【2026年1月】ドル円・クロス円・ユーロドル 月間まとめ|日米レートチェックで159円→153円急落の1ヶ月

テクニカル分析だけでなく、ファンダメンタル情報も含めた月間まとめです。

 

2026年1月の為替相場は、月前半にドル円が159円台半ばまで上昇したものの、1月23日に日米協調でのレートチェックが実施されドル円は一時153円台まで約6円の急落。
衆院選を前に「円安阻止」の強い意思が示され、月後半は不安定な相場が続きました。
豪ドルは他通貨に対しても強さを見せ、ユーロドルは月末に上昇転換しました。

 

各週の予想と主要通貨の月間トレンドを振り返ります。

1月の相場環境サマリー

 

ドル円:月前半に159.46円まで上昇→1/23レートチェックで153.30円まで急落→月末は154〜155円台で不安定なもみ合い

主要テーマ:日米協調レートチェック(1/23)、衆院選前の為替介入警戒、高市相場の円安vs日銀の円安阻止、トランプ大統領の地政学リスク

通貨強弱:月前半はドル強・円弱。レートチェック後は円が急速に回復。豪ドルは月間を通じて相対的に強い

週間予想の振り返り

第1週(1/5週)|休載/まとめ無し

第2週(1/12週)|4時間足レンジ下限サポート待ち

前週足はドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円が陽線、ユーロドルが陰線。円安傾向は続くが、トランプ大統領発端の地政学リスクや日本の政情が大きな変動トリガーになりやすい。
ドル円・クロス円は4時間足レンジ上限に近いため次の波待ち。チャンスが来るまで待つ姿勢が重要。

ドル円:157.29円サポートに注目。4時間足上昇チャネル上限付近で買いリスクやや高い。押し待ち。

ユーロ円:183.40円サポートに注目。4時間足トレンド転換で安値切り上げの上昇チャネル形成を期待。調整波待ち。

ポンド円: 211.00円サポートに注目。2024年7月の週足高値を上抜け済みだが上値追いは慎重。

豪ドル円:105.00円サポートに注目。上昇トレンドも勢い不安定。日足MAの上昇を待つ。

ユーロドル:1.1668ドル攻防に注目。日足レンジが狭まる可能性。短期足での勢いある動きの切り取り。

注目イベント: 米CPI

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第3週(1/19週)|調整後のサポート見極めが肝心

前週足はドル円・豪ドル円が陽線、ユーロ円・ポンド円・ユーロドルが陰線。ドル円・クロス円は週足の上ヒゲが長くなっており、もみ合い・大きめの日足調整に入る可能性。
4時間足MAの上抜け後にサポートされるかが焦点。地政学リスクによる予定外ニュースに警戒。

ドル円:157.70円サポートに注目。日足調整だがもう少し深く押す可能性。4時間足のサポートラインがはっきりするまで待ち。

ユーロ円:182.63円サポートに注目。4時間足の下げ勢いが強く、反転上昇に時間がかかる可能性。

ポンド円:210.49円サポートに注目。4時間足の下降勢いがまだ強い。しっかりと反転確認後のN字上昇待ち。

豪ドル円:105.00円サポートに注目。大きめの調整。4時間足のしっかりとしたサポート確認待ち。

ユーロドル:1.1640ドル抵抗に注目。4時間足下降トレンドラインまでの戻り確認後の売りを試す。

注目イベント:米四半期GDP改定値、日銀金融政策決定会合

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第4週(1/26週)|為替介入を警戒した不安定相場

前週足はドル円が陰線、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円・ユーロドルが陽線。金曜日(1/23)の急激な動きで買いポジションに損失発生。

日銀の為替介入(レートチェック)が実施された可能性。選挙中の円安進行で物価高懸念が広がることに警戒した先手だったか。週明けの市場反応が焦点。

ドル円:154.47円サポートに注目。レートチェック後で買いもリスク大きい。155円買い→157円売りの妄想レンジ。小さく攻める。

ユーロ円:183.47円サポートに注目。変動の大きな相場予感。安値はリスク抑えたロットで買い、ドル円を見ながら早めに利確。

ポンド円:212.25円サポートに注目。日足MAサポートと合わせての4時間チャネル内上昇狙い。214円以上の伸び過ぎに警戒。

豪ドル円:06.70円サポートに注目。豪ドルはドル・ユーロ・ポンドに対しても強い。4時間足サポートからの買いチャンス。

ユーロドル:1.1715ドルサポートに注目。週足MAサポートで日足MAも勢いよく上抜け。ドル円・クロス円より取り組みやすい。

注目イベント:FOMC政策金利、欧四半期GDP速報値、為替介入実績公表

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1月の通貨ペア別トレンドまとめ

ドル円

月初→月末の方向: ↑→急落→もみ合い
月間の主要レンジ:153.30円~159.46円
特記事項:月半ばに159円台到達→1/23レートチェックで153円台急落
外為どっとコム/ドル円 日足チャート

