こんにちは。喜平です。
先週足は、ドル円、ユーロ円が陽線、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルが陰線でした。
先週金曜日は日銀黒田総裁の現行の金融緩和策を継続するとの発言もあり、まだ円安傾向は続く可能性があると思います。
ただし、長期足レンジ高値圏の動きのため、わかりやすい動きにはなりにくく、慎重なエントリー判断が必要です。
ドル円、クロス円は買い継続ながら、大きな下降リスクもあることを認識しておきましょう。
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
<ドル円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑
始値:126.4円 終値:128.4円
高値:129.4円 安値:126.2円
1時間足チャート型:上昇もみ合い
<ユーロ円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑
始値:136.5円 終値:138.9円
高値:138.9円 安値:13円
1時間足チャート型:上昇もみ合い
<ポンド円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:→
始値:164.9円 終値:164.9円
高値:168.4円 安値:164.6円
1時間足チャート型:逆V字下降
<豪ドル円>
週足:↑ 日足:↑ 4時間足:→
始値:93.4円 終値:92.9円
高値:95.7円 安値:92.9円
1時間足チャート型:逆V字下降
<ユーロドル>
週足:↓ 日足:↓ 4時間足:→
始値:1.080ドル 終値:1.080ドル
高値:1.094ドル 安値:1.076ドル
1時間足チャート型:逆V字下降
となっています。
通貨強弱(CCFpインジケータ)は
日足
ドル>豪ドル>ユーロ>ポンド>円
4時間足
ドル>ユーロ>ポンド>豪ドル>円
です。
相場見通し
<今週のドル円>
7連続週足陽線も先週後半はややもみ合いとなっています。
日足目線ラインも遠く、サポーとラインとして引ける強いラインが無いため、強い陰線が発生すると大きな調整になる可能性があります。
ただし、日足上昇勢いは継続していますので、売りはまだリスクが大きいです。
注目水平ライン128.70円をしっかり上抜けてくる場合は、N字形成の形をしっかりと見極めて慎重に攻めたいと思います。
日足の目線を分けるラインは125.08円、注目水平ラインは128.70円です。
<今週のユーロ円>
1時間足でもみ合いとなっています。底堅い感じはしますが、上値も重い感じもします。
今週は引き続き、もみ合いになると想定しますが、注目水平ライン139.46円を勢いよく上抜けてくる場合、N字形成を確認して買ってみたいと思います。
日足の目線を分けるラインは135.47円、注目水平ラインは139.46円、137.00円です。
<今週のポンド円>
4時間足でのもみ合いから、ポンドらしい急落が見られました。
強い日足上昇トレンドの中、日足大陰線が出たことで、やや不安定な相場を想定したいと思います。
直近の下降流れからの反発を待ち、上昇に勢いがない場合、短期の戻り売りを狙ってみたいです。
注目水平ライン166.42円を上抜けてくる場合、方向性を見極める必要があると思います。
日足の目線を分けるラインは162.78円、注目水平ラインは166.42円、164.60円です。
<今週の豪ドル円>
日足高値を更新した後、連続陰線で急落となっています。
直近の4時間足下降勢いは弱まり、日足MA、注目水平ライン92.37円などからの反発、安値切り上げでの形が確認できたら、買いエントリーポイントを探ってみたいと思います。
日足の目線を分けるラインは90.91円、注目水平ラインは94.15円、92.37円です。
<今週のユーロドル>
先週に引き続き、月足三角保ち合いの下限サポートライン付近のため、売りも買いもリスクの高い状況となっています。
今週も様子見にしたいと思います。
買いならば日足目線ライン1.0985ドルを上抜けての上昇チャネルが確認できるまでは難しそうです。
日足の目線を分けるラインは1.0985ドル、注目水平ラインは1.0805ドルです。
<今週の買いと売り>
今週の5分足、15分足のトレードは、
1時間足のトレンド方向のみエントリー!
1時間足レンジの上限、下限は様子見!
抵抗、サポートとなる水平線で反転するセットアップ足をチェック、
高値または安値を更新するシグナル足を確認、
さらにN字形成で伸びてくるところを、
ドル円・・・ロング(買い)
ユーロ円・・・ロング(買い)
ポンド円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
豪ドル円・・・ロング(買い)
ユーロドル・・・様子見
で直近高値、安値までの動きを狙いたいと思います。
1時間足、4時間足のトレードは、
上記日足のトレンド矢印方向のみのエントリーとなります。
日足の直近高値、安値付近は逆張りができそうな形ができるまで様子見です。
今週の経済指標とイベント
今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
4/25
17:00 (独)IFO企業景況感指数 4月
18:00 (欧)建設支出 2月
4/26
21:30 (米)耐久財受注 3月
22:00 (米)住宅価格指数 2月
22:00 (米)ケース・シラー米住宅価格指数 2月
23:00 (米)消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)4月
23:00 (米)リッチモンド連銀製造業指数 4月
23:00 (米)新築住宅販売件数 3月 ★
4/27
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
21:30 (米)卸売在庫 3月
23:00 (米)住宅販売保留指数 3月
4/28
未定 (日)日銀金融政策決定会合 終了後政策金利発表 ★
未定 (日)日銀展望レポート 4-6月期 ★
15:30 (日)黒田東彦日銀総裁 定例記者会見 ★
18:00 (欧)経済信頼感 4月
18:00 (欧)消費者信頼感 4月
19:00 (日)外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)★
21:00 (独)消費者物価指数(CPI、速報値)4月
21:30 (米)新規失業保険申請件数
21:30 (米)失業保険継続受給者数
21:30 (米)四半期実質国内総生産(GDP、速報値)1-3月期 ★★
21:30 (米)四半期GDP個人消費・速報値 1-3月期 ★★
21:30 (米)四半期コアPCE・速報値 1-3月期
4/29
17:00 (独)国内総生産(GDP、速報値)1-3月期 ★
18:00 (欧)消費者物価指数(HICP、速報値)4月 ★
18:00 (欧)四半期域内総生産(GDP、速報値)1-3月期 ★
21:00 (米)個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)3月 ★
21:30 (加)月次国内総生産(GDP)2月 ★
21:30 (米)四半期雇用コスト指数 1-3月期
21:30 (米)個人所得 3月
21:30 (米)個人消費支出(PCE) 3月 ★
22:45 (米)シカゴ購買部協会景気指数 4月
23:00 (米)ミシガン大学消費者態度指数・確報値 4月
です。
豪州は4/25がアンザックデーの休場です。
このところ急激に進む円安へ日銀の対応には注目が集まっており、要注意です。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、4/19取引終了後の建て玉枚数および前週比の増減です。
特に大きな動きはありません。
元データはこちら
(下にスクロールしたNon-Commercial分が投機筋のポジションです)
円/ドル(ドル円の反対です)
買い 12,723 (+2,798)
売り 119,910 (-1,842)
ユーロ/ドル
買い 221,003 (-642)
売り 189,702 (+7,117)
ポンド/ドル
買い 36,811 (+1,297)
売り 95,725 (+7,157)
豪ドル/ドル
買い 39,201 (-569)
売り 68,038 (-447)
( )内は先週比
ゴールデンウィーク週はトレードをお休みしますので、5/1、5/8のブログもお休みの予定です。
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