
イギリスがサマーバンクホリデーの休場
17:00 (独) 8月 IFO企業景況感指数
21:30 (米) 7月 耐久財受注

8/27
15:00 (独) 4-6月期 国内総生産（GDP、改定値）
22:00 (米) 4-6月期 四半期住宅価格指数
22:00 (米) 6月 住宅価格指数
22:00 (米) 6月 ケース・シラー米住宅価格指数
23:00 (米) 8月 消費者信頼感指数（コンファレンス・ボード）
23:00 (米) 8月 リッチモンド連銀製造業指数

8/28
20:00 (米) MBA住宅ローン申請指数

8/29
18:00 (欧) 8月 消費者信頼感（確定値）
18:00 (欧) 8月 経済信頼感
21:00 (独) 8月 消費者物価指数（CPI、速報値）
21:30 (米) 4-6月期 四半期実質国内総生産（GDP、改定値）★
21:30 (米) 4-6月期 四半期GDP個人消費・改定値
21:30 (米) 4-6月期 四半期コアPCE・改定値
21:30 (米) 7月 卸売在庫
21:30 (米) 新規失業保険申請件数
21:30 (米) 失業保険継続受給者数
23:00 (米) 7月 住宅販売保留指数

8/30
16:55 (独) 8月 失業率
17:30 (英) 7月 消費者信用残高
17:30 (英) 7月 マネーサプライM4
18:00 (欧) 8月 消費者物価指数（HICP/コア指数、速報値）★
18:00 (欧) 7月 失業率
19:00 (日) 外国為替平衡操作の実施状況（介入実績）

21:30 (加) 4-6月期 四半期国内総生産（GDP）★
21:30 (加) 6月 月次国内総生産（GDP）
21:30 (米) 7月 個人所得
21:30 (米) 7月 個人消費支出（PCE/コア・デフレーター）★
22:45 (米) 8月 シカゴ購買部協会景気指数
23:00 (米) 8月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値

このところ変動が大きいため、特に重要指標でなくても動くきっかけとして利用され、結果として50pips以上の変動につながったりしています。

気をつけてください。

＜シカゴIMMポジション情報＞

CFTC（全米先物取引委員会）集計によるシカゴIMM通貨先物　投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。

再びユーロの買い越しが強くなっています。ポンドも買い戻されました。

（下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れて下の方AUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです）

CFTC Commitments of Traders Long Report - CME (Futures Only)

This is the viewable version of the most recent release of the CME long form futures only commitments report.

www.cftc.gov

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