おすすめFX本 – トレードの必読本、バイブルを紹介

喜平が読んできた本で良かったと思ったおすすめFX本の紹介です。

インターネット上の情報でも多くのことを学ぶことができますが、これはと思う本は現物を手元に置き、いつでも読んだり調べたりすることをおすすめします。調べたいことが具体的に固まっていれば、ネットでも比較的調べやすいですが、周辺知識も含めて深く理解するためには現物本は便利ですね。

おすすめするのは少し難しめの本が多いですが、基礎的な内容はネットや雑誌で十分ですので、あえて1回読んでも置いておきたくなるという観点で選んでみました。難しく感じたらゆっくり読んでください。ここぞというところは1日2,3ページしか読めなくても問題ありません。

じっくり身につけた相場観、テクニカル知識は、その後のトレード人生を豊かに変える力があります。

おすすめFX本といいながら、テクニカルの本ではFXに限定した良書はまだまだ少ないので、相場全般に関する本が多くなっています。

チャートは市場に参加する人の心理によって作られるものであり、株式、商品先物、FXでも、共通する部分は多くあります。
是非、「FXで稼ぐ力」=「相場で稼ぐ力」と考えて本を選んでください。

相場に現れる大きな波、小さな波、そこから利益を得る力は不変だと思います。


儲かる!相場の実践読本 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方/伊藤智洋著

テクニカル分析の第一人者が長年の研究と検証により生み出した、究極のローソク足チャートの教科書です。

ローソク足動きから、トレンド転換のパターンと転換しそうだがトレンドが継続するパターンの違いを中心に解説されています。

ローソク足は株であってもFXであっても相場参加者の意志と行動によって決まります。単にローソク足のパターンからチャートを読み解こうとしても思ったように動かないこともありますよね。

相場参加者の心理、相場の環境、人気(取引が多い少ない)などを含めてローソク足を見ることにより、そのパターンの信頼性がわかることが書かれており、FXでも大変参考になると思います。

儲かる!相場の実践読本 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方


岡安盛男のFXで稼ぐ51の法則 最新版/岡安盛男著

本当の実戦力をつけるFXトレード教本

プロの定法&相場の急所がわかれば勝てる!
長年プロとして活躍されてきた岡安さんの実践知識とテクニックが満載です。

基本的にはトレンド相場で順張り、レンジ相場では逆張りで小銭稼ぎ。相場の買われすぎ売られすぎ、経済指標の発表と織り込み、地政学的リスクやパニックによる投げ売りと戻しといったパターンの起こり方と対処法などが、しっかり解説されていると思います。

また、クロス円トレードに役立つ通貨ペア同士の関係性の解説も興味深い内容ですね。

岡安盛男のFXで稼ぐ51の法則 最新版


ゾーン 「勝つ」相場心理学入門/マーク・ダグラス著

恐怖心ゼロ、悩みゼロで、結果は気にせず、ルールを守って淡々とトレードし、ただその瞬間に「するだけ」の境地「ゾーン」に達することを目指した心構えが説かれています。

ルールに沿ってエントリー根拠が確定したら、コインを入れてスロットマシーンを回すような。決して「777」がそろう事を期待せず、興奮もせず、淡々とトレードする。
利益を出す為には、次に何が起こるか知る必要はないことを教えてくれます。

私自身がメンタルのぶれに悩んでいた時に出合った本で、根拠の弱いエントリーを減らし、トータル収支の向上につながりました。
こちらの本はオーディオブックもおすすめします。

ゾーン 「勝つ」相場心理学入門


ゾーン 最終章/マーク・ダグラス、ポーラ・T・ウエッブ著

私がトレードにおけるメンタルコントロールの重要性と勝つためのコツを学んだ前著ゾーン~「勝つ」相場心理学入門の最終まとめ本です。

2015年に亡くなったマークダグラスの妻ポーラ・T・ウエッブが残された原稿をまとめた内容で、前著のゾーンで語られたことが具体的にどういうことなのかを実例を挙げてわかりやすく書かれています。

これから購入を検討される方は、こちらの最終章の方がよいかもしれません。2017年8月に出版されましたが、こちらの本はオーディオブックもおすすめします。

ゾーン 最終章


投資苑(とうしえん) 心理・戦略・資金管理/アレキサンダー・エルダー著

世界13か国語に翻訳され、各国で超ロングセラー
精神分析医の著者がプロのトレーダーになって書いた心理学的アプローチの相場本です。

トレーディング上達のカギは群集心理を理解することが需要であり、マーケットに参加した投資家が抱くあらゆる心理状態を基に分析した、チャート分析、トレーディング戦略、マネー・マネジメントについて丁寧にまとめられています。

また、心理面では資金管理を行ってリスクにさらす金額を管理すること、少しづつ着実に資産を増やしていくこと、勉強して努力して自分自身を成長させるさせることの重要性が説かれています。

