こんにちは。喜平です。
先週足は、ドル円、ユーロ円、ポンド円が陰線、豪ドル円、ユーロドルが陽線でした。
先週は、ドル円、クロス円が週足ラインからの大きな調整が続いています。
週足で高値の切り下げが確認できているわけではありませんので、また大きく反発上昇となることも想定されますが、変動の大きな難しい相場になることは考えられます。
変動の大きな相場では損失を許容範囲に収めるためにロットサイズを小さくして、広く待つことが必要になるので注意してください。
クリスマスも近づき相場参加者が減ってきます。ヒゲが長く変動が大きい時は様子見が良いと思います。
4時間足、1時間足で意識される水平ライン、MAに対する動きから、どこの利幅を狙うか絞り込み、15分足、5分足のN字形成、ローソク足プライスアクションでエントリーポイントを見極めます。
狙い目に対して思惑と反対方向に動いた場合、エントリー根拠となったラインをローソク足実体で抜けたら損切ですよ。
たとえ良い形でもトレードで勝つ確度が高いというだけで、負ける可能性も受け入れる必要があります。
1回のトレードにこだわらず、ルールを守った10回のトレードのトータルで勝つことを目指しましょう。
トレードルールに優位性があれば、回数を重ねることでトータルがプラスになります。
相場見通し
チャート型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。MAは21EMAを使用しています。
<今週のドル円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↓
先週1時間足チャート型:下降もみ合い
先週は、先々週の急落からの戻りがFOMCで再び売り優勢になり、先々週の下ヒゲ安値を下に抜けました。
その後は安値付近で100pipsを超えるレンジでもみ合いとなっています。
今週は
買い:142.45円をしっかり上抜けてのN字上昇(リスク高め)
買い:141.40円にサポート確認後、安値、高値切り上げから1時間足MA上抜けN字上昇
売り:141.40円をしっかりしt抜けてのN字下降
売り:142.45円のレジスタンス確認後、安値、高値切り下げから1時間足MA下抜けN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:144.40円
注目水平ライン:142.45円、141.40円
となります。
<今週のユーロ円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↓
先週1時間足チャート型:下降もみ合い
先週は、先々週の急落からの戻りが日足目線ラインに157.67円にレジスタンスされて、その後は、急落、急上昇と不安定な動きになりました。
1時間足で三角持ち合いになり収束点に近づいている感じです。
今週は
買い:1時間足三角持ち合い収束後、1時間MA、4時間足MAをしっかり上抜けてのサポートでN字上昇
買い:156.48円をしっかり上抜けてのN字上昇
売り:1時間足三角持ち合い収束後、1時間MA、4時間足MAにレジスタンスされてのN字下降
売り:153.84円をしっかり下抜けてのN字下降
を狙ってみたいと思います。
改めて2007年の150~170円の乱高下相場は想定しておく必要があると思います。
日足で目線が切り替わるポイント:157.67円
注目水平ライン:156.48円、153.84円
となります。
<今週のポンド円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↓
先週1時間足チャート型:下降もみ合い
先週は、先々週の急落からの戻りが再び売り優勢となり、先々週の下ヒゲ安値を少しだけ更新しました。
その後はサポートからの上昇でかろうじて180円台を回復しています。
今週は
買い:ユーロ円同様で1時間足三角持ち合い収束後、1時間MA、4時間足MAをしっかり上抜けてのサポートでN字上昇
買い:181.71円をしっかりと上抜けてのN字上昇
売り:1時間足三角持ち合い収束後、1時間MA、4時間足MAにレジスタンスされてのN字下降
売り:178.32円をしっかり下抜けてのN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:180.72円
注目水平ライン:181.71円、178.32円
となります。
<今週の豪ドル円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↓
先週1時間足チャート型:もみ合い
先週は、先々週の急落からの戻りが頭打ちとなり、売りが優勢になりましたが、ユーロ円、ポンド円と比べると緩やかな下降となり、安値更新ともなりませんでした。
今週は
買い:95.43円をしっかり上抜けてのN字上昇
売り:94.69円をしっかり下抜けてのN字下降
を狙ってみたいと思います。
レンジとなる94.69~95.43円も広いため狙えますが、動きが激しいのでややリスクが高くなりそうです。
日足で目線が切り替わるポイント:94.30円
注目水平ライン:95.43円、94.69円
となります。
<今週のユーロドル>
週足:→ 日足:↑ 4時間足:→
先週1時間足チャート型:上昇押し
先週は、日足押しからの上昇となりましたが、高値を更新することはできず、日足ダブルトップの形となりました。
