2月の相場環境サマリー
ドル円: 月前半に高値から急落(週足包み足大陰線出現)。152〜156円台のレンジで方向感模索。月末は関税違憲判決でさらに不安定化
主要テーマ:週足包み足大陰線(ドル円・ユーロ円・ポンド円)、米最高裁トランプ関税違憲判決(2/20)、大口の円買い観測、米雇用統計後の急上昇が円買いで打ち消される
通貨強弱:円買い傾向(IMMで買い越し転換)。豪ドルが強さ維持。ユーロ買い越し拡大。ポンドは売り越し拡大
週間予想の振り返り
第1週(2/2週)|為替介入警戒継続で大変動注意
前週足はドル円・ポンド円・豪ドル円が陽線、ユーロ円・ユーロドルが陰線。先々週の急落はレートチェックのみで実弾介入はなし(介入実績発表で確認)。日米協調のレートチェックは市場への影響大。衆院選が終わるまで円安方向に動きにくい環境。ドルストレート(ユーロドル、ポンドドル、豪ドルドル)の方が取り組みやすいとの判断。
ドル円:154.47円サポートに注目。レートチェック後152円台まで急落→154円台後半に回復。チャネル下側でN字上昇の切り取り狙い。
ユーロ円:182.56円サポートに注目。為替介入警戒で上に行きにくく、4時間足レンジ下限から上昇切り取り。
ポンド円:210.63円サポートに注目。為替介入警戒で上値重い。レンジ下限210円からの急落後N字上昇狙い。
豪ドル円:107.27円サポートに注目。ユーロ円・ポンド円と比較して強い動き。109円まで狙い。
ユーロドル:1.1730ドルサポートに注目。日足買い目線で4時間足上昇トレンドの買いチャンス待ち。
注目イベント:RBA政策金利、BOE政策金利、ECB政策金利、米雇用統計、米ISM
第2週(2/9週)|ドル円以外のドル売りに大注目
ドル円:一旦様子見。157円台に入り上値やや重い。為替介入のトリガーがどこにあるか目が離せない。
ユーロ円:182.56円サポートに注目。4時間足MAサポートで185円台後半まで回復。為替介入警戒で円安トレンド勢いが強いと様子見。
ポンド円: 213.25円サポートに注目。週明け急上昇→急落→再上昇で214円。ポンドドルの方が狙いやすい。
豪ドル円:109.00円サポートに注目。106円台から110円台へ急上昇。豪ドルドルの方が狙いやすい。
ユーロドル:1.1837ドルサポートに注目。日足MAサポート、IMMでも買い越し傾向。ドル売り介入があればプラス方向で最注目ペア。
注目イベント: 米雇用統計(変則2/11発表)、米CPI
第3週(2/16週)|包み足大陰線出現で一旦反発待ち
ドル円:注目チャート。154.64円上抜けに注目。週足包み足大陰線で週足MA下抜け。一旦反発待ちからの戻り売り狙い。
ユーロ円:182.62円上抜けに注目。週足包み足大陰線出現で上値重い。安値切り上げ上昇チャネル形成なら買い。
ポンド円:210.50円上抜けに注目。週足包み足大陰線。MAの強い下抜けとレジスタンス確認からの戻り売り。
豪ドル円:109.00円上抜けに注目。先々週の大陽線を打ち消す大陰線(2本足反転)。日足MAにかかっており反転上昇なら再度高値試し。
ユーロドル:1.1837ドルサポートに注目。4時間足トレンド感が弱くMAサポート待ち。
注目イベント:FOMC議事録、米四半期GDP
第4週(2/23週)|大陰線からの戻り上昇に注目
前週足はドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円が陽線、ユーロドルが陰線。先々週の大陰線からの戻りは通貨ペアで差が出て、ドル円・豪ドル円は強めの戻り、ユーロ円・ポンド円は弱い。
トランプ関税の最高裁違憲判決(2/20)の市場への影響は一巡待ち。IMMでは円買い傾向が継続のため日足以上はもみ合いレンジを想定。
ドル円:注目チャート。155.60円上抜けに注目。大陰線から半分戻し、日足MAにかかる。上抜けでN字上昇狙い。
ユーロ円:183.47円上抜けに注目。4時間足MAサポートからの上抜け待ち。
ポンド円:209.67円上抜けに注目。4時間足MAサポートからの三角持ち合い上抜け。
豪ドル円:4時間足MAサポートに注目。レンジ想定で上限110.50円。新高値更新は重い可能性。
ユーロドル:1.1668ドルに注目。日足チャネル下値余地あり。日足目線ラインまで調整しての反発が理想。
注目イベント:特に大きな注目イベントなし。サプライズによる変動に要警戒
2月の通貨ペア別トレンドまとめ
ドル円
月初→月末の方向:↓→→ 急落後もみ合い
月間の主要レンジ:152.08円~156.72円
特記事項:週足包み足大陰線出現。月末は155円台で方向感模索
外為どっとコム/ドル円 日足チャート
ユーロ円
月初→月末の方向:↓→→ 急落後もみ合い
月間の主要レンジ:180.12円~184.78円
特記事項:週足包み足大陰線。戻りが弱い
外為どっとコム/ユーロ円 日足チャート
ポンド円
月初→月末の方向:↓→→ 急落後もみ合い
月間の主要レンジ: 207.00円~211.57円
特記事項:週足包み足大陰線。上値重い
外為どっとコム/ポンド円 日足チャート
豪ドル円
月初→月末の方向:→ もみ合い(安値切り上げ)
月間の主要レンジ:106.84円~110.50円
特記事項:大陰線後も日足MA付近で反発。相対的に強い
外為どっとコム/豪ドル円 日足チャート
ユーロドル
月初→月末の方向:→ もみ合い〜やや上
月間の主要レンジ:1.1668ドル~1.1928ドル
特記事項:日足レンジ内。関税違憲判決でドル安方向
外為どっとコム/ユーロドル 日足チャート
シカゴIMMポジション推移(2月)
| 通貨 | 月初差引 2/3 | 月末差引 2/24 | 変化 |
| 円/ドル | -19,222 | 11,539 | 買い越し転換 |
| ユーロ/ドル | 163,361 | 156,856 | ほぼ横ばい |
| ポンド/ドル | -13,911 | -57,072 | 売り越し大幅拡大 |
| 豪ドル/ドル | 26,118 | 52,644 | 買い越し拡大 |
2月の主要イベントと相場への影響
堅調な結果でドル円が急上昇するも、大口の円買いで打ち消される。円売り勢力が様子見に
– 週足包み足大陰線出現(2/9週)
ドル円・ユーロ円・ポンド円で同時に出現。テクニカル的にトレンド転換シグナル
– FOMC議事録(2/19)
利上げ方向の議論が継続していることを確認
– 米最高裁トランプ関税違憲判決(2/20)
6対3でIEEPAに基づくトランプ関税を「違憲」と判断(日経新聞、CNN等報道)。米株急騰・ドル安に
– トランプ大統領の対抗措置(2/20)
判決直後に「150日間グローバル関税10%」の大統領令に署名。不確実性が再び拡大
– 関税還付訴訟リスク
1,330億ドル(約20兆円)規模の還付訴訟が相次ぐ可能性が報道される
2月の振り返りと3月への展望
各週の詳細記事リンク
– [【ドル円予想他】2/2週|為替介入警戒継続で大変動注意]
– [【ドル円予想他】2/9週|ドル円以外のドル売りに大注目]
– [【ドル円予想他】2/16週|包み足大陰線出現で一旦反発待ち]
– [【ドル円予想他】2/23週|大陰線からの戻り上昇に注目]
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