ユーロ円

月初→月末の方向:→ もみ合い(やや上)
月間の主要レンジ:182.63円~185.56円
特記事項:週足上ヒゲ長く上値重い。4時間足調整入り
外為どっとコム/ユーロ円 日足チャート

ポンド円

月初→月末の方向:→ もみ合い
月間の主要レンジ: 210.49円~214.28円
特記事項:2024年7月週足高値を超えるも持続せず
外為どっとコム/ポンド円 日足チャート

豪ドル円

月初→月末の方向:↑ 上昇
月間の主要レンジ:104.36円~109.00円
特記事項:月間で最も強い通貨。ドル以外にも対ユーロ・ポンドで強い
外為どっとコム/豪ドル円 日足チャート

ユーロドル

月初→月末の方向:↓→↑ 転換
月間の主要レンジ:1.1546ドル~1.1928ドル
特記事項:月前半は下降→月末にレートチェック後ドル売りで上昇転換
外為どっとコム/ユーロドル 日足チャート

シカゴIMMポジション推移(1月)

 

 通貨  月初差引 1/6  月末差引 1/27  変化
 円/ドル 8,815 -33,933 売り越し転換
 ユーロ/ドル 162,812 132,134 買い越し縮小
 ポンド/ドル -30,538 -16,162 売り越し縮小
 豪ドル/ドル -18,960 7,146 買い越し転換(買い方向へ)
円のIMM ポジションが月初+8,815(買い越し)から-33,933(売り越し)に急転換したのが月間最大の変化。1月前半の円安(159円台)局面で投機筋が円売りに傾いた後、1/23のレートチェックで急落するも、月末のIMMデータ(1/27集計)にはまだ反映されていない可能性あり。

1月の主要イベントと相場への影響

 

– 年始のトランプ地政学リスク(月初)
2026年もトランプ発言が変動トリガーとして意識される
– ドル円159円台到達(1/14頃)
高市相場の円安再加速で159.46円の高値をつける
– 日銀金融政策決定会合(1/23-24)
政策金利0.75%で据え置き。植田総裁会見後に円安が一時進行(159円台後半)
– 日米協調レートチェック実施(1/23)
日銀会合後の16:40頃に突如円高進行。ドル円は159円台から一時153.30円まで約6円急落。米FRBが1月下旬のレートチェック実施を後に認める(2月FOMC議事録で判明、FNN報道)
– FOMC政策金利(1月末)
据え置き
– 衆院選前の為替介入警戒
選挙期間中の円安進行を阻止したい政府の意思がレートチェックの背景に

1月の振り返りと2月への展望

 

– 日米協調レートチェックのインパクトが極めて大きかった。「実弾介入ではないレートチェックだけで6円動く」という事実は、2月以降の為替介入警戒のベースに。
– 4時間足レンジ上限(159円台)での高値追いリスクが実際に顕在化。「チャンスが来るまで待つ」姿勢の重要性が証明された。
– 記事でも繰り返し「為替介入に警戒」「高値追いリスク」「ロット控えめ」が推奨されており、結果的に1/23の急落でその判断が正しかったことに。
– 豪ドルは月間で最も安定して強く、ドル・ユーロ・ポンドに対しても上昇。「ドル円より取り組みやすい」とのコメントは的確だった。
– ユーロドルは月末に上昇転換。レートチェック後のドル安でユーロドルが買われ、2月以降の上昇トレンドの起点に。
– 2月は選挙結果(高市相場継続)と、レートチェック後の不安定相場が継続するかが焦点。
このまとめは当ブログの各週の予想記事、公開のニュースを基に、月間のトレンドとポイントを整理したものです。投資判断は自己責任でお願いいたします。

各週の詳細記事リンク

 

[【ドル円予想他】1/12週|4時間足レンジ下限サポート待ち]
[【ドル円予想他】1/19週|調整後のサポート見極めが肝心]
[【ドル円予想他】1/26週|為替介入を警戒した不安定相場]

 

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