テクニカルでは特にローソク足シグナルの解説はわかりやすく、その強弱や背景となる市場心理が詳細に解説されているところなどは勉強になりました。

ちょっと高めでページ数も多いですが、トレードに必要な資金管理、メンタル、テクニカルを1冊で学べると考えると、とてもよい本だと思います。

投資苑(とうしえん) 心理・戦略・資金管理


世紀の相場師ジェシー・リバモア/リチャード スミッテン著

ジェシー・リバモアは1929年世界大恐慌を予測し、暴落のさなかに一人勝ちをおさめた伝説の相場師です。その華麗なる生涯と、類い希な相場眼と強靱な精神力が生んだ「投資の鉄則」は、世紀を超えてウォール街に息づいています。

株式売買のタイミングを計るピボタル・ポイント理論、資金管理の法則、相場の心理学などをまとめた【リバモア 投資の鉄則】付。

天国と地獄を見たリバモアの生涯が劇的に描かれており、読み物として非常におもしろいです。

世紀の相場師ジェシー・リバモア


マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣/ジャック・D. シュワッガー著

本書は、世にこれほどすごいヤツたちがいるのか、ということを知らしめたウィザードシリーズの記念すべき第一弾です。

「本書を読まずして、投資をすることなかれ」とは世界的なトップトレーダーがみんな口をそろえて言う「投資業界での常識」だそうです。

一般トレーダーとは別世界ですが、参考になることも多く書かれています。各章は短いので読み物として読みやすく、おもしろいです。

マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣


マーケットのテクニカル分析/ジョン・J・マーフィー著

テクニカルの名著でベストセラーだった『先物市場のテクニカル分析』を約30年ぶりに全面改定し、2017年11月に発売されたものです。旧版は先物市場が対象にもかかわらず、FXでも参考になることが多くおすすめ本としてました。

この新版は最近の金融商品にも対応するようにFXや株式、金利、株価指数も含めた内容となっており、この30年で新たに生まれたテクニカル手法やチャート分析法なども網羅されています。

テクニカル分析においてはバイブルと考えて間違いないと思います。

ボリュームもかなりありますので、全てを理解しようとするのではなく、まずはダウ理論、トレンドの基本概念、移動平均線などメジャーな内容を読んで、気になる内容だけをじっくり読むような使い方が向いていると思います。

書籍としてはかなり高価ですが、トレードのバックグラウンドとして本書のテクニカルを身につければ、十分すぎるリターンが得られると思います。

マーケットのテクニカル分析


プライスアクションとローソク足の法則/アル・ブルックス著

成功するトレーダーになるための鍵は、機能するシステムを見つけて、それに従うことが重要。プライスアクションを理解し、価格チャートを1本の足ごとに読むことで、隠れていたパターンが見えてくる!

この本はたいへん有効なことが書いてあるのですが、説明不足で難解なため、初心者には向いていません。そのためアマゾンでのレビュー点数が低いです。私もゆっくり2回読んで、書かれていることの重要さが理解できるようになりました。

一般的なFX解説本を読んで半年くらいは実際のトレード体験してみてからでよいと思います。

第2部の「トレンドラインとチャネル」で解説されているプライスアクション(ローソク足から判断する相場の動き)がトレードに大変役立ちます。

「このチャートのさらに深い議論」という詳細な解説は読み飛ばしてい大丈夫です。

トレードで安定して勝つためのチャートの読み取り方が詳しく書かれているため、理解するだけの価値は十分あると思います。

シリーズの赤い本は内容がほぼ同じでもっとわかりにくいのでこちらの方が良いと思います。

プライスアクションとローソク足の法則


FXメタトレーダー4&5一挙両得プログラミング/豊嶋久道著

メタクオーツ社のFXトレードソフトとして人気があるのは、依然としてMT4です。その大きな理由として、MT5のプログラミング言語であるMQL5が、MQL4の単なるバージョンアップでは なく、一部を除き「互換性がない」ことが挙げられます。

MT4で作成したプログラムが、そのままではMT5に、ほとんど再利用できないことが、MT5への移行に大きく立ちはだかっている“壁”となっている状態です。
そこで豊嶋さんは、共通の部品となる「オリジナルライブラリー」を作成されました。これを利用すれば、自動売買プログラムの“肝”である売買ロジックの部分が、MQL4でもMQL5でも、ほぼ同じような書式で記述できるようになっています。

本書は、オリジナルライブラリーを利用したMQL4/MQL5プログラムの作成手順につ いて解説した“一挙両得書”です。また、自動売買システムの評価や最適化をMT5 でも体験できるよう紹介されています。
豊嶋さんの本は私も持っていまおり、実践的なプログラミングを学べる本だと思います。

FXメタトレーダー4&5一挙両得プログラミング

こちらで紹介させていただいている本はトレーダーズショップの取扱いとなります。トレーダーズショップはFX、株式投資、商品先物取引などに関する本、オーディオブックなど、投資関連専門に扱う日本最大の通販サイトです。投資家にとって良い本を見つけやすいサイトだと思います。使い勝手はアマゾンと大差ありません。送料は無料ですし、私も投資関連の本、オーディオブックではいつも利用しています。

トレーダーズショップ商品検索:


おすすめオーディオブック

ブログ内トピックス一覧

ブログTOPに戻る

タイトルとURLをコピーしました