こんにちは。喜平です。
先週足は、ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円が陽線、ユーロドルが陰線でした。
ドルは強いですね。相場は慣性が働くのでついた勢いは止まりにくいのですが、それにしても強い。
ドル円は5月にあったような大きな調整にも警戒が必要です。
その点、豪ドル円が日足で上昇の動きになりそうな様子が感じられるので注目です。
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
<ドル円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑
始値:136.0円 終値:138.5円
高値:139.4円 安値:135.9円
1時間足チャート型:強含み
<ユーロ円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:→
始値:138.3円 終値:139.6円
高値:139.9円 安値:137.0円
1時間足チャート型:しっかり上昇
<ポンド円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:→
始値:163.3円 終値:164.3円
高値:165.2円 安値:161.8円
1時間足チャート型:しっかり上昇
<豪ドル円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:→
始値:93.0円 終値:94.0円
高値:94.3円 安値:91.9円
1時間足チャート型:上昇基調
<ユーロドル>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:↓
始値:1.017ドル 終値:1.007ドル
高値:1.018ドル 安値:0.995ドル
1時間足チャート型:下降もみ合い
となっています。
通貨強弱(CCFpインジケータ)は
日足
ドル>円>豪ドル>ポンド>ユーロ
4時間足
ドル>豪ドル>ポンド>ユーロ>円
です。
相場見通し
<今週のドル円>
先週は注目水平ライン136.67円を上にブレイクし、いい感じでN字上昇となりました。
ここまで強い上昇になると、ちょっとしたネガティブニュースで大幅調整のリスクがあり、サポートとレジスタンスを確認して小刻みにエントリー、利確するしかありません。
もちろんサポートを下にブレイクした場合は、しっかり損切りしないと大きなダメージを受けるリスクがあります。
今週は、4時間足MA、注目水平ライン137.75円または4時間足上昇トレンドラインのサポートでN字上昇を狙ってみたいと思います。
日足の目線を分けるラインは134.74円、注目水平ラインは137.75円、136.67円です。
<今週のユーロ円>
先週前半は戻り売りとなったものの、日足安値のサポートからの反発上昇で日足目線ライン139.80円付近まで戻してきました。
139.80円をしっかり上抜けて、N字上昇が確認できた場合は、買いエントリーポイントを見極めたいと思います。
4時間足MA、注目水平ライン138.30円をしっかり下抜けてN字下降となった場合は、売りエントリーですね。
日足の目線を分けるラインは139.80円、注目水平ラインは141.38円、138.30円です。
<今週のポンド円>
注目水平ライン164.44円、4時間足下降トレンドラインから戻り売りとなりましたが、4時間足でも意識された注目水平ライン161.80円で反発上昇となっています。
1時間足で三角保ち合いとなっていますので、抜けた方向を確認して、さらに164.44円にサポートされてのN字上昇となるか、レジスタンスされてのN字下降となるかに注目したいと思います。
売りの場合は、4時間足MAを下抜けてからの判断になると思います。
日足の目線を分けるラインは162.95円、注目水平ラインは164.44円、161.80円です。
<今週の豪ドル円>
6月上旬からの下降トレンドが落ち着き、4時間足三角保ち合いから、日足下降トレンドラインを上抜けたことで、反転上昇の流れができる可能性があります。
注目水平ライン94.00円をしっかり上抜けてのN字上昇が確認できれば、買いエントリーポイントを見極めたいと思います。
94.00円より下は振られやすいレンジなので抜けてからの方がリスクが少ないです。
日足の目線を分けるラインは92.37円、注目水平ラインは94.00円、93.32円です。
<今週のユーロドル>
4時間足下降基調は継続し、高値安値を切り下げています。
若干の戻りが発生していますが、まだ4時間足下降トレンドラインをしっかり上抜ける勢いは感じられず、戻り売りになる可能性が高いと思います。
トレンドラインをしっかり引いて確認しましょう。
7/21の欧州中央銀行(ECB)政策金利発表で金利が0.25%に上げられる予測は織り込み済みとされており、引き続き、エネルギー供給不安が材料視されてさえない展開が続く可能性がありそうです。
日足の目線を分けるラインは1.049ドル、注目水平ラインは1.034ドルです。
<今週の買いと売り>
今週の5分足、15分足のトレードは、
1時間足のトレンド方向のみエントリー!
1時間足レンジの上限、下限は様子見!
抵抗、サポートとなる水平線で反転するセットアップ足をチェック、
高値または安値を更新するシグナル足を確認、
さらにN字形成で伸びてくるところを、
ドル円・・・ロング(買い)
ユーロ円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ポンド円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
豪ドル円・・・ロング(買い)
ユーロドル・・・ショート(売り)
で直近高値、安値までの動きを狙いたいと思います。
両方向に可能性があるのでしっかりと見極めていきましょう。
1時間足、4時間足のトレードは、
上記日足のトレンド矢印方向のみのエントリーとなります。
今週の経済指標とイベント
今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
7/18
07:45 (NZ)四半期消費者物価(CPI)4-6月期 ★
23:00 (米)NAHB住宅市場指数 7月
7/19
15:00 (英)失業率 6月 ★
18:00 (欧)建設支出 5月
18:00 (欧)消費者物価指数(HICP、改定値)6月 ★
21:30 (米)住宅着工件数 6月
21:30 (米)建設許可件数 6月
26:45 (英)ベイリー英中銀(BOE)総裁 発言 ★
7/20
15:00 (英)消費者物価指数(CPI)6月 ★
17:00 (欧)経常収支(季調済)5月
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
21:30 (加)消費者物価指数(CPI)6月
23:00 (米)中古住宅販売件数 6月
23:00 (欧)消費者信頼感(速報値)7月
7/21
未定 (日)日銀金融政策決定会合終了後政策金利発表 ★
15:30 (日)黒田東彦日銀総裁、定例記者会見 ★
21:15 (欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利 ★
21:30 (米)新規失業保険申請件数
21:30 (米)失業保険継続受給者数
21:30 (米)フィラデルフィア連銀製造業景気指数 7月
21:45 (欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁 定例記者会見 ★
23:00 (米)景気先行指標総合指数
7/22
08:30 (日)全国消費者物価指数(CPI)6月 ★
16:30 (独)製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)7月
16:30 (独)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)7月
17:00 (欧)製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)7月
17:00 (欧)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)7月
17:30 (英)製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)7月
17:30 (英)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)7月
21:30 (加)小売売上高 5月
22:45 (米)製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)7月
22:45 (米)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)7月
22:45 (米)総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)7月
です。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、7/12取引終了後の建て玉枚数および前週比の増減です。
元データはこちら
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れてAUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)
円/ドル(ドル円の反対です)
買い 35,533 (-3,127)
売り 95,531 (+2,426)
ユーロ/ドル
買い 197,240 (+102)
売り 222,484 (+8,494)
ポンド/ドル
買い 33,850 (-5,768)
売り 92,939 (-2,887)
豪ドル/ドル
買い 30,527 (+2,905)
売り 72,127 (-3,116)
( )内は先週比
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