こんにちは。喜平です。
先週金曜日の関東地方は雪予報で昼間から細かい雪となりましたが、夕方近くでは雨になり帰宅困難者にならずに済んでよかったです。
先週足はドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルがすべて陰線でした。
ドル円、クロス円が窓明けの上昇となりましたが、連続した上昇波は続かず、日銀総裁人事の報道で大きく振れる場面もありました。
全体としてはもみ合いから弱含みという相場で、今週は下降継続か、反発上昇してくるかの見極めが重要なポイントになると思います。
注目水平ライン、MA、トレンドラインからのN字形成、高値、安値の切り上げ、切り下げに注目です。
それから2/14米CPIは引き続き注目度が高いのでポジションの持ち越しは注意してください。
2/18、19は出かける予定のため、来週日曜のブログ更新はお休みします。
相場見通し
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
<今週のドル円>
週足:↓ 日足:→ 4時間足:→
1時間足チャート型:もみ合い
先週は、窓明けでのスタートとなり、一時は133円に迫る勢いでしたが、その後な上値が重くなり、日銀総裁人事の報道で大きく振れる場面もありました。
振れ方が大きかったのでやや取り組みづらい相場だったと思います。
先週木曜、金曜の日足は長めの下ヒゲありで、実体は上昇勾配に転じた日足MAの上側で推移したこともあり、今週も上昇トレンドが出るかに注目したいと思います。
注目水平ライン131.75円をしっかりと上抜けてのN字上昇が確認できれば、買いエントリータイミングを見極めたいと思います。
1時間足のMAにもサポートされる形になればよい感じです。
日足の目線を分けるラインは130.57円、注目水平ラインは131.75円です。
4時間足目線:買い
15分足目線:買い
<今週のユーロ円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↓
1時間足チャート型:しっかり下降
先週は、日足目線ライン142.52円を上抜けて始まりましたが、週全体としては直近4時間足レンジ内の下降となっています。
直近4時間足安値付近である注目水平ライン139.98円を一旦下抜けました。
先週安値を更新し、139.98円がレジスタンスとして効くと、4時間足レンジ内、注目水平ライン137.90円付近まで調整となる可能性があると思います。
現状では上値が重そうなので、売りにしぼってエントリーポイントを探るのがよさそうです。
日足の目を分けるラインは142.52円、注目水平ラインは139.98円、137.90円です。
4時間足目線:売り
15分足目線:売り
<今週のポンド円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
1時間足チャート型:三角持ち合い均衡
先週は、窓を開けての週明けとなりましたが、勢いは続かず大きな波が収束する三角持ち合いの形になりました。
日銀総裁人事報道での一時的な振れもありましたが、1時間足の波を確認してのトレードでは取り組みやすかったかなと思います。
どの時間足でトレードするかの判断で、波のわかりやすさ(きれいさ)は重要ですね。
三角持ち合い収束後の方向性はまだ見えませんので、三角持ち合いの上限レジスタンス、下限サポートの間は様子見にしたいと思います。
上抜けてきた時は、1時間足で安値切り上げ確認後の買いエントリーポイント、下抜けてきた時は、高根切り下げでの売りエントリーポイントを見極めたいと思います。
日足の目線を分けるラインは161.54円、注目水平ラインは159.60円、157.50円です。
4時間足目線:売り
15分足目線:双方向
<今週の豪ドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↓
1時間足チャート型:弱含み
先週は、先々週より一段低い低い位置でもみ合いレンジとなり、週末にはレンジを下にブレイクしましたが、少し戻りになっています。
日足で見ると上昇チャネルが日足下降トレンドラインを上抜けていますが、4時間足MA、1時間足MAがやや絡み合いながら下降チャネルを作っている感じです。
日足の形の方が強く働きますので、4時間足の下降チャネルがどこかで上にブレイクしてきそうな気がします。
上にブレイクしてきたらN字形成確認後の買いですが、日足直近の上昇トレンドラインは89円台半ばですのでもう少し下へ調整した場合は、注目水平ライン89.85円までを売りを狙うことはできそうな気がします。
日足の目線を分けるラインは92.13円、注目水平ラインは90.38円、89.85円です。
4時間足目線:売り
15分足目線:双方向
<今週のユーロドル>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:↓
1時間足チャート型:下降もみ合い
