週足大陰線で下降トレンド加速か【2024年12月】

週足大陰線で日足トレンドの下降が鮮明となっています。

先週足は、ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円が陰線、ユーロドルが陽線でした。

先週は、ドル円、クロス円共に下げの勢いが強かったです。

機関投資家もトランプ2.0に向けたトレンド転換の

かじ取りに動いているのかもしれません。

相場は売りと買いの波で形成されます。

下げの勢いがあっても、

どこかで大きな反発上昇が想定されます。

ロットサイズは小さめで大波を乗り切りましょう。

日足MA、4時間足MA、4時間足水平ラインは

特に注目していきたいと思います。

初心者にも役立つ悠々自適なFX塾は更新できておりませんが、またそのうちに記事を追加したいと思います。

相場狙い処

チャート型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。

MAは21EMAを使用しています。

狙い目となるN字上昇は、

きっかけとなった時間足ラインを上抜けた後、

ダブルボトムまたは安値切り上げで

N字の形で上昇するところです。

狙い目となるN字下降は、

きっかけとなった時間足ラインを下抜けた後、

ダブルトップまたは高値切り下げで

N字の形で下降するところです。

エントリー後、きっかけとなったラインを

反対側に5pips抜け、ローソク足実体抜け確定で

損切が前提です。

損切は利益を得るための許容しなければならないコストですよ。

＜今週のドル円＞

週足：→　日足：↓　4時間足：↓

先週1時間足チャート型：下降基調

先週は、

4時間足の三角持ち合い収束から、

4時間足MAに抑え込まれる形になりました。

4時間足ライン153.27円を下抜けると

雪崩のごとく急落となり

日足目線ライン151.27円も下抜けて

149円台半ばまで下げています。

先週末は1時間足でややもみいとなりましたが、

1時間足ライン149.45円をしっかり下抜けると

147円台前半くらいまで強そうなサポートラインが感じられません。

今週もそれなりに下げる、

急落して急上昇といった大きな変動に

注意が必要です。

今週は、

買い：1時間足ライン151.94円をしっかり上抜けN字上昇（日足MAを上抜けていることが前提）

売り：1時間足ライン149.45円しっかり下抜けN字下降

売り：1時間足ライン150.52円のレジスタンス確認後、1時間足MA下抜けN字下降

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：151.27円

注目水平ライン：153.27円、151.94円、150.52円、149.45円

となります。

外為どっとコム/ドル円4時間足チャート

＜今週のユーロ円＞

週足：↓　日足：↓　4時間足：↓

先週1時間足チャート型：下降基調

先週は、

先々週急落から若干戻りましたが

日足目線ライン161.86円をしっかり上抜けることができず、

4時間足MAのレジスタンスと

1時間足ダブルトップ崩れから

再び急落となり、158円台前半まで下げています。

下げの勢いが強いため、

今週は戻り売り狙いが有力ですが、

先週末のサポートとなった1時間足ライン158.02円は

週足でも意識されているラインなので

強い戻りになる可能性もあるため、注意が必要です。

今週は、

買い：日足目線ライン161.86円をしっかり上抜けN字上昇

売り：1時間足ライン158.02円をしっかり下抜けN字下降（日足実体で下抜けることの確認が必要）

売り：1時間足ライン160.32円のレジスタンス確認後、4時間足MA、1時間足MAを下抜けN字下降

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：161.86円

注目水平ライン：160.32円、158.88円、158.02円

となります。

外為どっとコム/ユーロ円4時間足チャート

＜今週のポンド円＞

週足：→　日足：↓　4時間足：↓

先週1時間足チャート型：下降基調

先週は、

若干の戻り上昇となったものの

先週金曜日の戻り高値を切り下げる動きからの

急落となり、190円台前半まで下げました。

今週はユーロ円同様に戻り売り狙いとなりますが、

先週末のサポートとなった1時間足ライン190.14円は

週足でも意識されるラインであるため

意外と強く戻す可能性もあるので注意がい必要です。

今週は、

買い：日足目線ライン193.50円をしっかり上抜けN字上昇

売り：日足ライン189.60円をしっかり下抜けN字下降

売り：1時間足ライン192.46円のレジスタンス確認後、4時間足MA、1時間足MAを下抜けN字下降

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：193.50円

注目水平ライン：194.61円、192.46円、190.14円、189.60円

となります。

外為どっとコム/ポンド円4時間足チャート

＜今週の豪ドル円＞

週足：→　日足：↓　4時間足：↓

先週1時間足チャート型：下降基調

先週は、

週明けの101円タッチの上昇から

一転して下降トレンドとなりました。

日足目線ライン100.00円を強く下抜けた後は

