こんにちは。喜平です。
週足は、ドル円、ポンド円、豪ドル円が陽線、ユーロ円、ユーロドルが陰線でした。
ロシアのウクライナ侵攻懸念の中、外交交渉が活発化してリスクオンになってきたところで、金曜深夜にネガティブニュースが出ましたね。
まだ地政学的リスク解消には時間がかかりそうですが、同様のネガティブニュースは今週も可能性があると思います。
買いポジションは長く持たないように気をつけたいところです。
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
<ドル円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:→
始値:115.2円 終値:115.4円
高値:116.3円 安値:114.9円
1時間足チャート型:逆V字下降
<ユーロ円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
始値:132.1円 終値:131.0円
高値:133.1円 安値:130.4円
1時間足チャート型:しっかり下降
<ポンド円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↑
始値:155.9円 終値:156.5円
高値:158.1円 安値:155.1円
1時間足チャート型:上昇押し
<豪ドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
始値:81.5円 終値:82.2円
高値:84.0円 安値:81.4円
1時間足チャート型:上昇押し
<ユーロドル>
週足:↓ 日足:→ 4時間足:→
始値:1.146ドル 終値:1.134ドル
高値:1.149ドル 安値:1.133ドル
1時間足チャート型:弱含み
となっています。
通貨強弱(CCFpインジケータ)は
日足
ユーロ>ポンド>ドル>円>豪ドル
4時間足
豪ドル>ユーロ>ポンド>ドル>円
です。
相場見通し
<今週のドル円>
結構いい感じで伸びてきたところで金曜日深夜のウクライナ関連報道で冷や水を浴びた感じで急落となりました。
日足ではダブルトップを形成しており、そこからの急落になっています。
そのため、戻りが高値切り下げとなる形で売り再開となった場合、114円台前半までの大きな調整となる可能性を想定したいと思います。
注目水平ライン115.50円がサポートとしてしっかり効いてくることが確認できれば、再度日足高値までは狙えるかもしれません。
日足の目線を分けるラインは114.77円、注目水平ラインは115.50円です。
<今週のユーロ円>
ウクライナ関連ネガティブニュースで4時間足上昇チャネルを大きく下にブレイクしています。
日足買い目線は維持しており、まだ上昇勢いも残っていると思われるため、ちょうどよい押しになった可能性も考えられます。
ウクライナ関連情報を警戒しつつ、少なくとも注目水平ライン132.08円までは戻してくることを想定したいと思います。
安値を更新して日足目線ラインから下抜け、N字下降となる場合は、売りエントリーポイントを探りたいと思います。
日足の目線を分けるラインは130.38円、注目水平ラインは132.08円です。
<今週のポンド円>
ウクライナ関連ネガティブニュースで急落となりましたが、4時間足上昇トレンドラインはヒゲで下抜けたものの反発上昇となっています。
日足でトリプルトップの形になっているので上のレジスタンスは強いですが、4時間足の勢いは残っていると考えられるため、少なくとも注目水平ライン157.45円を試しに行く可能性は高いと思います。
注目水平ライン155.85円を下抜けてN字下降が形成された場合は、日足目線ライン154.95円までの押しも想定したいと思います。
日足の目線を分けるラインは154.95円、注目水平ラインは157.45円、154.95円です。
<今週の豪ドル円>
ウクライナ関連ニュースでのリスクオフで急落となりましたが、結果的には日足三角保ち合いの上値でレジスタンスされています。
4時間足で高値安値の切り下げの形になっているので、注目水平ライン82.5円、83.0円まで戻してからの売り再開を待ちたいと思います。
買いは83.0円をしっかり上抜けてのN字上昇が確認できるまでは待ちたいと思います。
日足の目線を分けるラインは82.0円、注目水平ラインは83.0円、82.5円です。
<今週のユーロドル>
ウクライナ関連ニュースでのリスクオフで急落となりましたが、日足もみ合いレンジ上限付近で反発しているように感じます。
押しのサポートが確認でき、日足目線ライン1.1373ドルをしっかり上抜けてきたら、再度、注目水平ライン1.1484ドル上抜けを試しに来る可能性はあると思います。
まずは1.1373ドルからのN字上昇を狙ってみたいと思います。
日足の目線を分けるラインは1.1373ドル、注目水平ラインは1.1484ドル、1.1258ドルです。
<今週の買いと売り>
今週の5分足、15分足のトレードは、
1時間足のトレンド方向のみエントリー!
1時間足レンジの上限、下限は様子見!
抵抗、サポートとなる水平線で反転するセットアップ足をチェック、
高値または安値を更新するシグナル足を確認、
さらにN字形成で伸びてくるところを、
ドル円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ユーロ円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ポンド円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
豪ドル円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ユーロドル・・・ロング(買い))
で直近高値、安値までの動きを狙いたいと思います。
1時間足、4時間足のトレードは、
上記日足のトレンド矢印方向のみのエントリーとなります。
日足の直近高値、安値付近は逆張りができそうな形ができるまで様子見です。
今週の経済指標とイベント
今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
2/14
25:15 (欧) ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁 発言 ★
2/15
08:50 (日)四半期実質国内総生産(GDP、速報値)10-12月期 ★
16:00 (英)失業率 1月
19:00 (独)ZEW景況感調査 2月
19:00 (欧)ZEW景況感調査 2月
19:00 (欧)貿易収支(季調済)12月
19:00 (欧)貿易収支(季調前)12月
19:00 (欧)四半期域内総生産(GDP、改定値)10-12月期 ★
22:30 (米)卸売物価指数(PPI)1月
22:30 (米)ニューヨーク連銀製造業景気指数 2月
2/16
16:00 (英)消費者物価指数(CPI)1月
19:00 (欧)鉱工業生産 12月
21:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
22:30 (米)小売売上高 1月 ★
22:30 (米)輸入物価指数 1月
22:30 (米)輸出物価指数 1月
22:30 (加)消費者物価指数(CPI)1月
23:15 (米)鉱工業生産 1月
23:15 (米)設備稼働率 1月
24:00 (米)企業在庫 12月
24:00 (米)NAHB住宅市場指数 2月
28:00 (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨 ★
2/17
22:30 (米)新規失業保険申請件数
22:30 (米)失業保険継続受給者数
22:30 (米)住宅着工件数 1月
22:30 (米)建設許可件数 1月
22:30 (米)フィラデルフィア連銀製造業景気指数 2月
2/18
08:30 (日)全国消費者物価指数(CPI)1月 ★
18:00 (欧)経常収支(季調済)12月
19:00 (欧)建設支出 12月
22:30 (加)小売売上高 12月
24:00 (米)中古住宅販売件数 1月
24:00 (米)景気先行指標総合指数 1月
24:00 (欧)消費者信頼感(速報値)2月
です。
水曜日深夜には注目のFOMC議事要旨の発表があります。
引き続き、ウクライナ関連の予定外ニュースには警戒が必要です。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、2/8取引終了後の建て玉枚数および前週比の増減です。
先週も落ち着いた動きでしたが、ポンドの買いポジションがやや復活してきました。
元データはこちら
(下にスクロールしたNon-Commercial分が投機筋のポジションです)
円/ドル(ドル円の反対です)
買い 15,692 (+1,182)
売り 74,840 (-310)
ユーロ/ドル
買い 218,973 (+5,410)
売り 180,131 (-3,716)
ポンド/ドル
買い 44,709 (+15,112)
売り 53,254 (+52)
豪ドル/ドル
買い 17,323 (-1,512)
売り 103,064 (+4,400)
( )内は先週比
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