こんにちは。喜平です。
いよいよ今週末からゴールデンウィークですね。
今まで遠出を控えていた人も多く出かけるみたいですが、喜平は今年もたいした遠出はせず、のんびりと過ごしたいと思います。
5/8からはコロナも5類以降で脱コロナ制限に向けた動きが加速しそうですね。
先週足はドル円、ユーロ円、ポンド円が陽線、豪ドル円、ユーロドルが陰線でした。
先週は、ドル円、クロス円でややもみ合いの動きとなり、直近の上昇勢いが衰えてきました。機関投資家が買い玉を売り始めてきたのかもという感じでしょうか。
直ちに急落とはならないでしょうが、レンジ突入からやや調整の動きとなるのかしっかりと見極めていきたいと思います。
次の動きは5月に入っての各国政策金利によって方向づけられるように思われます。
来週からゴールデンウィークに入るため、4/30、5/7のブログはお休みします。
相場見通し
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。MAは21EMAを使用しています。
<今週のドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↑
1時間足チャート型:もみ合い
先週は、4時間足上昇チャネルの中、高値、安値の切り上げとなりましたが、注目水平ライン135.00円のレジスタンスで、やや押しがつよくなっています。
日足目線ライン133.53円からは反発上昇となりましたが、4時間足では長めの上ヒゲとなっており、もう少し深い押しになりそうなイメージです。
日足チャートの三角持ち合いが収束する動きで、一旦133円台で収束後、次のトレンドが始まるのではないかと考えます。
現状のチャートで買いエントリーはリスクが高いため、直近1時間足の下降トレンドラインへの試しが失敗に終わるなどのタイミングで、133.00円付近までの売りを狙ってみたいと思います。
日足三角持ち合い収束後は、新たなトレンド方向へのチャネル形成を待ってからの判断としたいですね。
日足の目線を分けるラインは133.53円、注目水平ラインは135.00円、133.00円です。
4時間足目線:双方向
15分足目線:双方向
<今週のユーロ円>
週足:→ 日足:↑ 4時間足:↑
1時間足チャート型:もみ合い
先週は、日足上昇トレンドが継続する中、週足でも意識された注目水平ライン147.75円でレジスタンスされてもみ合いとなりました。4時間足でMA下抜けの崩れが見られましたが、一旦は4時間足MAを回復しています。
今秋以降は4時間足の崩れから、レンジ横ばいとなるのか、4時間足で深めの調整となるのか見極めていきたいと思います。
まずは4時間足の短期反発が、147.75円を回復できるのかに注目です。147.75円を回復した場合、レンジ横ばいになる可能性が高そうです。
一時的に新高値を付けて押し戻された場合、再び急落になることも想定しておきたいと思います。
4時間足の短期反発が高値切り下げとなった場合、4時間足下降チャネルが形成される可能性が高くなりますので、売りエントリーポイントを見極めたいと思います。
その場合、まず日足目線ライン145.40円付近までの下降トレンドをイメージしておきます。
日足目線は買いですが、週足レンジでも上限が近いため、急落のリスクが高くなっており、1時間足以上では難しそうです。
日足の目線を分けるラインは145.40円、注目水平ラインは147.75円、146.72円です。
4時間足目線:買い
15分足目線:双方向
<今週のポンド円>
週足:→ 日足:↑ 4時間足:↑
1時間足チャート型:上昇押し
先週は、日足直近高値を上抜けてきましたが、週足レンジ上限近くということもあり、200pipsを超える調整となりましたが、急反発の上昇となり、166.75円付近まで戻しています。
4時間足では、MA上抜けまで戻しており、金曜日の日足が長い下ヒゲとなったことで、再度、167.96円を試しに行く展開はあると想定します。
167.96円付近まで戻した場合、さらにもう少し上を試しに行くことは考えられますが、週足レンジ上限付近ということで慎重にエントリー判断をする必要があり、買いは短期足のみと考えます。
167.96円まで戻すことなく、4時間足で高値切り下げとなった場合、4時間足下降チャネルの形成を確認して、MA下抜けなどのタイミングで売りエントリーができるか見極めたいと思います。
日足の目線を分けるラインは164.25円、注目水平ラインは167.96円、166.00円です。
4時間足目線:買い
15分足目線:双方向
<今週の豪ドル円>
週足:↓ 日足:→ 4時間足:→
1時間足チャート型:逆V字下降
先週は、4時間足でレジスタンスとして効いていた日足目線ライン90.20円を上抜けてきましたが、日足の下降トレンドラインが意識されたためか急速に売りが強くなり、注目水平ライン89.50円付近まで大きな調整となっています。
直近4時間足の町長トレンドラインにサポートされましたが、1時間足MAにレジスタンスされたように見え、戻りの勢いが出てません。
再度注目水平ライン89.50円を勢いよく下抜けてきた場合、89.50円または直近4時間足上昇トレンドラインにレジスタンスされてのN字下降が確認できた場合、売りエントリーポイントを見極めたいと思います。
日足の目線を分けるラインは90.20円、注目水平ラインは89.50円、88.62円です。
4時間足目線:双方向
15分足目線:売り
<今週のユーロドル>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑
1時間足チャート型:上昇押し
先週は、4時間足上昇チャネルの上抜けからチャネル内に戻された後、上昇トレンドラインを試しに行きましたが、上昇トレンドラインはブレイクアウトすることなく、しっかりとサポートされています。
現状では4時間足MA前後のもみ合いとなっていますが、注目水平ライン1.1000ドルを勢いよく上抜けてきた場合、N字形成確認後、4時間足直近高値までの動きを狙ってみたいと思います。
売りは4時間足チャネルを強く下抜けるような大陰線が出ない限りリスクが高いと思われます。
日足の目線を分けるラインは1.0850ドル、注目水平ラインは1.100ドル、1.0925ドルです。
4時間足目線:買い
15分足目線:双方向
今週の経済指標とイベント
今週と来週で注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
4/24
17:00 (独)IFO企業景況感指数 4月
4/25
オーストラリアはアンザックデーの休場です
22:00 (米)住宅価格指数 2月
22:00 (米)ケース・シラー米住宅価格指数 2月
23:00 (米)リッチモンド連銀製造業指数 4月
23:00 (米)新築住宅販売件数 3月 ★
23:00 (米)消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)4月
4/26
10:30 (豪)消費者物価指数(CPI)1-3月期、3月 ★
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
21:30 (米)卸売在庫 3月