先週は、先々週の長い上ヒゲを付けた週足の流れが継続した少し長めの陰線となりました。
戻り上昇の場面も見られましたが、注目水平ライン1.080ドルには届かず、戻り売りで日足目線ライン1.070ドルを割り込んでいます。
今週は、まず今の4時間足下降トレンドが継続するのか、下げ止まって反発してくるのかに注目したいと思います。
下降トレンド継続なら、4時間足MAや1.070ドルのレジスタンスからのN字下降で売りを狙ってみたいと思います。
買いは注目水平ライン1.080ドルをしっかり上抜けてくるまでは難しそうです。
日足の目線を分けるラインは1.070ドル、注目水平ラインは1.080ドル、1.0636ドルです。
4時間足目線:売り
15分足目線:双方向
今週の経済指標とイベント
今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
2/14
08:50 (日)四半期実質国内総生産(GDP、速報値)10-12月期 ★
16:00 (英)失業率 1月
19:00 (欧)四半期域内総生産(GDP、改定値)10-12月期 ★
22:30 (米)消費者物価指数(CPI)1月 ★★
2/15
16:00 (英)消費者物価指数(CPI)1月
19:00 (欧)鉱工業生産 12月
19:00 (欧)貿易収支(季調前・季調済)12月
21:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
22:30 (米)小売売上高 1月 ★
22:30 (米)ニューヨーク連銀製造業景気指数 2月
23:15 (米)鉱工業生産 1月
23:15 (米)設備稼働率 1月
24:00 (米)NAHB住宅市場指数 2月
24:00 (米)企業在庫 12月
2/16
09:30 (豪)失業率 1月
22:30 (米)住宅着工件数 1月
22:30 (米)建設許可件数 1月
22:30 (米)フィラデルフィア連銀製造業景気指数 2月
22:30 (米)卸売物価指数(PPI)1月
22:30 (米)新規失業保険申請件数
22:30 (米)失業保険継続受給者数
2/17
18:00 (欧)経常収支(季調済)12月
22:30 (米)輸入物価指数 1月
22:30 (米)輸出物価指数 1月
24:00 (米)景気先行指標総合指数 1月
です。
2/14の米CPIはここ最近の為替影響が大きいため2つ星(超重要)としました。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。
1/24以降の情報が更新されていません。英国のソフトウエア会社IONへのサイバー攻撃の影響により、正確なデータが得られない問題が出ているようです。レポートは、データを受け取り、検証した時点で公開されるとのことです。
円/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
1月3日 | 25,377 | 72,241 | -46,864 |
1月10日 | 26,395 | 61,772 | -35,377 |
1月17日 | 29,458 | 52,419 | -22,961 |
1月24日 | 27,620 | 49,255 | -21,635 |
ユーロ/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
1月3日 | 222,543 | 92,628 | 129,915 |
1月10日 | 238,623 | 103,641 | 134,982 |
1月17日 | 228,279 | 101,295 | 126,984 |
1月24日 | 237,743 | 103,394 | 134,349 |
ポンド/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
1月3日 | 43,625 | 63,926 | -20,301 |
1月10日 | 36,007 | 65,463 | -29,456 |
1月17日 | 41,469 | 66,166 | -24,697 |
1月24日 | 34,756 | 58,690 | -23,934 |
豪ドル/ドル | 買玉 | 売玉 | 差引 |
1月3日 | 35,208 | 71,475 | -36,267 |
1月10日 | 30,210 | 63,900 | -33,690 |
1月17日 | 28,593 | 62,213 | -33,620 |
1月24日 | 29,466 | 62,637 | -33,171 |
元データはこちら
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れてAUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)
投資本専門店 トレーダーズショップ
– オーディオブックも充実しています
– 送料無料 !