9月の相場環境サマリー
月初に155円台まで急落(三尊天井形成)→中銀イベント通過後に利上げ背景で159円まで戻り上昇→レートチェックとトランプ円安けん制で調整
主要テーマ:日銀タカ派発言による介入なき急落、ベッセント財務長官「胴元」発言(9/8)、FOMC・日銀利上げ(9/16-18)、日銀レートチェック(9月中旬金曜)、トランプ円安けん制
通貨強弱:月初は円が急騰、その後急落。月半ばの戻り局面では利上げしたドルが強い。
週間予想の振り返り
第1週(9/7週)|戻り上昇狙いも再介入リスク大きい
前週足はドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円が陰線、ユーロドルが陽線。
日銀委員のタカ派発言、米長期金利低下、当局の為替介入警戒により「為替介入がなくても」ドル円が155円台まで急落。
ドル円は三尊天井、ユーロ円・ポンド円も日足で高値切り下げ。慎重に小刻みにエントリーポイントを探る方針。格言「しまったら、しまえ」。
ドル円:156.75円上抜けに注目。週足でMA上抜けの大陰線。4時間足上昇チャネル形成待ち。
ユーロ円:182.00円上抜けに注目。日銀利上げ観測で急落。エントリーしやすくなるまで様子見推奨。
ポンド円:212.38円上抜けに注目。日足レンジ下限210円からのダブルボトム反発待ち。
豪ドル円: 注目チャート。112.75円上抜けに注目。急落の落ち込みが他より弱くCCFpでも強い。
ユーロドル: 1.1640ドル上抜けに注目。日足目線1.1620ドル上抜けも勢い弱い。4時間足上昇チャネル形成しそう。
注目イベント:日本四半期GDP、ECB政策金利、米CPI
第2週(9/14週)|4時間足チャネル形成待ち
ドル円:日米金利イベント通過待ち。155.50円上抜けN字上昇、154.66円下抜けN字下降の両狙い。日銀のハト派姿勢なら潮目転換の可能性。
ユーロ円:中銀イベント通過までもみ合い。ベッセント発言で買いづらい。上値レジスタンスからの下抜け狙い。
ポンド円:中銀イベント通過までもみ合い。慎重姿勢。
豪ドル円:中銀イベント通過までもみ合い。週足MAをしっかり下抜け、日足5連続陰線。
ユーロドル:注目チャート。再び4時間足MA上抜けに注目。日足エリオット第2波→第3波への移行狙い。
注目イベント:FOMC政策金利、BOE政策金利、日銀政策金利、英CPI、日本全国CPI
第3週(9/21週)|荒れた展開で短期足勢いに注目
ドル円:注目チャート(=豪ドル円)とは別にレートチェックで神経質な動き。156.44円サポート確認後の上昇、高値追いは控えめ。
ユーロ円:大きなもみ合い想定。レートチェックで積極的な買い難しく、179.5〜180.5円の三角持ち合い想定。
ポンド円:大きなもみ合い想定。介入警戒で上値重い。ドル円次第。
豪ドル円:注目チャート。押し目から戻り上昇再開。110円サポートから日足111.14円を強く上抜け。
ユーロドル:再び4時間足MA上抜けに注目。日足エリオット第2波継続、ドル利上げで上値重い。
注目イベント:独・欧・英・米PMI速報値、豪失業率、米新築住宅販売件数
第4週(9/28週)|ドル円押し目買いタイミングに注目
前週足はドル円が陽線、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円・ユーロドルが陰線。
ドル円が利上げを背景に伸びたがクロス円は伸び悩み。
クロス円は日足MAがレジスタンス。ドル円は日足MAにサポートされた感があり、週前半でサポートが固まり週末の雇用統計が好調なら再上昇も見込める。
ドル円:注目チャート。慎重に戻り上昇狙い。先週の円売り再開は159円まで。トランプ大統領の円安けん制で調整。先週高値超えで介入警戒。
ユーロ円:1時間足下降波に注目。180.75円レジスタンスで4時間足もみ合い下抜け。下降チャネル内の売り。
