こんにちは。喜平です。
週足は、ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円が陽線、ユーロドルが陰線でした。
ドル円、豪ドル円、ユーロドルは週足ラインがらみ、ユーロ円、ポンド円はウクライナ情勢の影響もあり、日足目線ラインの攻防で、ちょっと難しい相場になっています。
4時間足、1時間足のトレンドをしっかりと見極めて、慎重なエントリーを心がけ、ポジションキープの短い短期トレード中心で考えたいと思います。
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
<ドル円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑
始値:114.9円 終値:117.2円
高値:117.3円 安値:114.8円
1時間足チャート型:まだ上昇
<ユーロ円>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:→
始値:125.5円 終値:127.9円
高値:129.0円 安値:124.4円
1時間足チャート型:上昇もみ合い
<ポンド円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:→
始値:152.0円 終値:152.8円
高値:153.4円 安値:151.0円
1時間足チャート型:しっかり上昇
<豪ドル円>
週足:→ 日足:↑ 4時間足:↑
始値:84.7円 終値:85.4円
高値:85.9円 安値:83.8円
1時間足チャート型:上昇基調
<ユーロドル>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:↓
始値:1.092ドル 終値:1.089ドル
高値:1.112ドル 安値:1.081ドル
1時間足チャート型:上昇押し
となっています。
通貨強弱(CCFpインジケータ)は
日足
豪ドル>ドル>円>ユーロ>ポンド
4時間足
豪ドル>ドル>ユーロ>円>ポンド
です。
相場見通し
<今週のドル円>
先週は終始上昇勢いが続き、2回レジスタンスされていた116.34円を上抜けたあとはクライマックスので上昇が加速しました。
日足の上昇チャネル上限付近に来ていますので、ますは調整を待ちたいと思います。
さらなる上昇のためには、少なくとも注目水平ライン116.34円のサポートが確認される必要があると思います。
場合によっては、日足上昇チャネル下限となる115円台前半までの調整も可能性があると思います。
1時間足のトレンドが確認できたらエントリーポイントを探りたいと思います。
日足の目線を分けるラインは115.27円、注目水平ラインは115.68円、116.34円です。
<今週のユーロ円>
4時間足下降チャネルを少し上抜けたところで、もみ合いとなっています。
1時間足レンジが127.43~129.0円と広くなっていますので、レンジ内の反転上昇を狙ってみたいと思います。
レンジブレイクした場合は、注目水平ラインでのサポレジ転換を確認してのN字上昇、N字下降についていきたいです。
日足の目線を分けるラインは128.25円、注目水平ラインは129.0円、127.43円です。
<今週のポンド円>
先週は4時間足で高値、安値の切り上げが見られましたが、まだ日足下降トレンド内の動きとなっています。
反転の動きが継続し、日足目線ライン152.95円でサポートされての上昇が確認できたら注目水平ライン154.25円までの動きを狙ってみたいと思います。
152.95円がレジスタンスとしてしっかりと効き、4時間足の21EMAを下抜けてきた場合は、売りエントリーポイントを見極めたいと思います。
日足の目線を分けるラインは152.95円、注目水平ラインは154.25円、150.97円です。
<今週の豪ドル円>
先週は4時間足直近高値を上抜けてきましたが、86.0円付近の週足レジスタンスの影響で日足上ヒゲをつけて押しています。
週足上限付近の動きのため、やや大きなもみ合いになることを想定しますが、まずはどこまで押すのかに注目し、反転が確認できれば、再度注目水平ライン85.88円を試す動きを狙ってみたいと思います。
日足の目線を分けるラインは83.96円、注目水平ラインは85.88円、84.89円です。
<今週のユーロドル>
先週水曜日は強い上昇となりましたが、月足下降トレンドライン、注目水平ライン1.1121ドルから上ヒゲをつけて急落しています。
週足でも意識される注目水平ライン1.088ドルサポートもそれなりに強いため、1.088ドル~1.1121ドルのレンジを想定しますが、月足がらみもあり、急上昇、急落を絡んだ難しい相場になりそうです。
今週は特にきれいなトレンドが現れない限り、様子見にしたいと思います。
日足の目線を分けるラインは1.1233ドル、注目水平ラインは1.1121ドル、1.088ドルです。
<今週の買いと売り>
今週の5分足、15分足のトレードは、
1時間足のトレンド方向のみエントリー!
1時間足レンジの上限、下限は様子見!
抵抗、サポートとなる水平線で反転するセットアップ足をチェック、
高値または安値を更新するシグナル足を確認、
さらにN字形成で伸びてくるところを、
ドル円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ユーロ円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ポンド円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
豪ドル円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ユーロドル・・・様子見
で直近高値、安値までの動きを狙いたいと思います。
1時間足、4時間足のトレードは、
上記日足のトレンド矢印方向のみのエントリーとなります。
日足の直近高値、安値付近は逆張りができそうな形ができるまで様子見です。
今週の経済指標とイベント
今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
3/15
16:00 (英)失業率 2月
19:00 (欧)鉱工業生産 1月
19:00 (独)ZEW景況感調査 3月
19:00 (欧)ZEW景況感調査 3月
21:30 (米)ニューヨーク連銀製造業景気指数 3月
21:30 (米)卸売物価指数(PPI)2月
3/16
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
21:30 (加)消費者物価指数(CPI)2月
21:30 (米)小売売上高 2月 ★
21:30 (米)輸入物価指数 2月
21:30 (米)輸出物価指数 2月
23:00 (米)企業在庫 1月
23:00 (米)NAHB住宅市場指数 3月
27:00 (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後政策金利発表 ★★
27:30 (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 定例記者会見 ★
3/17
06:45 (NZ)四半期国内総生産(GDP)10-12月期 ★
09:30 (豪)失業率 2月
18:30 (欧)ガルド欧州中央銀行(ECB)総裁 発言 ★
19:00 (欧)消費者物価指数(HICP、改定値)2月
21:00 (英)イングランド銀行(BOE)金利発表 ★
21:00 (英)英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨 ★
21:30 (米)住宅着工件数 2月
21:30 (米)建設許可件数 2月
21:30 (米)新規失業保険申請件数
21:30 (米)失業保険継続受給者数
21:30 (米)フィラデルフィア連銀製造業景気指数 3月
22:15 (米)鉱工業生産 2月
22:15 (米)設備稼働率 2月
3/18
未定 (日)日銀金融政策決定会合終了後政策金利発表 ★
08:30 (日)全国消費者物価指数(CPI)2月 ★
15:30 (日)黒田東彦日銀総裁、定例記者会見 ★
19:00 (欧)貿易収支(季調前・季調済)1月
21:30 (加)小売売上高 1月
23:00 (米)中古住宅販売件数 2月
23:00 (米)景気先行指標総合指数 2月
です。
水曜日深夜のFOMCは要注目です。ポジションの持ち越しはご注意ください。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、3/8取引終了後の建て玉枚数および前週比の増減です。
売り買いの攻防が継続している感じで、全体的にポジンションの増加が見られます。
元データはこちら
(下にスクロールしたNon-Commercial分が投機筋のポジションです)
円/ドル(ドル円の反対です)
買い 15,548 (+883)
売り 71,404 (-11,993)
ユーロ/ドル
買い 242,683 (+14,298)
売り 183,839 (+20,393)
ポンド/ドル
買い 50,982 (+3,303)
売り 63,508 (+15,492)
豪ドル/ドル
買い 19,521 (+6,801)
売り 97,716 (+6,660)
( )内は先週比
投資本専門店 トレーダーズショップ
– オーディオブックも充実しています
– 送料無料 !