【2026年4月】ドル円・クロス円・ユーロドル 月間まとめ|イラン停戦難航と160円台突入・介入警戒の1ヶ月

テクニカル分析だけでなく、ファンダメンタル情報も含めた月間まとめです。

 

2026年4月の為替相場は、イラン情勢の停戦合意と再度の不透明化が繰り返される中、ドル円が2024年7月以来の160円台に突入し為替介入への警戒が高まりました。
豪ドルはV字復活を見せ、ユーロドルは日足MA上抜けで注目チャートに3週連続選出。月末には4/30の為替介入(と見られる急落)が発生し、5月へ緊張を引き継ぐ展開でした。

 

各週の予想と主要通貨の月間トレンドを振り返ります。

4月の相場環境サマリー

 

ドル円: 月初159円台→160円台突入。2024年7月月足高値161.94円に接近し、片山財務相の口先介入が相次ぐ。月末4/30に介入と見られる急落発生

主要テーマ:イラン停戦合意→交渉難航→ホルムズ海峡一時解放報道→再び不透明化、FOMC・日銀・BOE・ECB政策金利(月末集中)、為替介入警戒

通貨強弱:月前半はドル最強・豪ドル最弱→月半ばに豪ドルV字復活で最強に転換。ユーロはポジション変動が激しい

週間予想の振り返り

第1週(4/6週)|豪ドルの復活に期待

前週足はドル円・ユーロ円・ポンド円が陰線、豪ドル円・ユーロドルが陽線。イラン情勢の先行き不透明感で市場は不安定。4時間足レンジ・チャネルに注目してMA抜けN字を小さく狙う方針。

ドル円:159.73円上抜けに注目。トランプ大統領発言に振り回されつつ、4時間足チャネル確認の押し目買い。

ユーロ円:183.47円サポートに注目。日足三角持ち合い上抜け後も上値重く、4時間足三角持ち合い形成の気配。

ポンド円:211.43円上抜けに注目。日足で高値切り下げも週足上昇トレンド維持。

豪ドル円:注目チャート。110.50円上抜けに注目。弱含んでいた豪ドル円が持ち直しの兆し、日足MA上抜け待ち。

ユーロドル:1.1625ドル抵抗に注目。日足レンジ下限付近で4時間足三角持ち合い。

注目イベント:FOMC議事要旨、米GDP確定値、米PCE、米CPI

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第2週(4/13週)|日足MA上抜けで上昇チャネルに注目

前週足はドル円が陰線、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円・ユーロドルが陽線。アメリカ・イラン戦争は停戦合意するも交渉難航。
ユーロ円・ポンド円は最天井付近で攻めにくいが、豪ドル円とユーロドルに注目。

ドル円:158.00円サポートに注目。不安定なレンジで急変動に警戒。

ユーロ円:185.50円サポートに注目。日足レンジ上限付近。

ポンド円:213.29円サポートに注目。日足上昇トレンド継続も上値が重い。

豪ドル円:112.04円サポートに注目。先週注目チャートの続き、4時間足MAサポート確認でもうひと伸び期待。

ユーロドル:注目チャート。1.1625ドル抵抗に注目。日足MAを強く上抜けて目線ライン超え、上昇チャネルに注目。

注目イベント: 日銀総裁発言、中央銀行総裁発言多数

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第3週(4/20週)|大きなローソク足から次の流れを見極め

前週足はドル円が陰線、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円・ユーロドルが陽線。ホルムズ海峡の解放とのニュースが伝わり収束が見えかけたが再び先行き不透明に。
各通貨ペアとも4時間足で長めのローソク足が出現し、まず落ち着きを待つ姿勢。

ドル円:4時間足下降チャネルライン抵抗に注目。片山財務相の口先介入で高値追い困難。

ユーロ円:185.86円サポートに注目。日足レンジ上限付近維持。

ポンド円:213.29円サポートに注目。日足上昇チャネル維持だが上値重い。

豪ドル円:112.04円サポートに注目。日足MA上で推移。

ユーロドル:注目チャート(2週連続)。1.1722ドルサポートに注目。押しとサポート確認後の4時間足MA上抜けに注目。

注目イベント:重要指標少なめ。イラン・ホルムズ海峡関連ニュースに警戒

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第4週(4/27週)|4時間足MA上抜けに注目

前週足はドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円が陽線、ユーロドルが陰線。中東情勢は先行き不透明だが相場は広めのレンジ。政策金利発表が集中する週。