4時間足で大きな波を形成しているように感じられます。
今週は
買い:1.1008ドルをしっかり上抜けてのN字上昇
買い:1.088ドルのサポート確認後、安値、高値の切上げから4時間足MAからのN字上昇
売り:1.088ドルをしっかり下抜けてのN字下降
を狙ってみたいと思います。
日足で目線が切り替わるポイント:1.0666ドル
注目水平ライン:1.1008ドル、1.088ドル、1.074ドル
となります。
今週の経済指標とイベント
今週で注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
12/18
18:00 (独)IFO企業景況感指数 12月
24:00 (米)NAHB住宅市場指数 12月
12/19
未定 (日)日銀金融政策決定会合終了後 政策金利発表 ★
09:30 (豪)豪準備銀行(RBA)金融政策会合議事要旨公表 ★
15:30 (日)植田和男日銀総裁定例記者会見 ★
19:00 (欧)消費者物価指数(HICP/コア指数、改定値)11月 ★
22:30 (加)消費者物価指数(CPI)11月
22:30 (米)住宅着工件数 11月
22:30 (米)建設許可件数 11月
12/20
16:00 (英)消費者物価指数(CPI/コア指数)11月 ★
18:00 (欧)経常収支(季調済)10月
19:00 (欧)建設支出 10月
21:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
22:30 (米)四半期経常収支 7-9月期
24:00 (米)中古住宅販売件数 11月
24:00 (米)消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)12月
24:00 (欧)消費者信頼感(速報値)12月
12/21
22:30 (米)四半期実質国内総生産(GDP、確定値)7-9月期 ★
22:30 (米)四半期GDP個人消費・確定値 7-9月期
22:30 (米)四半期コアPCE・確定値 7-9月期
22:30 (米)新規失業保険申請件数
22:30 (米)失業保険継続受給者数
22:30 (米)フィラデルフィア連銀製造業景気指数 12月
24:00 (米)景気先行指標総合指数 11月
12/22
08:30 (日)全国消費者物価指数(CPI)11月 ★
16:00 (英)四半期国内総生産(GDP、改定値)7-9月期 ★
22:30 (加)月次国内総生産(GDP)10月
22:30 (米)耐久財受注 11月
22:30 (米)個人所得 11月
22:30 (米)個人消費支出(PCE/コア・デフレーター)11月 ★
24:00 (米)新築住宅販売件数 11月 ★
24:00 (米)ミシガン大学消費者態度指数・確報値 12月
このところの大きな変動で、重要度の低い指標でも大きく動く可能性があるのでご注意ください。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。
円の売玉が減っています。ポンドは買い越し継続です。
円/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月21日 | 39,236 | 144,690 | -105,454 |
11月28日 | 30,461 | 139,698 | -109,237 |
12月5日 | 28,266 | 133,222 | -104,956 |
12月12日 | 28,226 | 109,357 | -81,131 |
ユーロ/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月21日 | 231,095 | 101,441 | 129,654 |
11月28日 | 233,454 | 90,289 | 143,165 |
12月5日 | 235,684 | 83,324 | 152,360 |
12月12日 | 231,837 | 84,510 | 147,327 |
ポンド/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月21日 | 43,300 | 69,398 | -26,098 |
11月28日 | 61,296 | 69,191 | -7,895 |
12月5日 | 66,359 | 54,694 | 11,665 |
12月12日 | 72,011 | 50,430 | 21,581 |
豪ドル/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
11月21日 | 29,565 | 107,535 | -77,970 |
11月28日 | 29,203 | 100,422 | -71,219 |
12月5日 | 32,886 | 90,567 | -57,681 |
12月12日 | 30,967 | 83,307 | -52,340 |
元データはこちら
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れて下の方AUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)