少し戻しては売り勢力優勢で97円台半ばまで下げています。

日足ライン98.00円を日足実体で下抜けたことで

日足での下降トレンドが鮮明になっています。

今週は、

買い：日足目線ライン100.00円をしっかり上抜けN字上昇

売り：1時間足ライン97.43円をしっかり下抜けN字下降

売り：日足ライン98.00円のレジスタンス確認後、4時間足MA、1時間足MAを下抜けN字下降

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：100.00円

注目水平ライン：98.72円、97.43円

となります。

外為どっとコム/豪ドル円4時間足チャート

＜今週のユーロドル＞

週足：↓　日足：↓　4時間足：→

先週1時間足チャート型：上昇もみ合い

先週は、

週足ライン1.0350ドル付近のサポートが

意識されたのか、反発上昇となり、

4時間足MAを上抜けました。

目先のレジスタンスは

日足MAと4時間足ライン1.0609ドルですね。

そこで戻り売りが強くなると安値確認に行き、

しっかり上抜けてくると、次の目標は、

日足目線ライン1.0726ドルになるようなイメージです。

今週は、

買い：4時間足ライン1.0609ドルをしっかり上抜けN字上昇（リスク高いのでスキャルピングのみ）

売り：4時間足ライン1.0609ドルのレジスタンス確認後、1時間足MA下抜けN字下降

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：1.0726ドル

注目水平ライン：1.0609ドル、1.0526ドル、1.0424ドル

となります。

外為どっとコム/ユーロドル4時間足チャート

今週の経済指標とイベント

今週で注目すべきもの（★）、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、

12/2
17:55 (独) 11月 製造業購買担当者景気指数（PMI、改定値）
18:00 (欧) 11月 製造業購買担当者景気指数（PMI、改定値）
18:30 (英) 11月 製造業購買担当者景気指数（PMI、改定値）
19:00 (欧) 10月 失業率
23:45 (米) 11月 製造業購買担当者景気指数（PMI、改定値）
24:00 (米) 11月 ISM製造業景況指数 ★
24:00 (米) 10月 建設支出

12/3
24:00 (米) 10月 雇用動態調査（JOLTS）求人件数 ★

12/4
09:30 (豪) 7-9月期 四半期国内総生産（GDP）★
17:55 (独) 11月 サービス部門購買担当者景気指数（PMI、改定値）
18:00 (欧) 11月 サービス部門購買担当者景気指数（PMI、改定値）
18:30 (英) 11月 サービス部門購買担当者景気指数（PMI、改定値）
19:00 (欧) 10月 卸売物価指数（PPI）
21:00 (米) MBA住宅ローン申請指数
22:15 (米) 11月 ADP雇用統計 ★
23:45 (米) 11月 サービス部門購買担当者景気指数（PMI、改定値）
23:45 (米) 11月 総合購買担当者景気指数（PMI、改定値）
24:00 (米) 11月 ISM非製造業景況指数 ★
24:00 (米) 10月 製造業新規受注
27:45 (米) パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長発言 ★

12/5
18:30 (英) 11月 建設業購買担当者景気指数（PMI）
19:00 (欧) 10月 小売売上高
21:30 (米) 11月 チャレンジャー人員削減数
22:30 (米) 10月 貿易収支
22:30 (米) 新規失業保険申請件数
22:30 (米) 失業保険継続受給者数

12/6
19:00 (欧) 7-9月期 四半期域内総生産（GDP、確定値）★
22:30 (加) 11月 失業率
22:30 (米) 11月 雇用統計 ★★
24:00 (米) 12月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値

今週は、月初ですので米労働3指標、特に金曜日の雇用統計は大注目です。

＜シカゴIMMポジション情報＞

CFTC（全米先物取引委員会）集計によるシカゴIMM通貨先物　投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。

11/26のデータがまだアップされていないようです。

アップされたら更新します。

（下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れて下の方AUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです）

CFTC Commitments of Traders Long Report - CME (Futures Only)

This is the viewable version of the most recent release of the CME long form futures only commitments report.

www.cftc.gov

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