ドル円:4時間足MA上抜けに注目。押し目買い継続だが介入警戒。

ユーロ円:4時間足MA上抜けに注目。ユーロドルの動きに連動。

ポンド円:日足レンジ内。政策金利イベント待ち。

豪ドル円:日足レンジ高値圏。ドルが強く豪ドルがやや下降。

ユーロドル:注目チャート(3週連続)。4時間足MAを上抜け、サポート確認後の上昇に注目。

注目イベント:FOMC政策金利、日銀金融政策決定会合、BOE政策金利、ECB政策金利

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4月の通貨ペア別トレンドまとめ

ドル円

月初→月末の方向:↑ 上昇→月末急落
月間の主要レンジ:158.00円~160.45円
特記事項:160円台突入後、4/30に介入と見られる急落
外為どっとコム/ドル円 日足チャート

ユーロ円

月初→月末の方向:→ もみ合い(高値圏)
月間の主要レンジ:183.47円~185.86円
特記事項:日足三角持ち合い上抜け後も上値重い
外為どっとコム/ユーロ円 日足チャート

ポンド円

月初→月末の方向:→ もみ合い
月間の主要レンジ: 209.60円~214.20円
特記事項:日足上昇チャネル維持だが高値更新できず
外為どっとコム/ポンド円 日足チャート

豪ドル円

月初→月末の方向:↑ V字復活
月間の主要レンジ:108.75円~114.70円
特記事項:月初弱含み→V字復活で日足MA上抜け
外為どっとコム/豪ドル円 日足チャート

ユーロドル

月初→月末の方向:↑ 上昇
月間の主要レンジ:1.1483ドル~1.1722ドル
特記事項:日足MA上抜けで3週連続注目チャート
外為どっとコム/ユーロドル 日足チャート

シカゴIMMポジション推移(4月)

 

 通貨  月初差引  月末差引  変化
 円/ドル -72,872 -94,460  売り越し拡大
 ユーロ/ドル 507 41,324 買い越しに大幅転換(ユーロ人気復活)
 ポンド/ドル -52,665 -52,039 ほぼ横ばい
 豪ドル/ドル 81,506 64,887 買い越し縮小(月初の急落で一時減少後も買い継続)
ユーロのポジション変動が最も激しく、月初のほぼゼロ(+507)から月末には+41,324まで買い越しが急拡大。ユーロドルの上昇トレンドと整合しています。円は売り越しが拡大し、ドル円の160円台突入を後押ししました。

4月の主要イベントと相場への影響

 

– イラン停戦合意報道(4月上旬)
停戦合意するも交渉が難航。市場は振り回される展開
– トランプ大統領のイラン交渉期限延期(4/6頃)
「45日間の停戦を協議」「ホルムズ海峡開放しなければ全発電所攻撃」と発言(日経新聞報道)。相場は急変動
– ホルムズ海峡一時解放報道(4月中旬)
収束期待で一時リスクオンとなるも、再び不透明に
– 片山財務相の口先介入(4月下旬)
ドル円160円台で口先介入が相次ぐ。実介入への警戒が高まる
– FOMC政策金利(4/30)
据え置き。利上げ観測が徐々に浮上
– 日銀金融政策決定会合(4/27-28)
政策金利0.75%据え置き
– 為替介入と見られる急落(4/30)
ドル円が急落。後に11.7兆円規模の介入実績として5月に公表

4月のCCFp通貨強弱の推移

 

– 第1週:豪ドルがV字復活の兆し。イラン情勢でレンジ相場
– 第2週:豪ドルがV字上昇で最強、ドルが最弱に
– 第3週:やや円が回復傾向、豪ドルが強さ継続
– 第4週:ドルが強く、豪ドルがやや下降。政策金利ラッシュ前の調整。そしてドル急落。

4月の振り返りと5月への展望

 

– イラン情勢のフェイクニュースも含めた不規則な情報で相場が振り回される中、「丁   寧な判断と慎重なエントリー」が月間テーマだった。
– 豪ドル円のV字復活が月間のハイライト。3月末に急落した豪ドルが日足MA上抜けから強さを取り戻し、IMMポジションも買い越し継続。
– ユーロドルが3週連続で注目チャートに選出。日足MA上抜け→4時間足MA上抜けのプロセスが教科書的に進んだ。
– ドル円160円台突入は2024年7月以来。口先介入→4/30実弾介入(推定)で月末に急落し、5月は介入後の不安定相場に突入。
– ポンド円は月間を通じてレンジで方向感が出ず、トレード機会は少なかった
– 5月は介入後の回復過程と、ドル円の再上昇 vs 介入の攻防がテーマ
このまとめは当ブログの各週の予想記事、公開のニュースを基に、月間のトレンドとポイントを整理したものです。投資判断は自己責任でお願いいたします。

各週の詳細記事リンク

 

[【ドル円・豪ドル円予想】4/6週|豪ドルの復活に期待]
[【ドル円・ユーロドル予想】4/13週|日足MA上抜けで上昇チャネルに注目]
[【ドル円・ユーロドル予想】4/20週|大きなローソク足から次の流れを見極め]
[【ドル円・ユーロドル予想】4/27週|4時間足MA上抜けに注目]

 

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