こんにちは。喜平です。
週足は、ドル円、ユーロ円、ポンド円、ユーロドルが陰線、豪ドル円が陽線でした。
ウクライナ情勢の悪化により、ユーロ、ポンドは弱くなっていますが、週足レベルのラインが絡んできていますので、慎重な判断が必要だと思います。
売り目線でしか見ていないと、大きな反発で損失になることもあります。
ストップラインはしっかりと守ることが必要です。
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
<ドル円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:→
始値:115.2円 終値:114.8円
高値:115.8円 安値:114.6円
1時間足チャート型:逆V字下降
<ユーロ円>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:↓
始値:128.2円 終値:125.4円
高値:129.8円 安値:125.1円
1時間足チャート型:弱含み
<ポンド円>
週足:→ 日足:↓ 4時間足:↓
始値:153.6円 終値:151.9円
高値:155.2円 安値:151.5円
1時間足チャート型:弱含み
<豪ドル円>
週足:→ 日足:↑ 4時間足:↑
始値:82.5円 終値:84.6円
高値:85.1円 安値:82.5円
1時間足チャート型:上昇もみ合い
<ユーロドル>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:↓
始値:1.112ドル 終値:1.091ドル
高値:1.125ドル 安値:1.087ドル
1時間足チャート型:下降基調
となっています。
通貨強弱(CCFpインジケータ)は
日足
豪ドル>ドル>円>ポンド>ユーロ
4時間足
豪ドル>ドル>円>ポンド>ユーロ
です。
ユーロが圧倒的に弱くなっています。
相場見通し
<今週のドル円>
週半ばくらいまでは上昇となりましたが、4時間足レンジをブレイクすることはできず、レンジ下限まで急落となっています。
4時間足レンジ114円台半ば~115円台後半の動きになる可能性が高いと考えますが、まずは直近の急落から高値、安値の切り上げで、1時間足21MAを上抜けてくるタイミングでの買いを狙ってみたいと思います。
日足の目線を分けるラインは114.77円、注目水平ラインは115.68円、114.14円です。
<今週のユーロ円>
先週明けは窓を開けての下落から上昇となりましたが、下降チャネルのレジスタンスで売り再開となりました。
週末に週足安値を更新するとストップを巻き込んだと思われる急落となり、125円台前半まで調整となっています。
サポートとなった注目水平ライン125.08円は週足でも意識されるラインであるため、まずは、注目水平ライン127.38円あたりまでの戻りを待ち、売り再開を確認できたら売りエントリーポイントを見極めたいと思います。
日足の目線を分けるラインは128.25円、注目水平ラインは127.38円、125.08円です。
<今週のポンド円>
注目水平ライン152.62円からの急反発で上昇となりましたが、4時間足下降チャネル上限付近でレジスタンスされて急落となっています。
急落から少し反発となっていますが、注目水平ライン152.62円、1時間足MAなど強いラインをきっかけとした売り再開を待って、売りエントリーポイントを見極めたいと思います。
日足の目線を分けるラインは153.50円、注目水平ラインは152.62円、150.77円です。
<今週の豪ドル円>
週足でも意識されていた注目水平ライン84.15円を強く上抜けてきましたが、注目水平ライン85.13円を上抜けることはできず押しています。
84.15円~85.13円のレンジ内で動くと思われますが、日足レンジ上限付近の動きのため、84.15円を下抜けて長い下ヒゲを付けてからの上昇があれば、買いエントリーポイントを見極めたいと思います。
日足の目線を分けるラインは82.97円、注目水平ラインは85.13円、84.15円です。
<今週のユーロドル>
2020年7月以降サポートとして効いていた月足下降トレンドラインを下抜けてきました。
週足でも意識される注目水平ライン1.088ドルから少し反発上昇となっていますが、戻りでの売り再開先待ちたいと思います。
週足ラインからの反発のため、大きく戻る可能性もあり、少なくとも2回の高値切り下げを確認してから、エントリーできる形か確認していきたいと思います。
日足の目線を分けるラインは1.1275ドル、注目水平ラインは1.1121ドル、1.088ドルです。
<今週の買いと売り>
今週の5分足、15分足のトレードは、
1時間足のトレンド方向のみエントリー!
1時間足レンジの上限、下限は様子見!
抵抗、サポートとなる水平線で反転するセットアップ足をチェック、
高値または安値を更新するシグナル足を確認、
さらにN字形成で伸びてくるところを、
ドル円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ユーロ円・・・ショート(売り)
ポンド円・・・ショート(売り)
豪ドル円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ユーロドル・・・ショート(売り)
で直近高値、安値までの動きを狙いたいと思います。
1時間足、4時間足のトレードは、
上記日足のトレンド矢印方向のみのエントリーとなります。
日足の直近高値、安値付近は逆張りができそうな形ができるまで様子見です。
今週の経済指標とイベント
今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
3/8
19:00 (欧)四半期域内総生産(GDP、確定値)10-12月期 ★
22:30 (米)貿易収支 1月
24:00 (米)卸売売上高 1月
3/9
08:50 (日)四半期実質国内総生産(GDP、改定値)10-12月期 ★
21:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
3/10
21:45 (欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利 ★★
22:30 (欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁 定例記者会見 ★
22:30 (米)消費者物価指数(CPI)2月 ★
22:30 (米)新規失業保険申請件数
22:30 (米)失業保険継続受給者数
3/11
16:00 (独)消費者物価指数(CPI、改定値)2月
16:00 (英)月次国内総生産(GDP)1月
22:30 (加)失業率 2月
24:00 (米)ミシガン大学消費者態度指数・速報値 3月
です。
木曜日のECB政策金利は要注意です。
ウクライナ情勢を踏まえた今後の見通しについてコメントがあると思われます。
ウクライナ関連の予定外ニュースにも警戒が必要です。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、3/1取引終了後の建て玉枚数および前週比の増減です。
ロシアのウクライナ侵攻でもう少し動いているかと思いましたが、ユーロ、ポンドは意外に買い越しでした。
元データはこちら
(下にスクロールしたNon-Commercial分が投機筋のポジションです)
円/ドル(ドル円の反対です)
買い 14,665 (+3,689)
売り 83,397 (+9,234)
ユーロ/ドル
買い 228,385 (+14,190)
売り 163,446 (+8,557)
ポンド/ドル
買い 47,679 (+5,430)
売り 48,016 (-42)
豪ドル/ドル
買い 12,720 (+1,167)
売り 91,056 (-4,577)
( )内は先週比
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