こんにちは。喜平です。
ついにロシアがウクライナに侵攻しました。
個人的な歴史感から力で現状変更しようとするプーチン大統領の行為はあまりもの暴挙であり、許せないと思います。
まずは戦争を停止して対等な立場での協議が行われることをブロガーの一人として祈ります。
週足は、ドル円、ユーロ円、豪ドル円が陽線、ポンド円、ユーロドルが陰線でした。
ウクライナ情勢でリスクオン、リスクオフがすぐに切り替わるリスキーな相場です。
ウクライナとロシアの停戦協議に前向きな進捗があるとリスクオン、協議実施が不透明で、さらなる侵攻が進むとリスクオフが進む感じです。
しっかりとトレンドが確認出来たところで、短期の動きを切り取るトレードで、ポジションキープが長くならないようにしたいと思います。
チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。
<ドル円>
週足:↑ 日足:→ 4時間足:→
始値:115.0円 終値:115.5円
高値:115.8円 安値:114.4円
1時間足チャート型:強含み
<ユーロ円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↓
始値:130.2円 終値:130.2円
高値:130.9円 安値:127.9円
1時間足チャート型:もみ合い
<ポンド円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:↓
始値:156.3円 終値:154.8円
高値:156.8円 安値:153.4円
1時間足チャート型:下降戻り
<豪ドル円>
週足:→ 日足:→ 4時間足:→
始値:82.4円 終値:83.5円
高値:83.8円 安値:82.0円
1時間足チャート型:もみ合い
<ユーロドル>
週足:↓ 日足:→ 4時間足:↓
始値:1.132ドル 終値:1.126ドル
高値:1.139ドル 安値:1.111ドル
1時間足チャート型:下降戻り
となっています。
通貨強弱(CCFpインジケータ)は
日足
ポンド>豪ドル>ドル>円>ユーロ
4時間足
豪ドル>ドル>円>ユーロ>ポンド
です。
相場見通し
<今週のドル円>
日足レンジ内を上昇してきましたが、レンジ上限付近の注目水平ライン115.68円でレンジスタンスされています。
ウクライナとロシアの停戦交渉に向けた動きから少しリスクオンになった感じですが、先行き不透明状態になっていますので、再びリスクオフになる可能性がありそうです。
1時間足での高値、安値の切り下げが確認できたら、日足レンジ内114円台半ばまでの動きを狙ってみたいと思います。
再度、115.68円を上抜けてくる動きとなれば、N字上昇でついていきたいと思います。
日足の目線を分けるラインは114.77円、注目水平ラインは115.68円、114.14円です。
<今週のユーロ円>
日足の広いレンジ(128~133円)の中で急落した後、先週木曜日は長い下ヒゲをつけ、金曜日は130円台まで回復しています。
4時間足下降チャネル内の動きですので、130円を割り込んで売り再開の動きが確認できたら、売りタイミングを見極めたいと思います。
日足の目線を分けるラインは130.38円、注目水平ラインは130.0円です。
<今週のポンド円>
先週は予想通り、急落となりましたが、日足でも意識される注目水平ライン153.50円付近で急反発の上昇となり、一時155円台を回復しました。
下降戻りの勢いはやや衰えてきていますので、戻り売りの再開が確認出来たところで、売りタイミングを見極めたいと思います。
日足の目線を分けるラインは156.0円、注目水平ラインは155.30円、153.50円です。
<今週の豪ドル円>
先週木曜日の急落から金曜日は強い反発上昇となり、日足下降トレンドライン、注目水平ライン83.33円から上抜けてきました。
上昇勢いが継続するようであれば、83.33円より上でのN字上昇を狙ってみたいと思います。
現状での売りはリスクが大きいですが、4時間足レンジ内で高値、安値の切り下げが確認できれば、下降チャネルでの下げについていきたいと思います。
日足の目線を分けるラインは82.33円、注目水平ラインは83.33円、82.08円です。
<今週のユーロドル>
先週木曜日の急落は月足下降トレンドラインでサポートされ、反発上昇となっています。
ウクライナ情勢次第ということもありますが、上昇勢いが衰えて、売り再開となったところで、売りタイミングを見極めたいと思います。
日足の目線を分けるラインは1.1373ドル、注目水平ラインは1.1287ドルです。
<今週の買いと売り>
今週の5分足、15分足のトレードは、
1時間足のトレンド方向のみエントリー!
