こんにちは。喜平です。
先週足は、ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円が陰線、ユーロドルが陽線でした。
パウエルFRB議長の発言からドル円は日足で大陰線となり、その後もフォロースルーの下降となりました。
ドル円は売りのクライマックスからの反転戻り狙いたいですが、慎重に見極めたいところです。
クロス円も合わせてリスクオフです。
今週は荒れた動きを伴うもみ合いになる可能性もあります。
動きによっては利益を出しやすく、損失も出しやすい状況ですので、大きな波、水平ライン、トレンドライン、MAをしっかりと確認していきましょう。
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
<ドル円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:↓
始値:136.1円 終値:133.2円
高値:137.5円 安値:132.5円
1時間足チャート型:弱含み
<ユーロ円>
週足:↑ 日足:↓ 4時間足:↓
始値:138.9円 終値:136.2円
高値:140.1円 安値:135.5円
1時間足チャート型:弱含み
<ポンド円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:↓
始値:163.4円 終値:162.3円
高値:166.3円 安値:161.5円
1時間足チャート型:しっかり下降
<豪ドル円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:↓
始値:94.1円 終値:93.0円
高値:95.7円 安値:92.9円
1時間足チャート型:弱含み
<ユーロドル>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:→
始値:1.021ドル 終値:1.022ドル
高値:1.026ドル 安値:1.010ドル
1時間足チャート型:もみ合い
となっています。
通貨強弱(CCFpインジケータ)は
日足
豪ドル>円>ドル>ポンド>ユーロ
4時間足
円>ポンド>豪ドル>ドル>ユーロ
です。
相場の動きが大きかったので強さの順位も入れ替わっていますね。
相場見通し
<今週のドル円>
先週はパウエルFRB議長の発言をきっかけに日足上昇トレンドライン下抜けると、一気に132円台まで急落しましたが、その後の戻りからもみ合いとなっています。
日足レベルでのトレンドが転換した可能性がありますが、もう少し状況を見極める必要があります。
1時間足で安値の切り上げから上昇となれば、日足目線ライン134.58円をしっかり上抜けるのか、レジスタンスされて戻り売りとなるのかに注目したいと思います。
134.58円の攻防からはN字形成で、短期トレンド方向についていきたいと思います。
日足の目線を分けるラインは134.58円、注目水平ラインは133.25円です。
<今週のユーロ円>
日足レンジの三角保ち合いは下側にブレイクし、一気に下降となりましたが、注目水平ライン135.50円のサポートで小さなもみ合いとなっています。
直近日足下降チャネルの下限付近に来ていますので、下げ止まりからもみ合いレンジとなる可能性が高いと思います。
注目水平ライン136.82円をしっかり上抜けてのN字上昇で買いエントリー、注目水平ライン135.50円をしっかり下抜けてのN字下降で売りエントリーのポイントを見極めたいです。
日足の目線を分けるラインは138.30円、注目水平ラインは136.82円、135.50円です。
<今週のポンド円>
パウエルFRB議長の発言によるドル売りから上昇するも、日足三角保ち合いのレジスタンスが効いたのか、反転下降基調となり、三角保ち合いサポートラインまで下げています。
1時間足もみ合いから上昇が日足目線ライン162.95円をしっかり上抜けてのN字上昇となれば、注目水平ライン164.44円から日足三角保ち合いレジスタンスまでの上昇流れについていきたいと思います。
注目水平ライン161.55円を下抜けてのN字下降ととなった場合は、売りエントリーポイントの見極めですね。
日足の目線を分けるラインは162.95円、注目水平ラインは164.44円、161.55円です。
<今週の豪ドル円>
パウエルFRB議長の発言によるドル売りから上昇するも、4時間足ダブルトップからの急激な下降基調となり、93.0円付近で1時間足のもみ合いとなっています。
日足目線ライン93.32円をしっかり上抜けてのN字上昇となれば、買いエントリーポイントを見極めたいと思います。
注目水平ライン92.59円を下抜けた場合は売りですが、リスクは高めですね。
日足の目線を分けるラインは93.32円、注目水平ラインは94.00円、92.59円です。
<今週のユーロドル>
先々週に引き続き、注目水平ライン1.010~1.025ドルのレンジもみ合いとなっています。
1時間足では長いローソク足が多く発生しており、なかなかエントリーしずらいですが、レンジブレイクの失敗が確信できれば、逆張りトレードが可能と思います。
どちらかというと売りで攻めたい感じですね。
日足の目線を分けるラインは1.049ドル、注目水平ラインは1.0253ドル、1.010ドルです。
<今週の買いと売り>
今週の5分足、15分足のトレードは、
1時間足のトレンド方向のみエントリー!
1時間足レンジの上限、下限は様子見!
抵抗、サポートとなる水平線で反転するセットアップ足をチェック、
高値または安値を更新するシグナル足を確認、
さらにN字形成で伸びてくるところを、
ドル円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ユーロ円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ポンド円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
豪ドル円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ユーロドル・・・ロング(買い)、ショート(売り)
で直近高値、安値までの動きを狙いたいと思います。
両方向に可能性があるのでしっかりと見極めていきましょう。
1時間足、4時間足のトレードは、
上記日足のトレンド矢印方向のみのエントリーとなります。
今週の経済指標とイベント
今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
8/1
16:55 (独)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)7月
17:00 (欧)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)7月
17:30 (英)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)7月
18:00 (欧)失業率 6月
22:45 (米)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)7月
23:00 (米)ISM製造業景況指数 7月 ★
23:00 (米)建設支出 6月
8/2
13:30 (豪) 豪準備銀行(RBA)政策金利発表 ★★
8/3
16:55 (独)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)7月
17:00 (欧)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)7月
17:30 (英)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)7月
18:00 (欧)卸売物価指数(PPI)6月
18:00 (欧)小売売上高 6月
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
22:45 (米)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)7月
22:45 (米)総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)7月
23:00 (米)ISM非製造業景況指数 7月 ★
23:00 (米)製造業新規受注 6月
8/4
17:30 (英)建設業購買担当者景気指数(PMI)7月
20:00 (英)イングランド銀行(BOE)金利発表 ★★
20:00 (英)英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨 ★
20:30 (米)チャレンジャー人員削減数 7月
21:30 (米)貿易収支 6月
21:30 (米)新規失業保険申請件数
21:30 (米)失業保険継続受給者数
8/5
21:30 (加)失業率 7月
21:30 (米)雇用統計 7月 ★★
です。
金曜日は大注目のアメリカ雇用統計の発表があります。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、7/26取引終了後の建て玉枚数および前週比の増減です。
特に大きな動きは出ていません。
元データはこちら
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れてAUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)
円/ドル(ドル円の反対です)
買い 43,812 (+932)
売り 105,293 (+3,188)
ユーロ/ドル
買い 198,041 (+2,166)
売り 239,625 (+1,005)
ポンド/ドル
買い 34,606 (+2,663)
売り 88,596 (-597)
豪ドル/ドル
買い 30,024 (-554)
売り 77,409 (+3,683)
( )内は先週比
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