こんにちは。喜平です。
またコロナ感染者が増えてきていますね。でも気を付けつつ、今年は久しぶりに忘年会に行く予定です。
先週はドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円が陽線、ユーロドルが陰線でした。
アメリカ消費者物価指数ショックの影響がやや薄れ、ドル円、ユーロ円、ポンド円はやや反発の動きですが、トレンドが発生するかどうかはもう少し見極めが必要だと思います。
基本的にはレンジ相場と想定して、レンジ内反転の動きをしっかりと確認していきたいです。
相場見通し
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
<今週のドル円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:↓
1時間足チャート型:もみ合い
先週は米CPI後の安値を更新しましたが、上値が重い展開の4時間足レンジとなっています。
日足で見ると陽線が多くなっているものの前の足とのかぶりが多く、注目水平ライン138.88円~140.72円のレンジの動きを想定したいと思います。
140.72円を上抜けても直ちにトレンド転換となる可能性は低く、138.88円を下抜けても更なる安値を探る動きは慎重に見極める必要があり、レンジ内への戻り待ちで想定します。
日足の目線を分けるラインは142.45円、注目水平ラインは140.72円、138.88円です。
4時間足目線:売り
15分足目線:売り
<今週のユーロ円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:→
1時間足チャート型:上昇もみ合い
先週は4時間足で高値安値の弱い切り上げが続いており、やや上昇のレンジとなっています。
買い目線内には入ってきていますので、1時間足の波を確認して、MA上抜けで直近高値までの上昇を狙ってみたいと思います。
直近高値を上抜けた場合、日足下降トレンドラインでのレジスタンス想定は必要です。
基本はレンジなので15分足では売りエントリーも可能ですが、ややリスクが大きいように思います。
日足の目線を分けるラインは144.09円、注目水平ラインは145.50円です。
4時間足目線:買い
15分足目線:双方向(売りは様子見)
<今週のポンド円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:→
1時間足チャート型:上昇基調
先週は1時間足で大きめの波を繰り返しながら、高値、安値を切り上げる動きとなりました。5日連続日足陽線でしたが、前の足とのかぶりが多かったです。
日足目線ライン167.22円をしっかりと上抜けてくると上昇トレンドが強くなると思いますので、N字形成で1~4時間足MAのサポートが確認できれば、買いエントリーポイントを見極めたいと思います。
注目水平ライン166.37円をしっかりと下抜けてきたら、調整の動きを想定です。
日足の目線を分けるラインは167.22円、注目水平ラインは166.37円です。
4時間足目線:双方向
15分足目線:買い
<今週の豪ドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
1時間足チャート型:大きなもみ合い
先週は4時間足で三角保ち合い収束の動きとなりましたが、長めのローソク足実体、ヒゲで取り組みにくい相場でした。
4時間足収束後のトレンド発生で、日足目線ライン94.20円上抜けてのN字上昇で買いエントリーポイントを見極めたいと思います。
注目水平ライン92.95円を下抜けた場合は、N字形成確認で売りの想定となりますが、下の方がサポートされそうなラインが多く感じられ様子見にしたいと思います。
日足の目線を分けるラインは94.20円、注目水平ラインは92.95円です。
4時間足目線:双方向(売りは様子見)
15分足目線:双方向
<今週のユーロドル>
週足:↓ 日足:↑ 4時間足:↑
1時間足チャート型:もみ合い
先週は日足でも意識されていた1.0358ドルを上抜けたものの、上値が重く4時間足で高値切り下げのもみ合いとなっています。
先々週の週足大陽線の影響で、日足MAと乖離していることもあり、調整の押しがになることを想定したいと思います。
4時間足でのサポートラインが確認できれば、N字形成を確認して買いエントリーポイントを幹わけないと思います。
投機筋のポジションも買い越し傾向なので、この1.0358ドルをサポートラインとして固めることができると本格的な反転上昇につながるかもしれません。
日足の目線を分けるラインは1.0093ドル、注目水平ラインは1.0358ドル、1.0187ドルです。
4時間足目線:買い
15分足目線:双方向
今週の経済指標とイベント
今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
11/22
18:00 (欧)経常収支(季調済)9月
24:00 (欧)消費者信頼感(速報値)11月
24:00 (米)リッチモンド連銀製造業指数 11月
11/23
10:00 (NZ)ニュージーランド準備銀行(RBNZ)政策金利 ★
17:30 (独)製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)11月
17:30 (独)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)11月
18:00 (欧)製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)11月
18:00 (欧)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)11月
18:30 (英)製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)11月
18:30 (英)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)11月
21:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
22:30 (米)新規失業保険申請件数
22:30 (米)失業保険継続受給者数
22:30 (米)耐久財受注 10月
23:45 (米)製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)11月
23:45 (米)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)11月
23:45 (米)総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)11月
24:00 (米)ミシガン大学消費者態度指数・確報値11月
24:00 (米)新築住宅販売件数 10月 ★
28:00 (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨 ★★
11/24
(米)休場(感謝祭)
21:30 (欧)欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨 ★
11/25
16:00 (独)国内総生産(GDP、改定値)7-9月期 ★
です。
カゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。
ユーロは少しずつ買い越しが続いています。
円/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
10月25日 | 37,579 | 140,197 | -102,618 |
11月1日 | 40,460 | 118,080 | -77,620 |
11月8日 | 37,201 | 112,459 | -75,258 |
11月15日 | 33,797 | 99,639 | -65,842 |
ユーロ/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
10月25日 | 226,734 | 151,825 | 74,909 |
11月1日 | 239,770 | 133,980 | 105,790 |
11月8日 | 232,317 | 121,718 | 110,599 |
11月15日 | 239,369 | 126,703 | 112,666 |
ポンド/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
10月25日 | 43,511 | 91,316 | -47,805 |
11月1日 | 34,979 | 79,815 | -44,836 |
11月8日 | 36,630 | 76,365 | -39,735 |
11月15日 | 34,699 | 67,533 | -32,834 |
豪ドル/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
10月25日 | 32,159 | 83,605 | -51,446 |
11月1日 | 34,148 | 84,680 | -50,532 |
11月8日 | 33,288 | 79,971 | -46,683 |
11月15日 | 33,214 | 77,963 | -44,749 |
元データはこちら
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れてAUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)