こんにちは。喜平です。
先週足は、ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルがすべて陽線でした。
先週は、ドル円、クロス円が週足で上値が重くなっている中、一旦下げ止まりでもみ合いの様子となっています。
今週はクリスマス~年末で市場参加者も少なく、重要な経済指標、イベントも予定されていませんので、動きも少ないと考えるため、チャートは見ますがほぼ様子見を想定しています。
年明けは下降調整の流れがどこでサポートされるのか、たいしたサポートもなく、さらに深く安値を探るのかに注目したいと思います。
今年は政策金利差拡大を背景とした円安が進みましたが、来年はドル円とクロス円では異なるトレンドも考えられそうです。
デイトレードでは、週足以上のトレンドはあまり気にする必要はありませんが、直近高値、直近安値、MAはレジスタンスやサポートとして効きますのでたまに見ておくと参考になりますよ。
来年は初心者にも役立つ悠々自適なFX塾を不定期開催したいと思っています。
FXは買うか、売るかの2択、相場が上がるも下がるも5分5分、売買のわずかなスプレッドの差だけマイナスになるだけなのに、相場に取り組んだ人の資金は大幅に変動します。
手持ちの資金をスッカラカンにしてしまう人も多くいます。
それはなぜなのか。
どうしたら勝てるトレードができるのか。
そんな疑問をゆるく、わかりやすく解説していきたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いします。
年明けは1/7か1/14をブログ初めとしたいと思います。
相場見通し
チャート型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。MAは21EMAを使用しています。
<今週のドル円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↓
先週1時間足チャート型:逆V字下降
今年は、昨年の高値からの急落が月足MAで反発となり、月足ダブルトップを形成して、この2カ月は月足陰線となりました。
来年は、金利差拡大が意識された円安ドル高は終息すると考えられるため、調整の動きはもう少し続きそうです。
現在の下降調整のサポートとして考えられるのは、137円台に来ている月足MAと今年1月の安値127円近辺になると思いますのでそのようなイメージをもってトレードに取り組みたいと思います。
<今週のユーロ円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
先週1時間足チャート型:上昇押し
今年は、月足で上昇基調となりました。12月は長めの陰線となっていますが、下ヒゲの長さもあり、まだ月足上昇勢いは継続していると感じます。
来年は金利差拡大という背景が無くなると考えますので、まずはもみ合いの様子から、どちらに抜けるのか次の方向性を見極めたいですね。
159円を強く上抜けて再度、高値を試すのか、153円を強く下抜けてトレンド転換となるのかに注目したいと思います。
<今週のポンド円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:→
先週1時間足チャート型:逆V字下降
今年は、月足で前半の上昇が強かったのですが、7月以降はローソク足実体のオーバーラップが多く、ヒゲも長くて、変動が大きな相場でした。
来年は、週足もみ合いから高値更新を試す動きが出るか、下に抜けてトレンド転換となるのかに注目です。
184円台後半に抜けて週足で上昇チャネルを形成できるか、178円をしっかり下抜けてくるかですね。
<今週の豪ドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↑
先週1時間足チャート型:上昇もみ合い
今年は、下ヒゲで80円台半ば近くまで押し込まれるも、ローソク足実体は月足MAにサポートされた感じで強含みとなりました。
来年は、月足ダブルトップとなった今年のレジスタンス98.5円を上抜けて今回のトレンドも100円越えとなるかと、その後の急落も含めて想定したいと思います。
<今週のユーロドル>
週足:→ 日足:↑ 4時間足:↑
先週1時間足チャート型:上昇基調
今年は、昨年大底から月足MAを回復してからはMAをはさんだもみ合いが継続するも、週足では比較的わかりやすい波でした。
来年は、週足MAのサポートも感じられるため、今年7月の高値を上抜けてくることも想定したいと思います。
今週の経済指標とイベント
今週で注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
12/25
米、英、欧、豪 クリスマス休場
未定 (日) 植田和男日銀総裁発言
12/26
欧 クリスマス休場
英、豪 ボクシングデー休場
23:00 (米)住宅価格指数 10月
23:00 (米)ケース・シラー米住宅価格指数 10月
12/27
21:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
24:00 (米)リッチモンド連銀製造業指数 12月
12/28
22:30 (米)卸売在庫 11月
22:30 (米)新規失業保険申請件数
22:30 (米)失業保険継続受給者数
24:00 (米)住宅販売保留指数 11月
12/29
19:00 (日)外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
23:45 (米)シカゴ購買部協会景気指数 12月
1/1
米、英、欧、豪 新年休場
1/2
17:55 (独)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)12月
18:00 (欧)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)12月
18:30 (英)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)12月
23:45 (米)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)12月
1/3
17:55 (独)失業率 12月
21:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
24:00 (米)ISM製造業景況指数 12月 ★
24:00 (米)建設支出 11月
28:00 (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨 ★
1/4
17:55 (独)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)12月
18:00 (欧)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)12月
18:30 (英)消費者信用残高 11月
18:30 (英)マネーサプライM4 11月
18:30 (英)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)12月
21:30 (米)チャレンジャー人員削減数 12月
22:00 (独)消費者物価指数(CPI、速報値)12月
22:15 (米)ADP雇用統計 12月 ★
22:30 (米)新規失業保険申請件数
22:30 (米)失業保険継続受給者数
23:45 (米)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)12月
23:45 (米)総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)12月
1/5
19:00 (欧)消費者物価指数(HICP/コア指数、速報値)12月 ★
22:30 (米)雇用統計 12月 ★★
24:00 (米)製造業新規受注 11月
24:00 (米)ISM非製造業景況指数(総合)12月 ★
正月明け第1週は注目のアメリカ雇用統計発表もあります。
トレード参戦する方は気を引き締めて頑張ってください。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。
円の買い越し、ユーロの売り越しが大きくなっています。
円/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月28日 | 30,461 | 139,698 | -109,237 |
12月5日 | 28,266 | 133,222 | -104,956 |
12月12日 | 28,226 | 109,357 | -81,131 |
12月19日 | 31,734 | 96,636 | -64,902 |
ユーロ/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月28日 | 233,454 | 90,289 | 143,165 |
12月5日 | 235,684 | 83,324 | 152,360 |
12月12日 | 231,837 | 84,510 | 147,327 |
12月19日 | 208,078 | 93,486 | 114,592 |
ポンド/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月28日 | 61,296 | 69,191 | -7,895 |
12月5日 | 66,359 | 54,694 | 11,665 |
12月12日 | 72,011 | 50,430 | 21,581 |
12月19日 | 68,810 | 48,884 | 19,926 |
豪ドル/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月28日 | 29,203 | 100,422 | -71,219 |
12月5日 | 32,886 | 90,567 | -57,681 |
12月12日 | 30,967 | 83,307 | -52,340 |
12月19日 | 35,277 | 85,954 | -50,677 |
元データはこちら
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れて下の方AUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)