こんにちは。喜平です。
先週足は、ドル円が陽線、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルが陰線でした。
やはり日足上限付近は荒れやすいですね。
短期足しか見ていないとエントリータイミングがとりづらい状況ですので、4時間足の波(レッグ)をしっかり押さえつつ、短期足でタイミングのみ確認するのが良いと思います。
水平線だけでなく、トレンドライン、チャネルラインも丁寧に引いて確認していきましょう。
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
<ドル円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:→
始値:135.1円 終値:135.2円
高値:137.0円 安値:134.5円
1時間足チャート型:上昇押し
<ユーロ円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:→
始値:142.6円 終値:140.9円
高値:144.3円 安値:139.8円
1時間足チャート型:しっかり下降
<ポンド円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:→
始値:165.2円 終値:163.5円
高値:165.3円 安値:161.6円
1時間足チャート型:弱含み
<豪ドル円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:→
始値:93.7円 終値:92.2円
高値:94.7円 安値:91.4円
1時間足チャート型:弱含み
<ユーロドル>
週足:↓ 日足:→ 4時間足:→
始値:1.054ドル 終値:1.043ドル
高値:1.061ドル 安値:1.037ドル
1時間足チャート型:下降もみ合い
となっています。
通貨強弱(CCFpインジケータ)は
日足
ドル>ユーロ>ポンド>豪ドル>円
4時間足
ドル>円>ユーロ>豪ドル>ポンド
です。
相場見通し
<今週のドル円>
上のレジスタンスが強い状態で、高値への試しから戻され、4時間足でゆるやかな上昇レンジを形成しています。
4時間足で見るともみ合いながらも下ヒゲが強く出ており、反転の気配が感じられます。
4時間足MAを上抜けてきたら、注目水平ライン136.67円までの上昇を狙ってみたいと思います。
日足レンジ上限付近のため、先週のクロス円のような急落には常に注意が必要ですよ。
売りはまだまだリスクが大きいです。
日足の目線を分けるラインは131.50円、注目水平ラインは136.67円、134.74円です。
<今週のユーロ円>
4時間足レンジ内ですが、6/29の高値切り下げをきっかけに、6/9からの下げの再現のようなチャートで切り下げてきています。
4時間足で長い下ヒゲが出ているものの、反転上昇にはもう少し様子を見る必要があります。
一旦下げてレッグが安値切り上げとなるのを確認後、直近4時間足下降トレンドライン、MAを抜けてくるのを待ちたいと思います。
今のチャート形では、まだもう一段安となる可能性もあるので慎重に見極めたいですね。
日足の目線を分けるラインは139.80円、注目水平ラインは143.58円、141.38円です。
<今週のポンド円>
6/29の4時間足高値切り下げをきっかけに、徐々に弱含み、7/1からはポンド円らしい急落で、161円台半ばまで下げた後は、少し戻りとなっています。
1時間足MAでのレジスタンスが感じられます。
戻り売りが発生するのか、横ばいの調整後、さらに戻しとなるのか見極めたいと思います。
変動が大きいのでロットは小さめに、リスクを抑えていきたいですね。
日足の目線を分けるラインは162.95円、注目水平ラインは166.27円、164.44円です。
<今週の豪ドル円>
もみ合いながらも徐々にレンジが狭くなる三角保ち合いの形成は先週もお伝えしましたが、ついにサポートがブレイクされて急落しています。
日足安値も更新しましたので、一旦戻りの動きが出るも、強い水平ライン、4時間足下降トレンドラインなどをきっかけに再度売りが強まる可能性があると思います。
日足の目線を分けるラインは92.37円、注目水平ラインは93.32円、91.00円です。
<今週のユーロドル>
月足下限付近のもみ合いから抜けることができず、戻り売りで押されています。
短期足でも急落、急上昇が見られて、エントリーできるタイミングがとりにくい相場となっています。
今週も様子見にしたいと思います。
日足の目線を分けるラインは1.0786ドル、注目水平ラインは1.0605ドル、1.0492ドルです。
<今週の買いと売り>
今週の5分足、15分足のトレードは、
1時間足のトレンド方向のみエントリー!
1時間足レンジの上限、下限は様子見!
抵抗、サポートとなる水平線で反転するセットアップ足をチェック、
高値または安値を更新するシグナル足を確認、
さらにN字形成で伸びてくるところを、
ドル円・・・ロング(買い)
ユーロ円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ポンド円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
豪ドル円・・・ショート(売り)
ユーロドル・・・様子見
で直近高値、安値までの動きを狙いたいと思います。
両方向に可能性があるのでしっかりと見極めていきましょう。
1時間足、4時間足のトレードは、
上記日足のトレンド矢印方向のみのエントリーとなります。
今週の経済指標とイベント
今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
7/4
アメリカ休場(独立記念日)
18:00 (欧)卸売物価指数(PPI)5月
7/5
13:30 (豪)豪準備銀行(RBA)政策金利発表 ★
16:55 (独)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)6月
17:00 (欧)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)6月
17:30 (英)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)6月
23:00 (米)製造業新規受注 5月
7/6
15:00 (独)製造業新規受注 5月
17:30 (英)建設業購買担当者景気指数(PMI)6月
18:00 (欧)小売売上高 5月
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
22:45 (米)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)6月
22:45 (米)総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)6月
23:00 (米)ISM非製造業景況指数 6月 ★
27:00 (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨 ★★
7/7
20:30 (米)チャレンジャー人員削減数 6月
20:30 (欧)欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨 ★
21:15 (米)ADP雇用統計 6月 ★
21:30 (米)貿易収支
21:30 (米)新規失業保険申請件数
21:30 (米)失業保険継続受給者数
7/8
20:55 (欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁 発言 ★
21:30 (加)失業率 6月
21:30 (米)雇用統計 6月 ★★
23:00 (米)卸売売上高 5月
です。
水曜深夜のFOMC議事録と金曜のアメリカ雇用統計は大注目です。
大きなロットの持ち越しにはご注意ください。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、6/28取引終了後の建て玉枚数および前週比の増減です。
ユーロが少し大きめの売り越しとなっています。
元データはこちら
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れてAUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)
円/ドル(ドル円の反対です)
買い 36,462 (+598)
売り 89,032 (-5,286)
ユーロ/ドル
買い 189,414 (-6,140)
売り 200,010 (-11,149)
ポンド/ドル
買い 35,184 (+6,714)
売り 88,302 (-3,415)
豪ドル/ドル
買い 28,887 (-2,858)
売り 71,867 (-484)
( )内は先週比
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