21:30 (米)耐久財受注 3月
4/27
18:00 (欧)経済信頼感 4月
18:00 (欧)消費者信頼感(確定値)4月
21:30 (米)四半期実質国内総生産(GDP、速報値)1-3月期 ★★
21:30 (米)四半期コアPCE・速報値 1-3月期
21:30 (米)新規失業保険申請件数
21:30 (米)失業保険継続受給者数
23:00 (米)住宅販売保留指数 3月
4/28
未定 (日)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表 ★
未定 (日)日銀展望レポート ★
15:30 (日)植田和男日銀総裁 定例記者会見 ★
16:55 (独)失業率 4月
17:00 (独)国内総生産(GDP、速報値)1-3月期 ★
18:00 (欧)四半期域内総生産(GDP、速報値)1-3月期 ★
19:00 (日)外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:00 (独)消費者物価指数(CPI、速報値)4月 ★
21:30 (加)月次国内総生産(GDP)2月 ★
21:30 (米)四半期雇用コスト指数 1-3月期
21:30 (米)個人所得 3月
21:30 (米)個人消費支出(PCE)3月
22:45 (米)シカゴ購買部協会景気指数 4月
23:00 (米)ミシガン大学消費者態度指数・確報値 4月
5/1
欧州はメーデー、イギリスはアーリー・メイ・バンク・ホリデーの休場です
22:45 (米)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)4月
23:00 (米)ISM製造業景況指数 4月 ★
23:00 (米)建設支出 3月
5/2
13:30 (豪)豪準備銀行(RBA)政策金利発表 ★
16:55 (独)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)4月
17:00 (欧)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)4月
17:30 (英)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)4月
18:00 (欧)消費者物価指数(HICP、速報値)4月 ★
23:00 (米)製造業新規受注 3月
23:00 (米)雇用動態調査(JOLTS)求人件数 3月
5/3
18:00 (欧)失業率 3月
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
21:15 (米)ADP雇用統計 4月 ★
22:45 (米)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)4月
22:45 (米)総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)4月
23:00 (米)ISM非製造業景況指数 4月 ★
27:00 (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後政策金利発表 ★★
27:30 (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 定例記者会見 ★
5/4
17:00 (欧)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)4月
17:30 (英)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)4月
17:30 (英)消費者信用残高 3月
17:30 (英)マネーサプライM4 3月
18:00 (欧)卸売物価指数(PPI)3月
20:30 (米)チャレンジャー人員削減数 4月
21:15 (欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利 ★★
21:30 (米)貿易収支 3月
21:30 (米)四半期非農業部門労働生産性・速報値 4-6月期
21:30 (米)四半期単位労働コスト・速報値 4-6月期
21:30 (米)新規失業保険申請件数
21:30 (米)失業保険継続受給者数
21:45 (欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁 定例記者会見 ★
5/5
10:30 (豪)豪準備銀行(RBA)四半期金融政策報告 ★
18:00 (欧)小売売上高 3月
21:30 (米)雇用統計 4月 ★★
です。
今週、来週共に注目指標、イベントが目白押しです。大きな変動に注意してください。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。
特に大きな変化は見られません。
円/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
3月28日 | 9,717 | 63,692 | -53,975 |
4月4日 | 11,523 | 68,559 | -57,036 |
4月11日 | 11,933 | 69,140 | -57,207 |
4月18日 | 15,661 | 72,530 | -56,869 |
ユーロ/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
3月28日 | 222,918 | 77,893 | 145,025 |
4月4日 | 225,416 | 82,023 | 143,393 |
4月11日 | 244,180 | 80,842 | 163,338 |
4月18日 | 242,369 | 78,008 | 164,361 |
ポンド/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
3月28日 | 28,355 | 52,439 | -24,084 |
4月4日 | 46,415 | 61,208 | -14,793 |
4月11日 | 54,928 | 57,326 | -2,398 |
4月18日 | 53,834 | 52,532 | 1,302 |
豪ドル/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
3月28日 | 43,813 | 79,166 | -35,353 |
4月4日 | 46,687 | 73,920 | -27,233 |
4月11日 | 45,481 | 83,418 | -37,937 |
4月18日 | 44,610 | 86,966 | -42,356 |
元データはこちら
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れて下の方AUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)
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