1時間足レンジの上限、下限は様子見!
抵抗、サポートとなる水平線で反転するセットアップ足をチェック、
高値または安値を更新するシグナル足を確認、
さらにN字形成で伸びてくるところを、
ドル円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ユーロ円・・・ショート(売り)
ポンド円・・・ショート(売り)
豪ドル円・・・ロング(買い)、ショート(売り)
ユーロドル・・・ショート(売り)
で直近高値、安値までの動きを狙いたいと思います。
1時間足、4時間足のトレードは、
上記日足のトレンド矢印方向のみのエントリーとなります。
日足の直近高値、安値付近は逆張りができそうな形ができるまで様子見です。
今週の経済指標とイベント
今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、
2/28
22:30 (米)卸売在庫 1月
23:45 (米)シカゴ購買部協会景気指数 2月
3/1
12:30 (豪)豪準備銀行(RBA)政策金利発表 ★
17:55 (独)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)2月
18:00 (欧)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)2月
18:30 (英)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)2月
18:30 (英)消費者信用残高 1月
18:30 (英)マネーサプライM4 1月
22:00 (独)消費者物価指数(CPI、速報値)2月 ★
22:30 (加)四半期国内総生産(GDP)10-12月期 ★
23:45 (米)製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)2月
24:00 (米)ISM製造業景況指数 2月 ★
24:00 (米)建設支出 1月
3/2
09:30 (豪)四半期国内総生産(GDP)10-12月期 ★
17:55 (独)失業率 2月
19:00 (欧)消費者物価指数(HICP、速報値)2月 ★
21:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
22:15 (米)ADP雇用統計 2月 ★
24:00 (加)カナダ銀行 政策金利 ★
24:00 (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 発言 ★
3/3
17:55 (独)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)2月
18:00 (欧)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)2月
18:30 (英)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)2月
19:00 (欧)卸売物価指数(PPI)1月
19:00 (欧)失業率 1月
21:30 (米)チャレンジャー人員削減数 2月
21:30 (欧)欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨 ★
22:30 (米)四半期非農業部門労働生産性・改定値 10-12月期
22:30 (米)新規失業保険申請件数
22:30 (米)失業保険継続受給者数
23:45 (米)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)2月
23:45 (米)総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)2月
24:00 (米)ISM非製造業景況指数 2月 ★
24:00 (米)製造業新規受注 1月
24:00 (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 発言 ★
3/4
18:30 (英)建設業購買担当者景気指数(PMI)2月
19:00 (欧)小売売上高 1月
22:30 (米)雇用統計 2月 ★★
です。
金曜日は大注目のアメリカ雇用統計です。
引き続き、ウクライナ関連の予定外ニュースには警戒が必要です。
<シカゴIMMポジション情報>
CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、2/22取引終了後の建て玉枚数および前週比の増減です。
先週火曜日の情報なので落ち着いた動きでしたが、侵攻開始で来週は大きく動いているかもりれません。
元データはこちら
(下にスクロールしたNon-Commercial分が投機筋のポジションです)
円/ドル(ドル円の反対です)
買い 10,976 (+551)
売り 74,163 (-2,424)
ユーロ/ドル
買い 214,195 (-3,704)
売り 154,889 (-15,429)
ポンド/ドル
買い 42,249 (-7,902)
売り 48,058 (+144)
豪ドル/ドル
買い 11,553 (-139)
売り 95,633 (-2,753)
( )内は先週比
投資本専門店 トレーダーズショップ
– オーディオブックも充実しています
– 送料無料 !