ポンド円:4時間足下降チャネルに注目。207円付近まで下降調整想定。
豪ドル円:4時間足下降チャネルに注目。深い調整で戻り売りが出やすい。9/29のRBA政策金利に注目。
ユーロドル:日足下限域もみ合いで様子見。1.135-1.141ドルレンジ想定。
注目イベント:日銀議事要旨、豪RBA政策金利、米GDP確定値、米PCE、米雇用統計、介入実績公表(9/30)
9月の通貨ペア別トレンドまとめ
ドル円
月初→月末の方向:急落→↑ 戻り上昇
月間の主要レンジ:155円台~159円台
特記事項:介入なき急落→利上げで159円回復→レートチェック・トランプけん制で調整
外為どっとコム/ドル円 日足チャート
ユーロ円
月初→月末の方向:急落→もみ合い→↓
月間の主要レンジ:177円台~183円台
特記事項:ベッセント発言で買いづらく、月末は下降チャネル
外為どっとコム/ユーロ円 日足チャート
ポンド円
月初→月末の方向:急落→もみ合い→↓
月間の主要レンジ:207円台~213円台
特記事項:日足高値切り下げ。月末は下降チャネル形成
外為どっとコム/ポンド円 日足チャート
豪ドル円
月初→月末の方向:急落→↑→調整
月間の主要レンジ:110円台~114円台
特記事項:クロス円で相対的に最強もレートチェックで調整
外為どっとコム/豪ドル円 日足チャート
ユーロドル
月初→月末の方向:↑→もみ合い→↓
月間の主要レンジ:1.135ドル~1.1666ドル
特記事項:日足エリオット第2波のもみ合い。ドル利上げで上値重い
外為どっとコム/ユーロドル 日足チャート
シカゴIMMポジション推移(9月)
| 通貨 | 月初差引(9/1) | 月末差引(9/22) | 変化 |
| 円/ドル | -92,227 | +71,982 | 売り越し→大幅買い越しに転換 |
| ユーロ/ドル | -24,925 | -52,334 | 売り越し拡大 |
| ポンド/ドル | -49.575 | -82,586 | 売り越し拡大 |
| 豪ドル/ドル | -39.406 | -46,814 | ほぼ横ばい(やや売り越し拡大) |
9月の主要イベントと相場への影響
– ベッセント米財務長官「胴元」発言(9/8): 円売りを仕掛ける投機筋をけん制。円売り再開を難しくした重要な要人発言
– ECB政策金利(9/10): 0.25%利上げ
– FOMC政策金利(9/16): 0.25%利上げ→ドルの強さにつながる
– BOE政策金利(9/17): 据え置き
– 日銀政策金利(9/18): 0.25%利上げを決定するも、一部メンバーの反対や今後の利上げ見通しの弱さ(ハト派)から、発表後に円安が加速
– 日銀レートチェック(9月中旬金曜): 円安加速を受けて実施。介入警戒感が一気に高まる
– トランプ大統領の円安けん制(9月下旬): ドル円159円到達後、円安をけん制する発言で調整
9月のCCFp通貨強弱の推移
– 第1週: 再び円が急上昇。その他では豪ドルが強く、ポンドが弱い
– 第2週: ベッセント発言もあり再び円が急上昇。その他通貨はひとまとまり
– 第3週: 急落からの戻り上昇で円は急落。戻り局面では利上げのドルの強さが目立つ
– 第4週: ドルが強さを維持、円が再上昇の兆し。豪ドルは元気なし
9月の振り返りと10月への展望
各週の詳細記事リンク
– [【ドル円・豪ドル円予想】9/7週|戻り上昇狙いも慎重に]
– [【ドル円・ユーロドル予想】9/14週|中銀イベント通過待ちのもみ合い]
– [【ドル円・豪ドル円予想】9/21週|荒れた展開で短期足勢いに注目]
– [【ドル円予想】9/28週|ドル円押し目買いタイミングに注目]
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